【ドギーシスターズ】
作・森水 鷲葉
大学に進学し一年以上上京していた姉が帰ってきた。
誰も予想できなかった姿で。
「やほー、久しぶりね歩己」
しゃがみこんだまま玄関でそう明るく挨拶する姉 篠田 郁己(しのだ いくみ)を見たとき、篠田 歩己(しのだ あゆみ)は声を失った。
かつて170センチ近くあった長身と凛々しい顔立ちは変わらない。
しかしそれ以外は全く変わっていた。
短かった黒髪は伸び、茶髪をポニーテイルにまとめ、根本に小さなリボンを結んでいる。
また以前Fカップ程度だった胸部は更に大きく盛り上がり、Hカップはあろうかという俗に言う「爆乳」である。
腰はあくまでも細く、その下の臀部はまた大きく張り切っていた。
だが伸びている脚は細くすらりとしている。
全体としてボンキュッボンの極上のプロポーションだった。
そして何より異様なのは、郁己がリボンと首輪以外は何一つ身に着けていない、乳房と性器を晒した生まれたままの丸裸であることだった。
「姉ちゃん・・・・・その姿」
「驚いた? いわゆる人権放棄ってやつよ。契約したの」
そうあっさりと言うと郁己は勝手知った様子で四つん這いのまま上がり込み、自分の部屋に入る。
姉の毛深い女性器と肛門を見せつけられ、何とも言いしれぬ気分を抱いたまま歩己は、両親の気持ちを思って憂鬱になった。
その夜帰ってきた親たちの反応は案の定だった。
父は怒り、母は泣いた。
だがそれを受け流しつつ平然と今の生活の素晴らしさを得々と語る郁己の言葉と、同行していた『飼い主』の代理人である女性弁護士と女性カウンセラーの説明を聞いているうち、本人が幸せならと、歩己が呆気にとられるほど簡単に彼らは納得して、生まれ変わった長女を受け入れたのだった。
父は途中から、女性弁護士の豊かな胸ばかりを見ていたのが、歩己には少し気になったが・・・・・・。
それから数日後、バスケ部の部活を終え、中学校から帰ってきた歩己を満面の笑みで郁己が迎えた。
「おっかえりー」
「た、ただいま」
いまや超美女と言っていい姿の姉にドギマギしつつ歩己はその脇をすり抜け自分の部屋に入る。
鞄をイスの上に置き、セーラー服の上下を脱いだそのとき、いきなり部屋の中に郁己が入ってきた。
「あーゆーみちゃん」
「な、なんだよ姉ちゃん、勝手に入ってこないでよ!」
相手が全裸だというのに、自分がほぼ下着姿であることをなぜか恥ずかしく思いながら慌てて歩己が抗議する。
だが姉は全く気にしない様子で近づいてきた。
「えへへ・・・・あのね、あんたにお願いがあるの。あたしの部屋にきて」
「えっ・・・じゃあすぐ着替えていくから」
「いいからいいから、そのままで」
そう言うと郁己は強引に下着姿のままの妹の腕を引っ張り、隣の部屋へと引っ張り込む。
そうして自分のベッドに座らせた。
「まったくもう・・・・」
ぶつぶつと言いながら歩己は辺りを見回す。
かつて歩己同様にバスケット少女で体育会系臭かった姉の部屋は、帰ってからの短い間に牝犬の飼育小屋へと見事に様変わりしていた。
「ひゃあ・・・・姉ちゃん、ホントに奴隷になっちゃったんだな」
「奴隷じゃなくて人権放棄! そこんとこ間違えないよーに!」
「だって、どう違うのさ?」
「人権放棄は取り返しがつかないの! 人に似た家畜、それが人権放棄者よ」
そう言って郁己は歩己の横に座り、ウィンクしながら両手で自分の爆乳をゆさゆさと揺する。
それが自分の姉で同性だと知っていながら歩己は思わず赤面してしまった。
「そ・・それで頼みって何だよ姉ちゃん?」
「それ、その『姉ちゃん』って呼ぶのもやめてくんない? あたしは生まれ変わったんだから。だからあんたも『郁己』て呼び捨てにして!!」
(勝手に変わっといてなんだよ、姉ちゃんは姉ちゃんじゃないか!)
