「ヘルマフロディトスの御子」 

                              作・鷲葉


闇の濃い書斎で、一人のメイドが動き回っている。
彼女が黒檀の机の一番下の抽斗を開けたとき、突然周囲に照明の眩しい光が満ち、彼女の眼鏡に反射した。
「あっ?!」
「ここで何をやっておる」
その言葉と共に現れたのはこの屋敷の主人、毒島亜久蔵(ぶすじま・あくぞう)である。
深夜のこととて、ガウン姿の主人を見た眼鏡メイドは真っ青になって立ち尽くした。
「黒田、こやつは?」
「先日雇ったばかりのメイドで、瀬尾アリサ(せお・ありさ)です」
毒島の横に立つ秘書の黒田がそう教える。
怯えて声も出ない眼鏡メイドを睨みつつ老いた男はフンと鼻を鳴らし、忠実な秘書に命じた。
「とにかく、じっくり尋問してやろう。黒田」
「はっ!」
秘書はそれを聞くや眼鏡メイドの前に立ち、その細い手を捻り上げる。
そして後ろに回した両手に革手錠を掛けると、小柄な彼女を担ぎ上げてしまった。
「寝室がよかろう。楽しみながら理由を聞かせてもらうとしようか」
そう言うと毒島は踵を返し、寝室へと向かう。その後ろに少女を肩に担いだ黒田が続いた。


