【水森先生の浣腸クリニック】
作:森水 鷲葉
「川島さ〜ん、どうぞ」
「失礼します」
やや不安げな面もちでまだ若い母親と息子が診察室に入ってくる。
この女医ばかりの内科医院の院長である水森 若葉(みずもり・わかば)は母子を素早く見て取って美しい眉を顰めた。
息子は10歳だが母親はまだ20代後半で、Kカップはあろうかという豊満な胸元の大きく開いた無防備な衣服を着ている。
一方息子の方は童顔で目の大きい母親に似てなかなかの美形だったが、一人息子だというのに髪の毛もぼさぼさで衣服も実用一点張り、おまけに薄汚れていた。
(遊び好きで子供に興味がない・・・・・・・避妊に失敗してしょうがなく生んだ子ってとこか)
一目見ただけで即断に過ぎるようだが、水森はこのタイプをあまりにも多く見てきていた。
そんな親の元にいる子供は情緒が不安定で、いつもおどおどしている。
しかしそんな子供にこそ水森が愛情を注ぐ余地があるのだった。
「たしか学校で腹痛を訴えてこられたんでしたね」
「はい。そこで保健室の先生が念のためここで診て貰うようにって」
その小学校の保健医は水森の同好の士でありレズセックスフレンドでもある。二人は提携してペットとなる獲物をしとめてきていた。
「では診てみましょう。はい、そこに寝てお腹出して」
「ほらフミ君、さっさと先生の言うとおりにしなさい!」
自らは手伝ってやろうともせず母親は幼い息子に命ずる。
少年は切なげな顔でもぞもぞと診察台に上がり、仰向けになって腹部を露わにする。
女医は慎重な手つきで時間をかけ触診すると、手持ちぶさたで苛々している母親に言った。
「やや気になる痼りがありますね。多分溜まっている便だと思うのですが、念のため詳しい検査をします。ちょっと時間が掛かりますよ」
「どの位ですか?」
案の定、息子の具合よりも時間の方を気にして聞いてくる母親に、
(雌牛が・・・・・・)
心で唾を吐きかけつつ水森は答える。
「レントゲン撮影と、場合によってはファイバースコープを使いますからそれで3時間というところでしょうか」
「えーそんな、困ります! この後予定があるんですよ、なんとかなりませんか先生」
母親は驚いたように元々大きい瞳を見開いて、頼み込んでくる。
「そう言われても息子さんの健康に関わることですから」
「じゃあまた来ますからその時に・・・・・」
「万一何かがあって手遅れになったら知りませんよ?」
「うーん・・・・・」
苛ただしげに息子を見ながら母親は考え込む。
そこへ水森は助け船を装って言った。
「ではお母さんは検査の間に用事を済ませてはいかがです? どうせ検査に時間が掛かるわけですし、お帰りになるまで息子さんはお預かりしますが」
「え? いいんですか? じゃあ先生、申し訳ありませんがそれでお願いします!」
薄情な母親はそう答えると喜々として豊かな尻を振り振り診察室を出ていく。
息子はお腹を出したままそれを心細げに見送った。
「じゃあ大石さん。私は検査室に行ってるから、後の診察は梅沢先生に回してね」
「はい、水森先生」
水森の秘密の嗜好を知悉している小柄な看護師は笑顔で頷く。彼女は水森の信奉者にして情婦なので、秘密が漏れる気遣いはなかった。
「では向こうで診察するからね、フミくん」
水森は優しい声で横になっていた少年を抱え上げ、隣にある検査室へ移動する。
それからカゴの前で少年を下ろすと言った。
「これからフミくんの身体を調べるけど、汚れるといけないから着ているものを全部脱いでここに入れてね」
「え・・・・・」
「どうしたの? 恥ずかしい? 早くしてくれないと先生、困るなあ」
「・・・・・・」
「じゃあ先生も全部脱ぐから。 それなら恥ずかしくないでしょ?」
わずかに苛々した様子を見せて女医は少年の顔をじっと見つめる。
水森の思ったとおり、少年は大人のそうした態度に抵抗することが出来なかった。
少年と水森は無言で服を脱ぎ、生まれたままの姿になる。
少年が自分のEカップの均整の取れた巨乳とすらりとした肢体、そこだけ獣のような剛毛が生えそろった女性器を心を奪われたようにまじまじと見ていることに、水森は内心昏い愉悦を覚えていた。
女医は再び優しい笑顔を見せ、努めて暖かい素振りでそこにある検査用椅子に乗せた。
それは産婦人科の椅子のように脚を開いて乗るようになっている。ただそのサイズが子供用だった。
「じゃこれから直腸診・・・・・お尻の穴に指を入れて、悪いところを探すからね。じっとしてるのよ」
そう言うと水森は上半身を備え付けのゴムバンドで押さえつける。
さらに同様にして開かれた脚の両足首もゴムバンドできつく拘束してしまった。
通常こうした検査の時はゴム手袋を着けるのだが、水森は直接の感触を楽しむため指に直接ゼリーを塗る。
そして羞恥と不安におののく少年に近づいた。
「はい、入れるよー」
そう言って水森が人差し指をアヌスに押し当てると、ゼリーの冷たさもあってか少年の肢体がビクッと震える。
女医は少年のわななきにサディスティックな悦びを感じつつヌルリと指を挿入していった。
「ううー・・・」
「痛くないでしょう? ああやっぱり、ウンチがたくさん詰まってるねえ」
人差し指を根本まで突き刺し、ゆるゆるとねじりながら水森は指先に便秘便の固い感触を楽しみつつ言う。