そうは思ったものの、目の前にいるのは全裸の見知らぬ『おんな』であり『めす』ある。その姿で拗ねと甘えと媚びを交えて言われると、何故かどうにも逆らえなかった。
「じゃあ・・・・・頼みってなに、郁己」
「そうそうそれ、実は恥ずかしいんだけど・・・・・」
言いよどみながら郁己は優美な肢体をくねらせる。それがまた扇情的で、見ていた歩己は目がくらくらした。
「あのねえ・・・・」
「な、なんなのさ」
「あたし今・・・・・・便秘しちゃってるの。・・・・・だから歩己、お姉ちゃんにお浣腸、してくれない?」
「ええーーーーーーーーっ?!」
「しぃっ、叫ばないでよ」
あまりに予想外のことを言われ呆然とする歩己に、郁己はさすがに恥ずかしげに話し出した。
物心ついてから自分は人間以下の動物になりたかったこと、またその気持ちを隠し続けていたこと。
そして大学入学を機に家を出たあと、とあるお金持ちのお嬢様の邸宅で働き始め、飼われている人権放棄者を目の当たりにして気持ちが爆発し、自分から契約を申し出たこと。
とはいえ未成年であるために両親の同意が必要として、やむなく一度帰郷したこと。
容姿も磨き上げられ以前より女らしく、そして理想とする獣の牝に近づき喜んでいること。
とはいえ体質も女の子らしく便秘するようになったこと、などを郁己は妹に語った。
「で、帰ってきたはいいけど、また便秘になっちゃって・・・・・・・お屋敷にいるときは飼い主のお嬢様にして貰ってたんだけど、ここじゃそういうわけにはいかないでしょ。パパもママも出かけてて遅くなるまで帰ってこないし、だから・・・・・ね?」
「だってあんなもん、一人でだってできるじゃないか」
「そうかもしれないけど、そうじゃないのよ。ねえ、お願いだから!」
「わ、わかったよ」
姉とはいえこれほどの美女に哀願されてはやはり耐えられない。ついに歩己は承諾してしまった。
「じゃあちょっと待っててね」
嬉しそうに郁己は立ち上がり、ベッドの下から何かを取り出す。
それは巨大な注射器のようなものだった。
「はいこれ。もう中身は入ってるわ」
「なにこれ・・・」
歩己が唖然とするのも無理はなかった。
脳裏に描いていたイチジク浣腸とは比べものにならない量の薬液がそのガラス筒の中に入っていたのだ。
「それは特注の浣腸器よ。エネマシリンダーっていうの。それだけ入れないと治らないほど酷い便秘症なのよ」
そう言って郁己は頬を染める。
「入れやすいようにお尻出すから・・・・・」
郁己はそう言いつつベッドの上で四つん這いになる。
その魅惑的な光景は歩己の視界を灼いた。
胸の動悸が激しくなり、息が苦しくなる。
(な、なんだよこれ・・・・・・・相手は姉ちゃんなのに、同性なのに!)
そう必死に自分に言い聞かせ、郁己から受け取った浣腸器を構える。
「さあ歩己、郁己お姉ちゃんのお尻の穴にお浣腸、入れて・・・・」
「う、うん」
辛うじてそう答えたものの、美蕾を前に肝心のノズルの先が激しく震えてなかなか挿入することができない。
それでもやっとのことでそれを窄まりにあてがうと、歩己は無我夢中で先端を挿し入れた。
「ああっ・・・・そ、それじゃゆっくりと、でも全部入れてね」
「うん」
郁己の指示に従い歩己はシリンダーポンプをゆっくりと押していく。
それに伴って郁己の喉からは喘ぎが漏れ始め、注入量が増えていくごとにそれは大きくなっていった。
「はううっ! ひあああああああああああ・・・・・・・・」
「も、もうやめようか姉ちゃん?!」
「ね、姉ちゃんじゃない、郁己ちゃんよ! ・・・・・・やめないで、もっと、もっと入れてっ!!」
「でもそんなに苦しそうなのに・・・・・」
「違うの、これは、お浣腸が気持よくって声が出ちゃうのお・・・・・!」
(ええっ?)