「さて、まず貴様の正体を喋ってもらおう」
「・・・・・・」
ベッドに横臥させられ革手錠を嵌められた眼鏡メイド少女は口をぱくぱくさせたが、怯えが酷いせいか声が出ない。
地味目でボーイッシュなショートカットではあるが、童顔の眼鏡美少女である。
お仕着せのメイド服の上からも、年齢不相応に発達した肢体が見て取れた。
それを見た毒島はニヤリと笑った。
「少々お仕置きが必要なようじゃな。黒田!」
「はっ」
黒田は頷き、少女のお仕着せのメイド服の短いスカートの中に手を入れる。
亜沙子は驚いてそれをかわそうと腰を捻ったが、黒田の執拗な手から逃れることは出来なかった。
「ん、これは?」
ふと、何かに気付いた黒田が驚きに凝固する。
一方、亜沙子は頬をまっ赤に染め、二人の男から顔を隠すように背けた。
「どうした、黒田?」
「・・・・・この子は両性具有です、毒島さま」
「ほほう?」
「あうぅ・・・・」
羞恥に居たたまれず、両性具有メイドは小さな体をギュッと固めて震え続ける。
だが毒島と黒田は執拗に少女を尋問し、その正体と目的を吐かせた。
少女の名前は桜瀬亜沙子(おうせ・あさこ)。14歳である。
そして、つい先日黒田が乗っ取った会社の元社長令嬢だった。
復讐の念に燃えた亜沙子の父親はダーティーな噂の多い毒島を破滅させるため、悪事の証拠を掴もうと考えた。
その手段として年齢と氏名を誤魔化し、娘を敵の屋敷に送り込んだのだった。
「ボクは嫌だったんです・・・・・でも、パパが無理やり・・・・・・」
「そうじゃったか、可哀想にのぅ・・・・・・・が、それはそれとして、悪いメイドにはお仕置きをせんとな」
そう言うと毒島は手を伸ばして項垂れていた亜沙子の顎を掴み、ぐいと引いて自分の方に顔を向けさせた。
「あ・・・」
「なかなか美形じゃ。そこらの女よりずっといい」
毒島は老いて醜怪な顔を淫らに歪め、満足げに笑う。そしていきなり亜沙子の唇に接吻した。
「な?!」
「儂は美しいものなら男だろうと女でも・・・両方付いていようと大好きでのう。黒田!」
「は!」
黒田は急いで隣の部屋に行き、何かを持って引き返してくる。
それはごつごつとしたイボの付いたオナホールとローション、それに電動マッサージャーだった。
「そ、それはっ?!」
「すぐ分かる」
震える少女の問いかけに黒田はそれだけ返すとその強力な手でメイド少女を押さえ込んだままショーツを脱がし、肥大した陰核とも未発達な陰茎ともつかない器官にローションをまぶし、オナホールに挿入する。
そして亜沙子の呻きをよそに、容赦なくしごき立てた。
「うあああっ?!」
生まれて初めて受け入れるオスの器官への刺激に亜沙子は悶え、切ない喘ぎを漏らす。
ベッドの上で蛙のように仰向けになり、四肢を震わせながらオナホールの装着を受け入れる美少女。
そしてその姿を、黒田はビデオでしっかりと撮影していた。
「ふふ、いつ見てもたまらんのう、ただのケモノにされているときの顔は・・・・・・それが女の子でも男の子でもなあ・・・ふたなりっ子は初めてじゃがのう」
「ひいいいぃっ!! やめて! 許してぇっ!!」
亜沙子は、腹部を圧迫しつつ膨満していく海綿体がじわじわと自分の内部を蝕み始めたことに気付き、恐怖に泣き叫ぶ。
手が使えないために必死に腰を揺するものの、肥大陰核の根元まで挿し込まれたオナホールが外れるわけもなく、そのヒップダンスはただ視姦者を愉しませただけに終わった。
「ああ――――・・・・・・・」
ついに儚い抵抗も諦め、ただ恥辱の涙を流し続けた亜沙子だったが、ふと男でも女でも無い証が不気味に蠕動し始めたのを覚って愕然とする。
やがて切なさをもたらす違和感に過ぎなかったものが体内を灼く炎に変わったとき、少女は男たちに哀願せずにはいられなかった。
「お、お願いッ・・・・パパに、パパにも謝ってもらいますから、どうか許して下さいっ・・・・・・・・警察に行きます・・・・・だからこれを・・・・・」
「なに惚けたことを吐かしとる。親父の罪もすべてお前の身体で償うんじゃ」
「でも、でも・・・・・・・・くくく、く、苦しいっ・・・・・!」
生まれて初めて味わう精通の恥ずかしさに亜沙子は半ば理性を失って泣き崩れ、メイド服に包まれたしなやかな肢体を激しく悶えさせる。
その哀れな姿を毒島は不気味な笑顔で見守り、黒田は一瞬も逃すことなくビデオに収めていった。
「そろそろ射精するようだな」
「あううっ! おね、お願いです、め・・めちんちん触らないでぇっ・・・・・・」
ビクッビクンと酷い蠕動を繰り返している下腹を黒田に触られ、一段と増した羞恥に喘いだ亜沙子は哀訴する。
だが黒田は冷たく言った。
「ここでザーメンを撒き散らしたいか?」
「い、イヤですっ!」
精液は今や両性具有の器官で縦横に暴れ回り、亜沙子は強烈な衝動に責め苛まれている。
それでも、幼い頃から立派な躾を受けていた人間として、そんな醜態を晒したくはなかった。
「じゃあオナホールを外してやる。射精しないですむようにしてやるから、しっかり我慢しろよ」
「あ、ありがとうございますっ!」
(もうすこし・・・・・・もう少しでイけたけど・・・・・)
イボだらけの管がズルズルと引き抜かれていく、その感触に不思議な感覚を覚えつつ亜沙子は必死に射精すまいと気を引き締め続ける。
そしてそれが抜けた次の瞬間、安堵する間もなく前の穴に別のものが挿入された。
「うあああああっっ?!」


