今日は部下のペットになります

                             作 TEKE・TEKE

「福井君!ちょっと!」
神興物産 輸入食材部 欧州課長の天野由紀子は声を張り上げた。
入社2年目の福井翔太が飛んでくる。
「何かありましたか?」
「何かじゃないわよ!また見積もりの単価間違っているじゃない。何度言ったらわかるの?為替は常に変動しているから、必ず確認してから単価算出しなさいって言っているでしょう? 明日の朝一番で必要なのよ」
「申し訳ありません。すぐにやり直します」

「福井のやつ、また天野課長に怒られているぜ。残業確実だな。あれ、課長のストレス発散に使われているんじゃないか?」
「まあ、いろいろ風当たりが強いんだろう?どこかに当たらなければやってられないさ」
天野由紀子はこの4月から輸入食材部課長に抜擢された。
入社10年にもならないでの課長職は異例の大抜擢である。
前課長が体を壊して入院している間は、入社15年になる吹田係長が課長代理を務めていた。
そして前課長の入院がかなり長引くことになり、退職することになった。
当然、次の課長は吹田がなると、吹田自身も由紀子も思っていたのだが、社長の一声で係長になって1年しかたっていない由紀子が抜擢されたのだった。
由紀子は、父の仕事の関係で、イタリアに3年ほどいたことがあり、イタリア語とフランス語がペラペラだった。
入社面接でそれが評価され輸入食材部に配属されたのだが、社長のヨーロッパ視察の際、同行して通訳を務めたこと、その際生じたトラブルを鮮やかに解決したことを社長が覚えていたのだ。
また輸入食材の7割がイタリア、フランス産であることからも異例の大抜擢となったのだ。
しかし、こうした人事は必ず軋轢を生む。
女性の上司ということで課の男性社員の多くは、やりにくさや反発を覚えた。
もっとも割をくったのは吹田課長代理である。
後輩のしかも女性に、自分がなるはずだったポジションを取られたのである。
吹田は由紀子に対して反発どころか憎しみさえ覚えた。
そして消極的ながら吹田に同調する男性社員がほとんどだったのである。
そんな状況の中、吹田は面従腹背で、由紀子を陥れるチャンスを虎視眈々と狙っていたのだった。

先月、由紀子が新たな食材の卸先を探していたとき、あるレストランチェーンから食材を仕入れたい、という申し出があった。
しかしこれは吹田がそのレストランチェーンのオーナーと組んでおり、オーナーは食材の手配が終わった時点で計画倒産するつもりだったのだ。
だがこれは未遂に終わった。
翔太が、吹田課長代理とレストランオーナーが計画倒産について携帯で話しているのを偶然立ち聞きしてしまい、それを由紀子に告げたのだった。
すんでのところで損失を防げた由紀子は翔太に恩義を感じていた。
もしうっかり契約をしていたら、数千万円の損失を出すところで、良くて左遷、悪ければクビになるところだったのだ。
明確な証拠が無かったため吹田課長代理を問い詰めることは出来なかったが、被害を未然に防いだということで、社内での由紀子の評価が上がり、反発していた男性社員達もほとんどが中立の立場となった。
最終的にその問題のレストランチェーンが倒産したため、初めに話を持ってきた吹田は左遷されて、子会社に移っていった。

「福井君ありがとう。本当に助かったわ。でもどうして私を助けてくれたの?吹田さんについたほうが良かったんじゃないの?」
「あの人はどこか人を見下しているところがあって好きになれません。だから天野課長に協力したんです。それに僕は天野課長が好きなんです」
由紀子は福井を誘って、とあるホテルのレストランでディナーを楽しんでいた。
「ありがとう。こんなディナーくらいじゃ申し訳ないわ。何か欲しいものとかないの?あまり高価なものは困るけど、福井君にプレゼントしたいのよ」
「それを高価と思うかは人によると思いますけれど"欲しいもの"はあります」
「なにかしら?」
「天野課長自身です」
「えっ?」
「課長を抱きたい、といったらダメですか?」
「な、何を言っているのよ?こんな30過ぎのオバサンを捕まえて・・・。福井君、たしか24歳だったわよね」
「ええ、そうです。課長は33ですよね。でも魅力的です。ダメですか?9つも年下なんて。それとも誰か付き合っている人がいるんですか?」
「今はいないわ」