歩己は郁己の言葉が信じられなかった。
歩己も小さい頃風邪をひいた折に浣腸されたことがあるが、ただ辛かっただけという記憶がある。
だが注腸の動きに合わせて高まっていく郁己の喘ぎには確かに悦びの色が含まれていた。
(こんな恥ずかしいことをされているのに気持ちいいなんて・・・・嘘だ!)
目の前にある現実に目を塞ぎつつ歩己はついに浣腸器のピストンを押し切る。
「ああっ!」
ひときわ大きな嬌声を耳にしながらノズルを引き抜くと歩己は浣腸器を脇に置いて深呼吸し、興奮に乱れた息を整えようとした。
「あ、ありがと、歩己」
小さな声で礼を言い、郁己が伸ばしていた膝を曲げて再び四つん這いになる。
その扇情的な姿から視線を無理に背けつつ歩己は言った。
「ね・・・・お姉ちゃん、嘘だよね・・・・・」
「な、なあに?」
「こんなのが、気持ちいいなんて・・・・・・」
「・・・・歩己・・・・」
しばらく間をおいた後、郁己は歩己の横に座り直す。
そして妹の片手を掴むとその手のひらを自分のふさふさと陰毛に覆われた性器に導いた。
「あっ?!」
「分かるでしょ、歩己。あたしのおまんこが凄く熱く、どろどろに溶けてるのが」
「こ、こんな・・・・・」
「実の妹にお浣腸されて、女の子の大事な所をこんなにしてしまうなんて・・・・・・お姉ちゃん、恥ずかしいいいっ!!」
真っ赤にした顔を手で覆い隠し、郁己は身体と大きすぎる乳房を震わせる。
だがその瞳は倒錯の悦びに酔いしれ、輝いていた。
「歩己、もう片方の手であたしのお腹触ってみて」
「うん・・・・」
郁己の告白に困惑しながらも素直に従い、歩己はもう片方の手をキュッと引き締まった腹部にあてがう。
するとゴロゴロという鈍い音とともに内部で激しい蠕動が始まっているのが感じられた。
「もう凄く苦しくなってるのよ。でもそれが・・・・・・たまらなくイイの」
恍惚としてそう語り、浣虐に悶えつつ耐え忍ぶ郁己の様子は歩己にとってあまりにも刺激的でありすぎ、劣情を誘うものだった。
いつしか股間の奥から熱いものがしたたり始め、それに気づいた歩己はパニックに陥る。
(姉ちゃん・・・・! ああボク、どうしちゃったんだ・・・・・姉ちゃんなのに・・・・・姉ちゃんを見てるだけで・・・・)
「くっ・・・・・ああ駄目、歩己、も、もう一つお願い!」
蠕動の高まりだした腹部を手で押さえ、濡れた瞳で妹を見つめながら郁己は小さく叫んだ。
「な、なに?」
「あたしの・・・・お尻の穴に・・・・・・これで、栓をしてっ!!」
そう哀願しながら郁己はベッドの下からアヌスプラグを出して歩己に渡す。
「ええっ?!」
新たな依頼にまたしても愕然としながら歩己は渡されたものを見た。
一見すると犬の尻尾のように見えるそれの接合部は円錐形をしており、長さは15?ほどあった。
しかし直径はもっとも大きいところでは5?はある。
歩己はそれを見て、姉の肛門に挿入することなど無理だと思わずにはいられなかった。
「こ、こんな太いのを入れるなんてできないよ姉ちゃん! それよりトイレに行こうよ!」
「姉ちゃんて言わないで! あたしは、もう人権放棄者なのよ・・・・・・おトイレはまだ駄目、酷い便秘だから、もっと長く我慢していないといけないの・・・・・でもこのままじゃ漏らしちゃうから・・・・・・ああ早く、お尻に栓をお願い!!」
郁己は激しい便意に喘ぎつつ再びベッドの上で四つん這いになり、震える美蕾を妹の目の前に晒す。
その、エロティックな器官をまたしても眺めながら歩己はごくりと唾を呑み、自分の心の中にある堤防が欲望の濁流の前に砕け散っていくのを感じていた。
(あ、ああ・・・・郁己お姉ちゃんのお尻の穴・・・・なんてイヤらしいの・・・・!!)