それは亜沙子が勃起させていたものに比べ、ずっと太かった。
溢れ出た愛液とこぼれたローションのせいでヌルリと押し込むことが出来たものの、それは少女に身体の中心から引き裂かれるような疼痛をもたらした。
「喚くな」
黒田はドスの利いた太い声でそう叱ると、メイド少女の肉穴に嵌めたばかりの真珠入りのペニスをリズミカルに前後させる。
「うひいぃいぃっ!! オチンチン抜いてッ抜いてえぇ―――っっっ!!!」
圧倒的な異物の苦痛、それに高まるばかりの射精欲に狂乱し、亜沙子はベッドの上でのたうち回る。
そんな惨めで不毛な運動を続けていくうち少女の心臓の鼓動は激しくなり、肌が耐え難いほど火照った。
(苦しい・・・・・・ああ、熱いッ・・・! これは・・・・・?)
下腹に排泄感とは異なる衝動が重なり、別の狂おしい疼きとなって凝縮していく。
やがて亜沙子は、今更ながら自分が勃起していることに気付いて愕然とした。
(そんなっ?! こんなに苦しいのに、なんでっ?!)
「どれ・・・・・・ほほう・・・・・なんと、挿入されて勃起してしまったようじゃな。とんだマゾスパイじゃ」
不意に静かになった亜沙子のスカートの奥に毒島は手を入れ、屹立した恥肉に触れたまま呟く。
ローションには媚薬が混入してあったため勃起は当然だったのだが、老人はその事実をとぼけたまま少女のそこを嘲笑うように弄んだ。
「違ッ・・・・!」
反射的に否定しかけて少女は口を閉じる。
腰がくねってしまうのは「おんな」の感じるようにできている部分の故か、それとも毒島の指が淫らな「おとこ」の器官の上で這い動くたびわき上がってくる恥悦のせいなのか、亜沙子は自分でも分からなかった。
「可愛いメスチンポをこんなに固くしおって。きっとお前のパパに仕込まれたんじゃろう。とんだ破戒父娘じゃて」
「ああんっ! パパは、そんなことっ・・・・・」
「だったらなぜ、お前はメスチンポをこんなに固くしとる? ほれ、先ッちょからいやらしい汁が滲み出てきておるぞ」
(ああ・・・・・こんなに苦しいのになんで・・・・めちんちんがこんなに気持ちいいのッ・・・・・・)
「うっ・・・そろそろ出るぞっ・・・子宮で受け止めろ!」
うめき声とともに抽送の速度を速める黒田。
「ああっ!らめっらめっらめぇぇぇぇぇ!あそこがっ!中に出されてるっ!出るっ出るっ!熱いのが来るっ!来たっ!精液中に来たぁっ!イくっイくっイくぅぅぅっ!」
ビュブッ、ビュブッ、ビュブブッ、ビュブルルル、ドロッ、ドロッ、ドロロロ〜ッ・・・・・・・・・!
黒田の逞しいペニスが引き抜かれるや否や、先程まで処女だった膣内から、破瓜の血の混じった大量の精液が飲み込みきれずに吐き出される。
「ああ〜・・・あああああ〜・・・」
だだっ広い寝室に、亜沙子の末期の吐息ともつかない声だけが空ろに響いていた。


目の焦点が合わないまま、呆然とした表情でベッドに投げ出された亜沙子。
未知の感覚を無理やり花開かせられ、亜沙子がそれに惑乱している隙に毒島はその可憐な唇を何度も貪る。
いつしかメイド服を引きちぎられ、眼鏡と革手錠以外は生まれたままの姿にされて老人の膝上に座り後ろから抱きつかれていた少女は、それでも初めは顔を背けるなど消極的な抵抗を見せていた。
しかし毒島がキスしているあいだだけ股間に熱く脈打つものを愛撫してくれることに気付くと、ついに全く逆らわなくなった。
「すっぽんぽんが気持ちよくなったようじゃな、亜沙子。だが、苦しむ顔も見せてもらわんとな」
そう言うと毒島は、肉茎を愛撫しているのとは反対の手で亜沙子の年齢の割に成長の早い乳房を乱暴に揉みしだき、陥没していた乳首をつねり上げる。
全裸の女子中学生はそれまで快感で忘れていた羞恥心が奔騰し、苦痛で脳髄がズタズタにされるのを感じながら啼き叫んだ。
「ひぐっうううううううう――――――――――――――っ!!!」
「ふぉほっ、いい顔じゃ、いいザマじゃ・・・・・楽しいのう」
老人は邪悪な笑みを浮かべながら乳首への力を緩め、再び少女のペニスを手淫する。
途端に苦悶は快美へと劇的に変化し、亜沙子はその快感を必死に貪った。
「ああんっ! あっ、あああん!」
「くっくっ、すっかりエロ顔じゃな。ほれ」
「うぐぅ―――っ?!」
またも敏感すぎる乳首に力が加わり、痛みを伴う快楽が亜沙子の全身を仰け反らせる。
地獄から桃源郷へ。そしてまた地獄へ。
活殺自在の老人の魔手に美少女は翻弄され続けて人としての誇りも崩壊し、もう屈従して憐れみを乞うことしか考えられなかった。