実は由紀子は1人の男性としか付き合ったことが無かった。
その男性は、由紀子の父の知り合いの息子の医大生で、由紀子が大学受験の際、家庭教師をしてくれたのだった。
由紀子が大学に合格してから付き合いだし、由紀子はその男性にバージンをささげた。
その男性はSMに興味を持っており、由紀子に色々と教え込んだのだった。
しかし、インターン実習が始まり彼が忙しくなると次第に疎遠になっていった。
だが由紀子はその時すでに彼にされたSMプレイの虜になっていた。
由紀子は可能なかぎり彼と会う努力をしたが、ある時期よりあきらかに避けられているのがわかるようになった。
そして由紀子は、彼が教授の娘と付き合っていることを知ったのだった。
納得のいかない由紀子は彼の後をつけて、彼が教授の娘と会っているところに乗り込んだ。
「いったいどういうことなの?私とは遊びだったの?」
「最初は真剣だったよ。やっと僕の趣味を理解してくれる娘と出会えたって喜んだ。でも僕は早紀に出会ってしまったんだ。早紀は由紀子が拒んだことも喜んでやってくれる。早紀、由紀子に見せてやるんだ」
そのとき早紀はコートを着ていた。
季節は秋から冬に変わろうか、という時期であり別にコートを着ていてもおかしくは無いのだが、今日は比較的暖かかったので、由紀子は違和感を覚えた。
早紀は由紀子をしっかり見据えるとコートを開いた。
コートの下はほぼ全裸で、早紀は黒い首輪を着けていた。
黒いストッキングをガーターベルトで吊り、ロングブーツをはいていたが、肝心なところは丸見えだった。
由紀子も部屋でセックスするときは必ず首輪をされていた。
これは由紀子が僕の物だという印だよ、と毎回囁かれた。
彼は由紀子に今の早紀と同じように野外露出をさせようとしたが、あまりに恥ずかしい行為に由紀子は拒絶した。
3回ほど請われたがその都度拒否すると、そのことを持ちださなくなった。
今思えばそのことが彼が離れてゆくきっかけだったのかもしれない。
呆然と早紀を見つめる由紀子に彼が言った。
「早紀はぼくの望むことを全て受け入れてくれるんだ。ほら、オマンコの毛が無いだろう?剃っているんじゃなくて、永久脱毛したんだよ。それに・・・」
彼は早紀の背後から彼女の乳房を持ち上げた。
その乳首には金色に光る環がついていた。
「ボディピアスだよ。これは僕が施術したんだ。こっちにも・・・」
彼は早紀の脚を広げさせる。
早紀のラビアにも金色の環が輝いていた。
「こっちはまだ着けたばかりだから、安定していないんだ。安定したらクリトリスにも入れるつもりだよ。由紀子、君にここまでできるかい?」
由紀子は思わず駆け出していた。
自分にはそこまで出来ない。それがはっきりわかった。早紀に負けたと思った。
それ以来彼には会っていないし、新たな恋人を作ろうとも思わなかった。

その後由紀子は彼のことを忘れる努力をした。
しかし由紀子が彼に関してどうしても忘れられなかったものが1つだけある。
実はオナニーするとき、由紀子は首輪をしていなければイケなくなってしまったのだ。
彼に仕込まれた事を由紀子のカラダはどうしても忘れられなかったらしい。
そして由紀子には困った癖がついてしまった。
仕事でストレスがたまった時、首輪をしてオナニーすると不思議とすっきりするのだ。
特に課長になってからはストレスがたまりまくりで、オナニーの回数も増えている。