歩己は自分の股間から熱いものが溢れ出すのを自覚しながら手にしている黒い器具をアヌスにあてがう。
そしてそれを一気に挿入したとき、まるで郁己を自分の性器で犯したような錯覚に陥り絶頂寸前まで昇り詰めたのだった。
「あううううっ!! ・・・・・あ、ありがとう、歩己・・・・」
苦痛と快感が綯い交ぜになった表情で郁己はそう礼を言い、犬の尻尾を模したアヌス栓をしたままうつ伏せになる。
そうして襲いくる排泄欲に身を震わせながらベッドを降りると、座ったまま茫洋としている歩己の横に立ち身を屈め手を伸ばした。
「凄いわ歩己、ここヌルヌルよ。お姉ちゃんのエッチなところ見て興奮しちゃったのね?」
そう言って人差し指でパンツの上から妹の、限界まで昂ぶっている花芯の先端をねっちりと撫で回す。
激しい羞恥で面を朱に染めつつも歩己はその絶妙のタッチに快感でのけぞった。
「ああああっ! や、やめてよ郁己お姉ちゃんっ!!」
妖しい背徳感に苛まれながらそう叫んだものの、痺れるような痴悦に歩己の口唇は歓喜でわななく。
歩己は、もはや自分が実姉の倒錯した性に魅入られその虜になってしまったことを悟った。
「うふ。ねえ歩己、裸になりなさいよ。お浣腸やお尻の栓のお礼をたっぷりしてあげるわ」
「お姉ちゃん・・・・・」
郁己の言葉を聞き、歩己はふらふらと立ち上がると上下の下着を脱いだ。
「私に似て毛深いけど、可愛いわ・・・おっぱい、もうFカップはある?バスケのとき揺れて邪魔にならない?」
もう、相手が血の繋がった姉妹であり、生物学上は同性であることなど気にならなくなっていた。
今彼女にとって大切なことは、郁己が美しく妖艶で、禁断の快楽へと自分を導いてくれるであろうことだけだった。
「じゃあ・・・・・・座ったまま脚を開いて」
歩己がその指示に従うと郁己はその爆乳で妹の太腿を挟み込み、じらすように揉み扱く。
上昇する柔らかい果肉が、中学生らしからぬ濃い密林に隠された敏活な器官にわずかに触れたとき、歩己は思いもしなかった悦びに酔いしれた。
「ふふ、これだけじゃないわよ」
郁己はたわわな胸から手を離し、妹の黒々とした股間からクリトリスの先端を露出させる。そしてそれを乳首の先端で淫らに舐め扱いた。
「あううっ! はあ、はあ、はあ・・・・あああ、おねえちゃんのおっぱいでっ、いく、いっちゃうよおっ!!」
最近覚えたばかりのオナニーではとうてい味わうことのできない快感が歩己の脳髄を駆けめぐり、スパークする。
そして少女特有の青臭い潮が迸り、郁己の顔と胸を汚した。
「んん、すっごい多いわね」
唇についた愛液を舌で舐め取り、郁己は満足そうに微笑む。
大量の浣腸をされたままであるのに余裕で少女を快楽の深淵に溺れさせ、妹の潮にまみれて艶やかに微笑むその姿はまさに魔性の女そのものだった。
(ああ・・・・お姉ちゃんにこんなに気持ちよくしてもらえるなんて・・・・)
快感の余燼に身を任せたまま歩己は、初めて知った奥深い悦びを反芻する。
「気持ちよかったでしょう、歩己。でもまだ本当の悦びはこんなものじゃないわ」
このままでも妹は自分の性の虜になるだろうと確信していたものの、郁己はさらに彼女を後戻りできないところまで追い込むつもりであった。
「そのまま仰向けになって、両脚を上げたまま開きなさい」
「うん・・・こう?」