そんな状態に亜沙子があるのを見通して、毒島は言葉の毒液を少女の耳に注ぎ込んだ。
「どうだ、今度は選ばせてやろう。おっぱいを虐められるのがいいか、それともメスチンポを可愛がられたいか?」
「・・・あ・・ああっ・・・おっぱい駄目ぇ・・・メスチンポぉ・・・・メスチンポ触ってえぇ・・・・・」
「儂に触られて嫌ではないのか? 本当のことを言え」
「あ・・触られると・・気持ちいいのぉ・・・・・もっと触って・・・可愛がって下さい・・・ご主人様ぁ・・・・」
切れ切れの、だが酷苦と悦楽の中にあって紡ぎ出された言葉。
そこには何の虚飾も、作為もない。
あるのはただ、今このときの純粋な気持ち、剥き出しの願望だった。


「堕ちよったな・・・ひゃひゃ!」
老人には分かっていた。
性に無垢だった子供が絶望的な苦痛を味わったあとに官能の秘密を知ってしまえば、それに屈するしか道はないということが。
身体を、心を守ろうとする本能が逃避する場所を見つければ、それが快感であればあるほど、本能に深く刻まれ嵌まり込んでしまうということを、この残虐な性の遍歴者は知悉していた。
「儂に復讐するための道具が、儂の欲望に奉仕する下劣な肉玩具になる・・・・最高じゃ!」
背徳の堕悦に戸惑いながらも目覚めた両性具有奴隷。
愉しい玩具を手に入れた歓喜で哄笑しつつ、毒島は少女を後ろ手に拘束していた革手錠を外す。
だが亜沙子は逃げるような素振りも見せない。気力もなく、何よりもうそれを望んでいなかった。
「亜沙子よ、メスチンポが切なかろう。だが今度は自分で弄るんじゃ。儂は違う方法でお前を可愛がってやる」
「あぁ・・」
黒田の手で再び亜沙子はベッドにうつ伏せにされ、腰だけを高く上げさせられる。
(ううっ・・・・)
命令されずとも、許しがなくても亜沙子は己の欲望器官に手を伸ばしていただろう。
恐怖心と羞恥心は全身の隅々まで滲みわたっており、それからもたらされる絶望と苦辱は鋼鉄のタガとなって少女を締め上げ、痛めつけている。
その地獄を忘れるには、あの蕩けるような愉悦が絶対に必要だった。
「はぅんっ」
繊細な指で自身の裏スジをなぞり、先端の尿道口をくすぐる。
それだけでツンときな臭いような痴覚が脊髄を駆け昇り、メイド少女を喘がせた。
「ハぅっ、ハぅっ、ハぅっ、ハぅっ、・・・・」
敏感になっている自分のそこを夢中で扱きながら、亜沙子は人としての尊厳を忘れる。
と言うより、荒れ狂う屈辱感は快感を高める極上のスパイスへと変わった。
陵辱の地獄が絶妙の味付けとなって恍惚の海へ自分を融かし込み、未成熟な身体を魔性のものに造り替えていくのを亜沙子は感じていた。
「ふっふ・・・サル以下じゃな、亜沙子。さて、そろそろチンポばかりじゃなくマンコの良さも覚えてもらおうかい」
毒島は電動マッサージ器のスイッチを入れ、低く唸りながら高速振動する部分を、少女の年齢の割には剛毛が生え揃った早熟な股間に向ける。
そして処女を失ったばかりの膣に無理やりねじり込んだ。
「!!!!!!!!!!!!!!!!」
マッサージ器のバイブレーションに共振する肥大陰核が、初めての快感から来る疲労で重くなっていた全身を刺激し、亜沙子を狂乱させる。
それまでを快感の海に耽溺していたのだとすれば、老人によってもたらされたそれは、まさに快感の超新星爆発だった。
「がっ!! あっ!! うっ!! あっ!!」
老人が抑制し、少女は稚拙なためにまだ未遂だった射精が、いきなり凄まじい勢いで何度も何度も為されていく。
細い腰が卑猥にうねり、淫らに跳ね、極上の快楽の証を噴き出すたびに、虚ろな瞳をした少女の顔が淫らな堕落に染まっていった。
(あそこが・・・・・ボクの女の子の大事な所がぁ・・・・・・・)
生命を繋ぐための神聖な器官。そこに汚れた太いものをねじ込まれ、無理やり拡げられたまま感じる悦び。
挿入され、抉られ、すべてを奪われる?メス?としての官能。
もはや眼鏡少女メイドの中枢は頭脳ではなく、両性具有奴隷のメス穴だった。
「いううううぅぅぅぅあああああああああああああっっっっっ!!!!!!!」
(キモチいいキモチいいキモチいいキモチいいキモチいいキモチいいキモチいいキモチいいキモチいい・・・・・・・)
緩やかに、何かが音を立てて壊れ、消えていく。
それまで大切だったもののかけらが、果てしない闇の中に呑まれていった。