「だったらいいじゃないですか?」
「で、でも福井君を恋愛の対象になんて考えられないわ」
「それなら、僕が天野課長のエッチな秘密を知っている、と言ったらどうします?」
由紀子はドキッとした。
まさか、福井君にあのことを知られているのだろうか?
いいや、そんなはずはない。首輪をしてのオナニーは由紀子の部屋の中でしかやっていない。
それとも自宅に盗聴器や隠しカメラをつけられたのだろうか?
不安な面持ちで福井君を見ると、彼は笑った。
「本当にエッチな秘密があるんですか?カマをかけただけなのに」
「だ、騙したのね」
「騙したなんて人聞きの悪いこと言わないでください。課長のエッチな秘密って何かな?ますます課長を抱きたくなりました」
「だめよ」
「・・・首輪」
「な、なんでそれを!」
翔太のボソッといった言葉に由紀子は思わず反応してしまった。
「やっぱりそうでしたか。時々首にうっすらと赤い線が平行に入っていることがあるんですよ。ぶつけたり擦ったりするにはおかしな位置だし、どうしたらあんな痕がつくんだろう、と考えていたんですけれど公園で犬を散歩させている人を見て思いついたんです。天野課長は首輪をしているんじゃないかって・・・」
「だ、誰にも言わないで・・・」
「課長、そんな正直に答えちゃだめですよ。証拠は何にもないのに課長らしくないですよ・・・」
「そ、そうね。なぜだろう、福井君にならなぜか素直になっちゃうのよ」
「それって僕を意識しているって事ですか?」
「わからないわ。ねえ、本当に私を抱きたいの?9つも年上のオバサンなのに・・・」
由紀子はなぜか翔太とセックスしても良い、という気持ちになっていた。
出来の悪い弟のように思っていたが、それがいつの間にか好意に変わっていたのかもしれない。
「僕は真剣です。オバサンなんて言わないでください。課長は綺麗ですよ」
「ありがとう。じゃあ、このホテルの部屋を取るわ」
由紀子はフロアマネージャーを呼ぶと、部屋を取ってくれるように頼んだ。
「あ、あの一つお願いが・・・」
「何?」
「実際に首輪をした課長の姿を見せてください」
「え、ええっ!」
「僕、ずっと想像していたんです。首輪をした課長って凄く魅力的なんじゃないかって・・・」
「ちょっと待って、今実際に、って言ったわね!どういうことかしら?」
「す、すみません。課長をこっそり写メールで撮って、その、パソコンで加工を・・・」
「見せて!」
「えっ!」
「写真を見せてって言っているの!どうせスマホに保存してあるのでしょう?」
「は、はい。いまロックをはずします」
翔太はスマホを取り出すと操作して、由紀子に渡した。
そこには課長就任時に挨拶する由紀子の上半身が映っており、その首には黒い首輪が巻かれていた。
「よく、こんなもの作ったわね」
「結構自然に見えるようにコラージュするのに苦労したんですよ」
「バカ!この情熱をもっと仕事に向けなさい。まだまだ小さなミスが多くて尻拭いが大変だわ」
「す、すみません」
「いいわ。首輪した姿を見せてあげる。でも今日は無理ね」
「あ、あの、実は用意してあるんです」
由紀子は大きくため息をついた。
「福井君、あなたって人は・・・」
「す、すみません」
縮こまる翔太を由紀子はあきれた様子で見つめていたが、ふっと笑った
「じゃあ、さっさとディナーをすませてしまいましょうか」