「そう、いいわよ」
郁己は頷きながら右手の指へ入念に潤滑剤を塗り込む。
腸内の浣腸液はすでに猛然と自分を責め立てていたが、郁己にはそれが耐え切れぬほどの苦痛へと変わる前に、妹を期していたところまで堕とす自信があった。
先程の絶頂で痺れたままの陰核を剛毛ごと郁己は口に含み、舌と唇で刺激する。
そして柔らかな恥肉が反応を取り戻す頃を見計らい、中指を歩己のアヌスにゆっくりと埋めだした。
「あうんっ! なに?! や、やめてえっ!!」
思いもかけない責めに歩己が驚愕し、抗議するのも聞かず郁己はずぶ、ずぶと細長い指を着実に潜り込ませていく。
やがて指の先端があるポイントに辿り着いたとき、衝撃で歩己の背中は弓なりになり、ベッドから浮き上がった。
「あ、あ、あああああーーーーーーっ!! お尻、お尻があああっ!! なんなのこれえっ?!」
「ここは動物の一番弱い場所。ここの快感を知ればもうあなたは逃げられなくなるわ」
その郁己の言葉通り、歩己は信じがたいほどの快感の波に翻弄され、惑乱した。
乳首も陰核もさらに固く勃起し、ヒクヒクと震えている。
もはや歩己の肉体は、挿入された指が抽送されひねりが加えられるたびに淫らな悦びで跳ね踊る堕欲のマリオネットと化していた。
「これは? こうされるとどう、気持ちいい?」
「き、気持ちいいよおっ、お姉ちゃん! お尻を・・・・ボクのお尻をもっと虐めてえっ!!」
恥茎の先端からトロトロと粘液を漏らしつつ、歩己が身も世もない嬌声を上げる。
そして郁己が挿入する指を二本に増やしてかき回すと、歩己はついに獣のような鳴き声を放ち絶頂へと達したのだった。
「お尻・・・・・もっと、もっとして・・・・」
激しい潮吹きの後ぐったりとしながらも更なる歓喜を求め歩己が哀願する。
しかし郁己はすぐそれには応じなかった。
「これ以上して欲しいなら、歩己にもあたしと同じになって貰うけど、いい?」
「同じ・・・・って」
「簡単よ。歩己も人権放棄者になるの」
「そんな、無理だよお」
「そんなことないわ。あなたもあたしに似て凛々しい顔立ちだし、女の子らしくなったらギャップでさぞかし魅力的だろうなと思ってたの。それに、普通の女の子のままなら、本能のままのエッチな悦びはもうこれ以上味わえない。でも人権放棄者になれば、素晴らしい世界があなたのものになるのよ」
「人権放棄者に・・・・・」
歩己は当然ながら躊躇いを見せた。
これまで普通に生きてきて、いきなり動物になれと言うのだから無理もない。
だが郁己は、歩己の常識の枷が先程の異端の悦楽によって十分に撓められたことを確信していた。
「じゃあ・・・・・その、エッチなことをするときだけ、人権放棄者になるんじゃ、だめ?」
「そうね、それでいいわ」
本格的に契約するのであれば両親も説得せねばならないし、さしあたりはそれでいい、そう思いながら郁己は頷き、お屋敷から持参したバッグから様々な品を取り出す。
濡れタオルで身体についた体液を拭われた後、歩己は犬がするような首輪を付けられ、さらに犬耳付きのカチューシャを身につけさせられた。
「うーん、やっぱり可愛いわ。さあ歩己、これであなたはとてもエッチな人権放棄者になったのよ」
「これがボク・・・」
姿見で自分の姿を見たとき、歩己はその中にはにかんでいる様子の若い獣の牝の姿を見いだした。