「こんなに射精しおって、マンコがそんなに良かったか」
「オ・・オマ・・オマンコ・・」
「言葉だけは耳年増に知っておったか。子供を産む穴じゃよ。しかしお前のような淫乱マゾはチンポを嵌める穴じゃから、肉便器の穴じゃ」
「肉便器の穴・・・・はい・・・ボクは・・・淫乱マゾの亜沙子は、肉便器の穴でいっぱい、感じました・・・・・」
もはや仇敵に対してではなく、主人に対するペットとしての媚びた瞳で老人を見上げながら亜沙子は従順に答える。
わずかな時間ですっかり変わってしまったことを自覚すら出来ず、少女はもし尻尾があれば振っていたであろう卑屈さで毒島を見つめていた。


「くっくっく・・・ガキは簡単に堕ちるのお。そろそろ仕上げじゃ」
毒島は拳を開き、亜沙子のいまだに半勃起したペニスにリングを嵌める。
老人にしては力のある、性器への容赦ない仕置きに少女は踞った。
「ぐっ?!」
息が止まった眼鏡肉便器に、膣悦の快感で忘れかけていた射精欲が一挙に甦り、猛烈に襲いかかってくる。
羞恥心と生理的苦痛に身を捩り涙を流す亜沙子だったが、それでもなお下腹を熱く屹立させ、被虐の辱悦に目覚めた証を露わにしていた。
「ひぎいっ! ご主人様もう限界ですっ、射精させて・・・・・」
「スパイをするような悪いメイドにうちの寝室を汚させるわけにはいかんなぁ」
「は、反省していますっ! もう二度としませんから・・・っ!」
(みっ、惨め・・・自分の身体なのに、めちんちんからどぷどぷ射精がしたくてたまらないのに・・・自分以外の誰かに一生懸命お願いしなきゃならないなんてっ、惨めすぎるぅッ・・・・!!)
「はぁぁあああっ・・・・」
自分自身を軽蔑したくなるほど卑屈に土下座し、惨めさに声を震わせて哀願しながら、ボーイッシュな眼鏡少女は背筋をゾクゾクさせる。
強者への完全なる屈服。
生理的苦痛で追い込まれたあげく、妖しい官能を教え込まれてその虜にされた。
自身の尊厳を手放し堕ちていくことの、なんと甘美なことか。
傲岸な老爺の足に縋り付き、つま先に何度も口づけして慈悲を乞いつつ、亜沙子は卑しい罪人になり果てた自分を嘲笑い、恍惚としていた。


「亜沙子は、いけない子でした・・・パパの言いなりになってご主人様に逆らうなんて・・・・・・」
何も言わずに冷笑を浮かべている相手の足元に這いつくばったまま、射精欲で豊かな尻肉をくねらせつつ堕少女は嘆願叩頭する。
「なんでもしますぅ・・・なんでも言うとおりにします・・・・・ご主人様に、一生懸命ご奉仕します・・・・・・・・・ああっ・・何か仰って下さいっ・・お願いぃ・・・・」
(ううっ、めちんちんが辛すぎるぅっ・・・・・・でもそれより、ご主人様がお赦し下さらなかったらどうしよう・・・・ボクを、受け入れてもらえなかったら・・・)
敬愛する父に悪党だと教えられた人物が射精を許可してくれるかどうかはもう重要ではない。
亜沙子にとっては今や、この尊大な偉人に側仕えすることができるか否かが大事なことだった。
「その言葉に嘘はないな、亜沙子」
「は、はいっ!」
「父親を捨て、儂の最も下等な肉便器になるということじゃぞ。誓えるか」
(パパッ、許してっ!!)
「・・・ち、ち、誓いますッ!!」
「それなら黒田の持っておるビデオカメラに向かって、改めて誓え。あのビデオには今までの無様な姿がすべて映っておる。それをお前のオヤジに送るから、ついでに別れを告げておけ」
「・・・はいっ」
(ごめんね・・・・でもパパのせいだもん・・・・ご主人様のメイドになれなんて命令した、パパの・・・・)
「おっと、さっきのように儂の膝の上に座れ」
「はい、ご主人様ぁ・・・・」
命じられるがままに、ペニス付き巨乳肉便器となった少女は剥き出しのままの尻をベッドに腰掛けている毒島の膝に乗せる。
すると老人は亜沙子の脚を掴んでM字形に拡げ、エレクトした若茎と、精液と愛液と処女血がとめどなく流れ出る淫裂をカメラの正面にさらけ出した。