部屋に案内してきたホテルマンが去り、ドアが閉まると由紀子と翔太は抱き合った。
そのまま、キスをする。
由紀子は背が高く、ヒールを履いていると翔太とほぼ同じ背丈になる。
唇をはなすと、翔太は由紀子の首すじに触れながら言った。
「首輪をしてもらえますか?」
翔太は床に置いた自分のカバンから紙袋を取り出して由紀子に渡した。
袋を開けると、黒光りする革のベルトが出てきた。
由紀子が持っているペット用のものではなく、あきらかに人間用に作られたものだった。
「どうしたの、これ?」
「通販で買いました」
「もしかして、過去に他の誰かにしたことがあるの?」
「とんでもない。恥ずかしながら童貞なんです。全然もてなくて・・・」
「背も高くて、こんなにハンサムなのに?みんな見る目が無いわね」
翔太が童貞だと知って、由紀子に余裕が生まれた。
(ここは私がリードしてあげなきゃいけないわね)
由紀子は翔太に首輪を渡すと、上着を脱ぎ、ブラウスのボタンを2つ外した。
「着けて」
「えっ?」
「首輪を着けてって言ったの!恥ずかしいから何度も言わせないで!」
「は、はい!」
翔太は首輪の留め金を外すと、壊れ物を扱うように慎重に由紀子の首に巻きつける。
首輪を絞り、調整する。
「苦しくないですか?」
「ん、大丈夫・・・」
翔太は留め金を掛けた。
緩すぎず、きつすぎず、首輪はまるであつらえたかのように由紀子の首に着けられた。
翔太は目をキラキラさせて由紀子を見つめている。
(ヤ、ヤバッ、濡れてきちゃった・・・)
由紀子は狼狽した。
(今まで首輪をしたたけで濡れたことなど無かったに・・・。私、興奮しているの?)
「課長、脱いでください」
「え、イ、イヤッ!」
ショーツを濡らしてしまったことを知られたくなくて、思わず拒否の言葉を発してしまった。
「えっ、どうしたんですか?」
翔太は驚いている。
「ちょ、ちょっと待って、ちょっと、そのトイレ!」
「レストランを出た後行ったばかりでしょう?」
「・・・」
「感じちゃったんですね・・・」
「バ、バカ!」
反射的に平手打ちを出してしまったが、やすやすと受け止められてしまう。
「嬉しいな。課長、首輪で感じてくれたんだ。僕が思ったとおりのひとだ」
「い、言わないで・・・」
由紀子は弱々しく首をふる。
翔太は由紀子の両手を掴むと、壁に押し付けて再びキスをした。
「ん、んんんん・・・」
翔太の舌が由紀子の唇を割りさいて中に入ってくる。
最初抵抗していた由紀子だが、次第に自分から積極的に舌を絡めるようになっていった。
「課長、脱いでください」
優しく、しかし有無を言わせぬ口調で翔太が命令した。
「・・・はい」