(この子が、ボクなんだ・・・・・)
そう思うと何とも言いようのない歓喜がぞくぞくと心の奥底からわいてくる。
目の前にいる少女は、これからは恥ずかしい悦びを受けて悶え泣く存在なのだ、そう思ったとき歩己は紛れもなく郁己の用意した陥穽の中にはまったのだった。
「ねえ、お姉ちゃん」
歩己が甘えた声で振り返ったとき、そこには床に踞っている郁己の姿があった。
郁己はとうに便意の限界を迎えており、ただ驚異的な精神力だけでこれまで持ちこたえていたのだ。
「んんんん・・・・・・もう駄目、お姉ちゃん、限界よ・・・・・」
「だ、大丈夫?! 早くトイレにっ!」
「もう・・・・そんな余裕・・・・ああ、もう栓が飛び出しそう・・・・」
最後の気力を振り絞ってよたよたと床の上を這いずり、郁己は部屋の中央にビニールシートを敷く。
それからその上に新聞紙を敷くとその中央にしゃがみ込む。
そしてその瞬間、「ブボッ!」っという音を立ててアヌスプラグが抜けた。
「あーーーウンチでるっ! 出ちゃうっ! いやーーーーーーーーーっ!!」
羞恥の悲鳴とともに郁己の尻の割れ目がこんもり膨らんでいき、汚濁の色に染まる。
郁己はこの半ば予期せざる粗相に愕然としつつも陶酔し、妹の目の前で汚辱快楽に浸った。
「ああーー恥ずかしいっ!! あたし、あなたの前で惨めにウンチ粗相してしまっているのね・・・・歩己、見て・・・・お浣腸されたあげく、こんなところで汚いものを思い切り脱糞しちゃってる郁己の恥ずかしいところを・・・・・」
もはや一片の理性もなく排泄と汚辱の異常快楽に溺れている郁己は、もう本性を隠そうともせず喘いでいる。
そしてブリブリと糞便を垂れ流しつつ、汚れたお尻を淫らにくねらせていた。
「ああ歩己・・・・最初に、お浣腸は気持ちいいって教えたわね」
「う、うん」
眼前で展開されている美と醜の鮮烈なコントラストに息を呑みつつ歩己はようやく答える。
郁己はその美しい瞳に狂悦の炎を浮かべつつ叫んだ。
「でも、お浣腸をされたあと死ぬほど我慢したあげくのウンチは、もっと最高よ! しかも誰かに見られながらするとき、恥ずかしくって辛くて、でもそれが死んでもいいぐらいの快感なのおっ!! ああ、もっと出る! 太いウンチがいっぱいいっ!!」
ブリィッ、ブリリッとくぐもった音がして郁己の肛門が限界まで膨らむ。
そうして両足の間から大量の便塊がボトボトとこぼれ落ちていった。
「お尻の・・・・お尻の快感は、犯される悦びと、脱糞の快楽よ・・・・これを知ればもう・・・もう・・・・」
そこまで言って郁己は絶頂に達し、妹同様の黒薔薇の花弁から朝露を吹いた。
そしてがくがくと全身を震わせ、床に崩れ落ち失神したのだった。
歩己はあまりにも異常すぎる痴態を目の当たりにして気を失いそうだった。
それでも同じ血の為せる業か、嫌悪で目を背けるようなことはなかった。
それどころか美しい裸身が浣腸の苦しみで淫らに舞い、あげくに汚辱で身を汚す一部始終を見ながら、いつしか激しく欲情していたのである。
少女は姉が股間に一指も触れることなく脱糞だけでクライマックスに至ったのを見、その告白に嘘がないことを知った。
(だったら・・・・ひょっとして・・・ボクだって)
「お浣腸、されたい?」
「?!」
不意に図星のつくような言葉を耳にし、はっとして声のした方を見る。