「ふぉっふぉっ。ほれ、早くせい」
「ううっ・・・恥ずかしい・・・」
亜沙子の視界の中でカメラのレンズが父親の厳しい顔に変わり、その視線に破廉恥極まる痴態を露わにしてしまったような羞恥を覚えて少女はたじろぎ喘ぐ。
「何が恥ずかしいものか。これから一生をその姿で過ごすのじゃぞ。お前のような変態にとっては夢のような話じゃろうて」
もう帰る路はなく、ただ冥い錯悦の悪夢だけが残されていた。
「・・・ボクは、いいえ私は、毒島様の、にく・・肉便器に、なります・・・・・。パパ、もうだめ・・・私、オマンコでめちんちんボッキして感じちゃう、悪い子だったの・・・・ほら、見える? 私のコレ・・・おっぱいの先っぽをギューってするとカチカチになって、おまんこの穴ブルブルすると白いオシッコがビュウビュウ出ちゃったの・・・・もっと射精させられたい・・もっと、もっとご主人様におっぱいとおまんこの穴虐められて、めちんちん触られたいのぉっ!!」
「ひひひ、よう言えた。ご褒美じゃ」
媚薬とわずかばかりの嬲りであっという間にここまで少女を追い込んだ自分の手腕に満足しつつ、毒島老人は肥大陰核を圧迫していたペニスリングを抜く。
尿道を塞いでいたそれが緩むと、白濁した塊が即座に内部の圧力で押し出され、床にボタボタと落ちた。
「いやあああああっ!! ご主人様っ、ボクっ、私つ、イっちゃうううううぅぅぅぅぅぅっっっ!!!!!」
悲鳴と共に汚液がビュルッと噴き出し、それが絶えるやピンク色の先端から濡れ光る黄色がかった粘塊がどろどろと露呈していく。
「くくく・・・とんだ変態娘じゃな」
少女にあるまじき濃厚な精液が次々に噴き上がっては床を汚す、そのすべてをビデオレンズは克明に追い、記録していった。
(撮られてる・・・っ! 私が、汚い射精するところを! 見ないでパパ、見ないで・・・・・)
単に羞恥の記録となるにとどまらず、報復と訣別の手段に供されると知ったビデオの前で、亜沙子は厳格な教育を受けた自分が下劣な悦びに染まっている姿を見た父がどれほど茫然とするかを思い描きつつなおも射精し続ける。
(ああ・・・見ちゃうんだね、パパ・・・・「ボク」が、おっぱい揉み揉みしながらめちんちんガチガチなところ・・・・ごめんなさい・・・・だって知らなかったんだもん、見られて出すのが、こんなにイイなんて・・・・・「私」は、自慢の娘じゃない、ただの変態ふたなりっ子でした・・・・・・だからサヨナラ、パパ・・・・)
そうして心の中で哀しい別れを告げると両性具有の哀奴はメスの性器をわななかせ、罪深い歓喜にオスの淫肉を熱くときめかせて真なる支配者にその繊弱な肢体を預けたのだった。
「おお臭い臭い! 真面目そうな顔に似合わぬ精液をドッピュドピュ吐き出しよって、高価い絨毯が台無しじゃわ。罰としてそのみっともない大きさの乳で挟んで儂のモノをしゃぶれ、亜沙子」
「はい・・・・ご主人様」
毒島の命令に、両性具有肉便器となった眼鏡少女はふらふらと立ち上がると、夥しい量の白濁液を跨ぐようにして床に這い、迷いも見せずに老人の赤黒い怒張を乳房の谷間に挟み、先端を口に含む。
そのぎこちなくも懸命な奉仕に毒島は目を細めつつ黒田に合図し、亜沙子の肛門に感覚を麻痺させるクリームを塗り広げた。