二人は部屋の奥に移動した。
翔太は椅子に座り、由紀子はその正面、ベッドの脇に立つ。
由紀子は、ブラウスを脱ぎ、スカートのホックをはずして足元に落とす。
スリップに肩紐をずらしてスカートと同じく足元に落とす。
「課長はパンスト派なんですね」
「ええ、そうだけど・・・」
「できたらパンストは止めてこれからはガーターベルトを使って欲しいんですけど・・・」
「ガーターベルトなんてマニアックなのね・・・」
「ダメですか?」
「ふふっ、いいわよ」
「じゃあ、続きを・・・」
由紀子はパンストを脱ぐと、ブラのホックをはずし、ゆっくりとブラを外す。
綺麗なお椀型の乳房の頂点に、ピンク色の突起が息づいている。
ショーツに手を掛けたところで、手が止まった。
「どうしたんですか?」
「どうしてもここで脱がなきゃだめ?」
「ダメです。課長の恥ずかしがる表情が見たいんです」
翔太は由紀子がなぜここで脱ぐのを嫌がるのかちゃんと理解していた。
「・・・わかりました」
観念した由紀子はゆっくりとショーツを下ろしてゆく。
にちゃーという音が聞こえてきそうなほど、由紀子の股間とショーツの間に糸が引かれる。
真っ赤になりながらショーツを脱いだ由紀子は、それを丸めて握り締め、さらに隠すように手を後ろに回した。
「すごいですね、課長。首輪だけでそんなに感じちゃうんですね。それとも僕が見ているからですか?」
「わ、わからないわ。ねえお願い、課長はやめて・・・」
「どうしてですか?」
「なんだかすごくいけない事をしている気がして・・・」
「だめですよ。僕達はまだ部下と上司の関係なんですから。けじめはちゃんとつけないとね、課長!」
「・・・」
由紀子は部下である翔太と関係を持ってしまうことに強い背徳を感じていた。
そして元彼にマゾとして仕込まれた由紀子は、背徳感が強ければ強いほど感じるようになっていたのである。
そのため、部下である翔太にとんでもない痴態を晒してしまうのではないか、と恐れていたのだ。
そして翔太もまた、由紀子のことをあえて課長と呼ぶことで憧れの上司を抱くことができるのだ、と実感することができ、興奮していた。
翔太は立ち上がって、俯いてしまった由紀子に近づくと至近距離から由紀子の顔を眺めた。
「そんなにジロジロ見ないで・・・」
翔太は恥らう由紀子を抱きしめると耳元で囁いた。
「ベッドに乗ってM字開脚してください。もっと課長のカラダをよく見せて欲しいんです」
由紀子は黙って頷くといわれた通りにした。
M字開脚しながら、由紀子は元彼に受けた調教を思い出し、口上を述べた。
「福井君、お願いします。由紀子のオマンコをたっぷりとご覧になってください」
由紀子は両手を使って花びらを広げ、中まで翔太に見せ付けた。
「課長、すごいです!エッチなヨダレがとろとろ出てきます。すごく感じているんですね!」
「い、いやっ、言わないで・・・」
「ダメですよ。上司は未熟な部下を指導する責任があるんじゃないですか?ちゃんと説明してください」
「・・・はい、感じています。福井君に見られて由紀子は信じられないくらい感じています。このまま見られているだけでイッてしまいそうです。オナニーしてもいいですか?」
由紀子はいつのまにか翔太に対して敬語を使っていた。
「じゃあ、イッてみてください。オナニーすることを許可します」
「ああっ、うれしい!ありがとうございます」
由紀子と翔太は、上司でありながら奴隷、部下でありながらご主人様という奇妙な関係になっていた。
「ああっ、うん、うん、いい、気持ちいい・・・」
「まだイカないでくださいね。僕をたっぷり楽しませてください」
「はい」
由紀子は右手でクリトリスを嬲り、左手で左右の乳房を揉み、乳首を転がす。
「うん、うん、いいっ!」
由紀子はイキそうになるのを必死にこらえる。
たっぷり10分も続けただろうか、とうとう限界がきた。
「お願いします、イカせてください!」
「良いですよ、課長、部下の前で派手にイッてください」
「はい、由紀子、イキます。どうぞご覧になってください!」
由紀子は両手を使ってオマンコを嬲り始めた。
左手でクリトリスをいじり、右手は人差し指と中指をつかって膣に出し入れする。
「ああっ、イク、イクイクイクー!」
由紀子は派手にイき、ベッドのシーツを大量の愛液で汚した。
「課長、課長のオナニー堪能させていただきました。ありがとうございます!」
涙を流さんばかりに感激した翔太がベッドに横たわる由紀子の手を握って言った。
「ハア、ハア、ハア、こ、今度は福井君が気持ちよくなる番ね・・・」
「よろしくお願いします」
由紀子はパンパンに張った翔太のズボンの前をなで上げる。
「出さずに我慢したのね」
「ええ、オナニーで鍛えていますから。やっぱり初めてはちゃんと中に出したいです。あっ、その、今日大丈夫ですか?」
「あ、ああ、アレね。大丈夫、安全日よ」
「よかった。一応用意しておいたんですけれど、使いますか?」
「いらないわ。大事な初体験でしょう?私も福井君を直接感じたいわ」
「ありがとうございます!」
由紀子はベッドから降りると翔太のズボンを脱がし、トランクスを下げた。
押さえられていたペニスが勢いよくそそり立つ。
その間に翔太もネクタイをはずし、ワイシャツ、下着を脱ぎ全裸になった。
ベッドの脇に立つ翔太のペニスを由紀子は口に含んだ。
「うわっ、すごい!課長、気持ちいいです!あ、で、出る!」
元彼仕込みのテクニックで舐めあげ吸い付くと、翔太は体験したことのない気持ちよさに暴発させてしまった。
「すみません、すみません」
翔太は由紀子の口内に思いっきり出してしまったが、由紀子は全てを飲みくだし、翔太の汚れまで綺麗にしてくれたのだった。
「ふふっ、いっぱい出したのね。でもこれで初体験をじっくり味わえるようになったわよ」
汚れを綺麗にしている時点で、翔太のペニスはすでに復活を果たしていた。
「来て」
由紀子は再びベッドに乗り仰向けになると、脚を大きく開いて膝を立てた。
翔太の目の前にぱっくりと開き挿入されるのを今か今かと待っているオマンコが現れた。
翔太もベッドに乗り、由紀子の股間に慎重にペニスの位置を合わせて腰を進めた。
「あうっ!」
「うわっ!すごい!気持ちいい!」
翔太は柔肉の抵抗を受けながらも、なんとか由紀子の胎内にペニスを納めることができた。
一回出していたにもかかわらず、あまりの気持ちよさに再び暴発してしまいそうになるのを翔太は必死でこらえる。
これで出してしまってはあまりに情けない。
由紀子もそれがわかっているのか、動こうとしない。
いや、由紀子は動けなかったのだ。
フェラチオをした時すでに分っていたことだったが、翔太のペニスは元彼のモノよりはるかに太く長かったのだ。
由紀子も挿入されてみて驚いた。これほどとは思わなかった。
オナニーで受け入れ準備が出来ていなかったら悲鳴をあげていたかもしれない。
膣は限界まで広げられ、先端はほとんど子宮口まで届いている。
これで腰を動かされたら、子宮そのものを突き上げられてしまうのは確実だった。
「課長の中、柔らかくて暖かくて・・・凄く気持ち良いです」
「福井君のも大きいのね。形がはっきり分かるわ。お腹いっぱいよ・・・」
結合部がなじむまで、つながったまま二人は動きを止めてしっかり抱き合った。
「あ、あの、そろそろ・・・」
「いいわよ、動いても」
翔太はゆっくり腰を使い出す。
ずん、と突かれると子宮に響くのが感じられる。
「あ、あうっ、凄い!福井君!いいっ、奥に当たっているの!そこいい!」
翔太のほうは由紀子の言葉を聞いている余裕はなく、ひたすら腰を動かしていた。
「うん、うん、うん、うん」
翔太は由紀子の両脚を持ち上げて海老のように折り曲げると、より深く突きこみ始めた。
「ひぃ、ふ、深い!ダメッ、壊れる、子宮壊れちゃう!いいっ!気持ちいい!イク、イク、イク、イクイクイクー!」
由紀子は今まで経験したことの無い強い快感で激しくイキ始めた。
「ああ、凄い締め付けだ!で、出る!」
翔太も同時に果てた。