郁己は意識を回復し、床から上半身を起こしてじっと歩己を見つめていた。
「なんで・・・・」
「顔に書いてあったわ。自分もお浣腸とウンチでイッてみたいってね」
そう言って郁己は意味ありげに笑う。
歩己はこの日もっとも顔を赤くしつつも、かすかに頷いた。
「うん・・・・・恥ずかしい・・けど、ボクにもお浣腸、してぇ・・・・」
「はじめはイチジクにしましょう。それでもかなり効くはずよ」
郁己はそう言いつつ立ち上がり、新聞紙ごと自分の粗相の跡を手早く片づける。
それから新たに新聞紙を敷き、その上に犬耳カチューシャと首輪以外全裸のままの歩己を四つん這いにさせた。
「入れるわよ」
尻肉を割り広げて歩己の幼蕾を外気に晒すと、郁己はその中心にぐっとイチジク浣腸の細いノズルを挿し込む。そして薬液を注入した。
「つ、つめたい!」
そう悲鳴をあげた歩己だったが、そのうちにゴロゴロと下腹が鳴り出し、辛く切ない感覚に喘ぐようになった。
「ああっ、そ、そろそろいいでしょう、お姉ちゃんっ?!」
「全然まだよ。これっぽっちのお浣腸なら、1時間は我慢しないと」
「えええっ?! そんなの、絶対にむりだよお姉ちゃん!! ボクもう、我慢できないいっ!!」
「それでも我慢するのよ。できるようにお尻の穴をふさいで上げる」
楽しげにそう言うと郁己は中指を歩己のわなないているアヌスに突き立て、ずぶずぶと埋めて塞いでしまう。
「あひいいいっ!!」
「これでお姉ちゃんが抜いてあげるまで出せないわ。・・・・ところで、歩己に相談があるんだけど」
「あ、あうう、なにい?」
「お姉ちゃん、お金持ちのお嬢様のお屋敷で飼われてるって言ったわよね。実はあたし、そこでドッグショーに出演してるの」
「ドッグショー?」
「そう。お金持ちのVIP会員だけ呼んで、人権放棄者がいろんな芸を見せるの。あたしはそのショーの牝犬なのよ」
郁己はそう告白しながら歩己の反応を窺った。
歩己は幼児期以来となる浣腸で目に涙を滲ませながらも興味を引かれたようにじっと聞いている。
「あたしはそこで、晒し者になっているの。飼い主のお嬢様にお浣腸されて、悶え泣いたあげく恥ずかしいウンチのおもらしを一部始終会員のみなさまにお見せしたりするのよ。ああ、その恥ずかしさと、それ以上の快感といったら!」
うっとりとした表情でそう異端の世界を語る郁己を、歩己はもう嫌悪など感じることなく聞いていた。
郁己の異常すぎるほどの浣腸への忍耐力や、その中で貪婪に欲望を味わい続けられる理由がこれで理解できた。
そして、会員たちの注視の中で浣腸されたまま虐め抜かれ、狂い泣き、ついに汚辱の極致に至る郁己の姿を脳裏に浮かべる。
その郁己の姿を今浣腸に悶えている自分自身の姿と置き換えたとき、禁断の衝撃とともに歩己は激しく欲情したのだった。
一方郁己は、歩己が自分の告白を聞き軽く失禁しているのを見て内心驚喜していた。
「あたしの悦びを、あなたにも分けてあげたいの・・・・・お屋敷で、可愛い女の子らしくFカップのおっぱいと毛がボーボーのおまんこを悪戯されたり、その姿でお浣腸されて、トイレに行かせてもらえないままウンチのお粗相したりするの。血の繋がっているあなたならこの快楽を理解できると思うし、後悔しないと思うわ」
(知らない人たちの前でお浣腸されたり、我慢できずにボクが・・・・っ!!)