「フヒヒ、肉便器になった記念に浣腸してやろう。それからそのままお前の尻を仕留めてやる」
老人がそう言う間に黒田はイルリガートル容器に薬液を満たし、床に四つん這いになっていた少女を立たせてそのヒップに2リットルの容量を注ぎ込む。
老人の尿と媚薬を混ぜた浣腸液を腸腔に満たされながら、眼鏡少女は秀麗な顔を卑しい歓喜に歪めた。
「ああっ! お浣腸イイっ!! 感じすぎてめちんちんはじけちゃいますぅっ!!」
つい少し前までおぞましさに怯えていた性愛の営みに悦びの悲鳴を上げ、倒錯の眼鏡美少女は淫らに腰をくねらせる。
老人はその揺れる尻を捕まえると大きな桃の果肉をふたつに割り、逞しい剛直を浣虐に耐えている秘めやかな窄まりにぐいと挿入していった。
「くひぃっ!! あぁ私の、私のぉっ!!」
「ひょひょ、お前のうんこ穴はいい具合じゃぞ。ほうれ、後ろの処女喪失もお前のオヤジに見せてやれ」
そう言うと毒島は亜沙子を貫いたままベッドに座り込み、またも膝の上に乗せた少女の股間をいっぱいに開いて結合部をカメラに向ける。
そしてベッドのスプリングを利用して身体を上下に大きく揺すり、えげつないピストン運動を哀れな生け贄に繰り返した。
「もっと尻を締めんとせっかくの浣腸が漏れるぞ。・・・・そうじゃ、その調子じゃ」
「ひぃいいいぃっ!! お、お尻の穴っ、お尻の穴気持ちいいいいいいい!!! もっろ、もっろぉ・・・」
(お浣腸でいっぱいの亜沙子のお腹、突き破ってぇ・・・・お尻の穴嬲って、ぐちゃぐちゃに苛めてっ! ・・・好き・・・大好き・・・ご主人様・・・)

浣腸による便意と肛肉の愉悦のせめぎ合いの中で陶然としながら亜沙子は両手で男女の性器を弄り、放埒な慰撫に耽溺する。
老いてなお絶倫な陵辱者がようやく果てたとき、両性具有者もまたなん度目かの精を放ち、無上の快美にたゆたっていた。
「幸せそうな顔で失神しおって・・・・・黒田、後片付けを頼むぞ。それとそのビデオのこともな」
「心得ております」
「娘の破廉恥極まりない姿を見たときの顔が目に浮かぶわい。愉快、愉快」
ビデオは加虐者の正体が第三者に特定されることのないよう慎重に編集された上で送付されるだろう。
さらに亜沙子の身の安全についてほのめかし、スパイを送ったことについての自白・謝罪文を書かせるつもりだった。
ゆくゆくは、かの悪名高き「契約自由化法」に基づき亜沙子の人権を剥奪し、何人もの書類上の第三者を経由して合法的に飼育することになるだろう。
未成年の亜沙子に適用されるかは現行は制限が無く微妙なところだが、懇意の代議士を動かせばどうにでもなる。
おそらく代議士にも、亜沙子を抱かせなければならないが・・・。
「我が子を犯罪者にするような親からは、わしが保護してやらなければなるまいて。のう、亜沙子や」
脱糞射精した後も貫いたまま、眼鏡以外は全裸の少女を抱き締め、乳首を舌で転がしては甘噛みしつつ毒島は目を細める。
次のビデオは、庭で首輪に繋いだ亜沙子を大型犬に獣姦させる内容になるだろう。
その時の両性具有肉便器が、どう眼鏡の美貌をゆがめ巨乳を揺らして無様に射精するか、そしてそれを見た父親がどんな狂態を見せるか想像しながら、毒島老人は亜沙子のこの上なく安らいでいる寝顔を見て微笑んだのだった。
(おわり)



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