「凄いわ、福井君。とても初めてなんて思えないわ。私、腰が抜けちゃったみたい」
「必死だっただけですよ。とにかく課長を悦ばせたかったんです」
「ありがとう、こんなに気持ち良かったのは初めてだわ」
「悦んでもらえてよかったです。それで、その・・・」
「えっ、何?」
「も、もう1回いいですか?今度はできれば後ろからで・・・。やっぱり首輪をしているからその格好が一番似合うと思うんです」
「・・・いいわよ」
由紀子はあきれた顔でベッドに伏せるとお尻を高く持ち上げた。

翌朝、翔太が目を覚ますとすでに由紀子の姿はなく、メモが残されていた。
「女は昨日と同じ服で出勤するわけに行かないので、先に帰ります。あなたもネクタイ位は変えてきてください。精算は済んでいます。遅刻しないように。由紀子」
結局、あのあと後背位で、そして由紀子が上になり騎乗位から体面座位へと翔太は合計4回由紀子の中に精を放った。
それから二人でシャワーを浴びて、抱き合ったまま寝たのだった。
時計を見ると8時前だった。
自分の部屋であればそろそろ出なければならないが、このホテルからなら会社まで20分もかからない。
再びシャワーを浴びて身支度をする。
ネクタイを締めようとして、目立つところにルージュのキスマークがついていることに気がついた。
必ずネクタイを変えてこい、というメッセージだろう。
途中、コンビニに寄らなければならない。
翔太はあわてて身支度をすませると、部屋を飛び出した。