郁己の告白で一瞬垣間見たアブノーマルな世界。
知らなかった、想像もできなかった快美への扉が今開かれようとしていることを知り、歩己は肌が粟立つような震えとともに己の欲するものをはっきりと悟った。
「す、素敵・・・・・・お願いお姉ちゃん、ボクも・・・・お姉ちゃんと同じ、人権放棄者にしてえっ!!」
「ええ、あなたならあたしより完璧な人権放棄者になれる。保証するわ」
そして、可愛い牝犬浣腸マゾ中学生のショーは屋敷に多くの客、そして新たな家畜を引き寄せるだろう。
そう考え、この家に戻ってきた真の目的を果たした安堵で郁己は深いため息をついた。
今頃は、屋敷に招待された両親が、美しい男女の人権放棄者のもてなしを受け、衣服を脱ぎ捨て獣になりきって交尾していることだろう。
ここまで漕ぎ着ければ、妹の人権放棄契約も締結目前と言えた。
それどころか、一家四人揃っての人権放棄も遠い未来ではないかも知れない、
「じゃあこれからは、プレイの間はバスケ部員だってことは忘れて、牝犬になりきるのよ。着ているものは全部脱いで、言葉遣いから仕草までね」
「はい、お姉ちゃん」
異常な欲望に導かれるまま、ついに戻れぬ道を辿り始めた歩己は便意に震えながら人権放棄者の在り方を郁己に躾けられる。
そうして一人の少女が心身共に堕天使へと生まれ変わった。
背徳の教育が終わったことを確認すると郁己はアヌスから指を引き抜く。
そして歩己に終局が訪れたのだった。
「ああああああああああああああっ!! もう駄目ですっ!! 人権放棄した家畜の歩己はもう我慢の限界ですっ!! 郁己様、あたしが・・・・・恥ずかしい牝犬娘の歩己が、汚くクサいウンチを、お粗相するところをご覧下さいっ!!」
部屋の中央、新聞紙の上で少し脚を開いて立ったまま、歩己は絶叫する。
「四つん這いになって、お尻を突き出しなさい!」
「は、はいいいいっ!!」
郁己の指示に従うと同時に破廉恥な破裂音が部屋に響き渡り、歩己の尻は汚物で無様に膨れ上がっていった。
ブリュッ、ブリュブリュブリュブリュブリュウウ・・・・・・
「ひはあっ! 恥ずかしいのっ、恥ずかしいよおおっ! 歩己、人間なのに四つん這いでウンチ垂れちゃったのおっ! あたしのお尻、おもらしウンチでいっぱいだよおっ!!」
わずか数時間前は健全だったバスケ少女が、今や淫乱な牝犬マゾになりきって全裸のまま脱糞しつつ堕悦に酔う。
アヌスの奥深くから排泄によってもたらされる闇の快楽に、少女の身体は妖しくわなないていた。
「凄いわ歩己・・・・・あなたは最低の人権放棄者よ」
「あ、ありがとうございます、郁己様・・・・」
「今週の土曜日、零時過ぎにお屋敷にいらっしゃい。そこで、もっともっと凄いことをしてあげる。あなたもドッグショーのメインになるのよ」
「はい、楽しみですぅ・・・・」
過度の快感により意識を灼き切らせながら歩己が答える。
姉は下肢を汚物で彩ったままやがて幸せな微睡みの中に没した妹にのしかかり、HカップとFカップの乳房が押し付け合い形を変える。
唇を合わせると無意識に舌を絡めてくる妹を優しげに見下ろしつつ、郁己は屋敷で姉妹ともに浣腸調教を受け、両親の目の前でツイン脱糞ショーを披露する日のことを夢見ていた。
(了)
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