「おはようございます」
「おはようございます」
いつもと変わらない職場の風景。
しかし、翔太にとっては全てがバラ色に輝いて見えた。
昼休みに翔太は会議室に呼び出された。
「いい?私達の関係は絶対にナイショだからね。もしばれたらクビだからね」
「は、はい」
翔太はこくこくと頷く。
「メールアドレスを教えて」
「えっ?」
「メールアドレスよ!」
翔太は慌ててスマホを取り出し、由紀子とアドレスを交換する。
するとすぐに新しいメールが届いた。由紀子からである。
急いで開こうとすると
「バカ!目の前でやめてよ。後のお楽しみに取っておきなさい」
そういうと会議室から出て行った。
翔太も会議膣から出て、トイレに向かう。
個室に入ってメールを開く。
添付画像は予想通り、首輪を着けた由紀子の写真だった。
全裸に翔太の渡した首輪とガーターベルトのみ着けてM字開脚のポーズをとっている。
翔太は自分で作ったコラージュを削除し、かわりに由紀子の写真を保存して厳重にプロテクトをかけた。

「ご主人様、本日はご主人様に対して大変失礼なことをしてしまい、誠に申し訳ございませんでした」
翔太の前で跪いて謝っているのは由紀子である。
もちろん、全裸に首輪、ガーターベルトの姿である。
翔太の初体験から半年、二人の関係は今も続いていた。
週に1、2度プレイを楽しんでいる。
翔太がご主人様で由紀子がペットであるが、実際主導しているのは由紀子のほうである。
由紀子がしたくなると、仕事で翔太に難癖をつけて叱責する。
それが、プレイを要求する合図だ。
そのとき、残業で2人が最後まで部内に残ることになる。
神興物産輸入食材部は、神興物産本社内ではなく、神興物産の所有する賃貸ビルにある。
他のフロアは他の会社が入居しているため、廊下には監視カメラがあるものの室内には無い。
部内は廊下からは見えないようになっているため、一種の密室になるのである。
万が一、外で2人一緒にいるところを見られれば変な噂が立つかもしれない。
しかし、課内であれば疑問をもたれない。
欧州との時差の関係で由紀子が残業するのはよくあることである。
そこにたまたまドジを踏んだ翔太が残業してもおかしくはない。
また、由紀子が翔太をよく叱責することもカモフラージュとして有効だった。
たまに良い雰囲気を出してしまって揶揄されることもあるが、由紀子が「まるでダメな弟みたいに思えるのよ」というと皆納得した。

「いいや、許さない。お仕置きしてやる。ケツをこっちに向けるんだ」
四つんばいになった由紀子がお尻を翔太のほうに向けると、翔太は平手で由紀子のお尻を叩き始めた。
「なんだ由紀子、おまえケツを叩かれて感じているのか?とんでもない変態だな!」
翔太のご主人様ぶりもなかなか堂に入っている。
「どうだ懲りたか?よし!いつものお散歩だ」
翔太は由紀子の首輪にリードを繋ぐと、フロアを四つんばいで歩かせ始めた。
途中でチンチン、お手、伏せなどの芸をさせながら、一周する。
「お座り」
給湯室の前で由紀子を待たせると、翔太は流しの下から掃除に使うポリバケツを持ってきた。
「さあ、マーキングだ」
由紀子は四つんばいになり、片足を大きく上げるとポリバケツに向かって放尿し始めた。
最初はオシッコがうまく出なかったり、周りにこぼしたりしていたが、今ではすっかり慣れたものである。
この後はフェラチオから後背位のセックスがお決まりのパターンだ。
翔太の絶倫ぶりは健在で最低3回は体位を変えてヤリまくる。
しかし由紀子は今の状況では物足りなくなってきていた。
由紀子は元彼と早紀のことを思い出していた。
彼らはまだ一緒にいるのだろうか?早紀はどこまで調教されたのだろう?
コート1枚での野外露出、永久脱毛、ボディピアス・・・。
もっと過激で取り返しのつかない事までされてしまったのだろうか?
あの時自分にはそこまで出来ない、と逃げてしまった。
でも本当にそうだったのだろうか?
ちょっと勇気が足りなかっただけで、本当は同じことをされたかったのではないだろうか?
早紀に先を越されて、悔しくて嫉妬して逃げたのではなかったか?
もし翔太に、同じことをしてくれ、と頼んだら彼はしてくれるだろうか?
そう言い出す日が近いことを由紀子は予感していた。

「ねえ、翔太君。今度は外でしてみない?」

                            終わり



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