少年は身体の深部を探査されたうえ、恥ずかしい塊を微妙に揺すられて顔を真っ赤にした。
「フミくんはいつからウンチ出てないのかな?」
女医はそう聞きつつさりげなく親指を少年の股間にあてがう。
そして小さな突起を探り当て、その包皮の上から柔らかく愛撫した。
「んんっ?!」
アヌスと同時に敏感なペニスを玩弄されて少年の全身が引き攣る。
だがやがて、いまだ肛門期を脱けきれていない少年は、幼芯の痺れるような快感ともあいまって、弛緩した肉を徐々に硬直させていったのだった。
(ふふ・・・・・なにも知らない子を快感に目覚めさせるこの瞬間は、何度味わっても格別だわ)
邪な笑みを口元に浮かべ、水森は慎重かつ大胆に指での弄虐を続けたまま質問を繰り返す。
「ウンチ、いつからしてないのかな、フミくん?」
「ん・・・と、いっしゅうかん、くらい・・・・」
喘ぎつつも小さな声で少年は答える。
その桜色の頬は羞恥でさらに上気していた。
「一週間かあ、それは辛かったねえ。これから先生が治してあげるからね」
女医は指の動きを中断し、腸液や滲み出ていた蜜液を拭って浣腸の用意をする。
他方少年は検査用椅子の上で切なげに快感を求め、お尻をもじつかせていた。
「じゃあお浣腸をするから。牛乳一本分だから我慢するのよ」
200ccの浣腸器を持ったままそう言い、水森は正面に置いてあるビデオカメラの録画スイッチを入れる。
それから自分の身体が撮影の邪魔にならないようにして少年にグリセリン溶液を注入したのだった。
「ううううんっ・・・・・・はぁっ、はぁっ、はぁっ」
微温湯を混ぜた多量の薬液を受け入れながら少年は息を荒くする。
女医は手際よく浣腸を終えると少年が薬液の効果に屈する前に厚い脱脂綿で肛門を強く押さえた。
「はーっ、はぁーっ、はあぁーっ、は・・・・ぁんんんっ! 先生、トイレ、トイレぇっ!!」
瞬く間に太ももを震わせ、少年はかつて感じたことのない排泄衝動に泣きべそをかいて相手に訴える。
だが水森は残酷にも首を横に振った。
「まだ駄目よ。こんなにすぐじゃお薬しか出ないからね。もっと頑張ろう」
「ううう・・・」
ギュルギュルギュルッ。
ぽこりと膨れている下腹から派手な蠕動音が響く。
「せんせい、まだっ?! まだっ?! トイレ、トイレぇっ!!」
「まだまだ」
哀れな少年の苦悶を見ながら女医は心の中で舌なめずりをする。
浣腸に悶え泣き排泄を乞い叫ぶ姿は彼女にとって堪らないシーンだった。
「少し運動して出しやすくしようか?じゃあ下りて、ワンちゃんみたいに四本足で歩いてみて」
水森は少年の拘束を外し、少年を抱え上げて椅子から下ろした。
そして、少年が何か言おうとする前に金属製の首輪と太いナイロン製のリードを素早く装着してしまう。
「ほらフミくん、歩いてみて!」
少年は水森の剥き出しの尻から目を離すことができず、無言のままのろのろと四つん這いで歩き出した。
検査室を一周し、そこで水森は信じられない行動に出た。
検査室のドアを開け放ち、自分も全裸のまま、幼い患者を全裸にしたばかりか首輪を付けて廊下に出ていく。
怯えたように尻込みする少年に、
「大丈夫、廊下を通ってすぐそこの中庭に出るだけだから。人に見られることはないし、裸のまま病院の外には出ないわ」
と笑顔で少年を不安ながら納得させた女医だったが、
(今日のところはね・・・・・・)
と内心付け加えるのだった。
生まれたままの姿で中庭に出て、素肌に外気と日光を浴びた水森と少年は、そのままゆっくりと一周して検査室に戻ってきた。
少年は既に羞恥と便意で息も絶え絶えだったが、通常必要とされる時間の倍も我慢させ、存分に泣かせてからようやく肛門の脱脂綿が取り払われた。
「お尻の下にバケツがあるから、このまま出していいのよ。さあ、思い切りだして気持ちよくなりなさい」
「ああああ、やあああっ!!」
四つん這いのままボーイソプラノが検査室に響き、続いてぶぢゅっと軟体物がひしゃげるような音がし、続いて激しい脱糞の音が検査室いっぱいに鳴り響く。
どっと迸った汚物は金属の桶の中に落ちていき、さらに形容しがたい音を奏でた。
「フミくんもっと力んで。お腹の奥にあるのも全部出すの!」
「うううううんんんんんん―――――――っ!!」
「フミくん出してっ!いっぱい出してえっ!」
久しぶりの排泄の快感に半ば陶然としつつも少年は医師の指示を聞いてさらに息む。
女医自身も淫蜜に濡れそぼった剛毛に飾られた女性器に指を押し込み、膣とクリトリスを同時に刺激する。
もう片手は、Eカップの乳房を形が変わるほどこね回していた。
そして、どこに隠されていたのかと思うほどの量の便が次々に排泄された。
「フミくん、全部出た?」
「うん」
「お浣腸して苦しいのを我慢した後だと、すっきりして凄く気持ちよかったね?」
「・・・・・うん」
「じゃあ綺麗にしようか」
女医はゆっくり、丹念に四つん這いのままの少年の股間を拭う。
その際排便で弛緩したアヌスにまたも指を出し入れし、精通を迎えていない幼芯を弄って少年を喘がせた。
「もう少しで綺麗になるからね」
「う、うん・・・・・ああ・・」
アヌスに挿入した指を縦横に動かし、大きいままの包茎ペニスを嬲って水森は少年を悶えさせる。
そしてついに少年は幼い絶頂に達し、ぐったりとしたのだった。
「これで全部終わったよ、フミくん。いい子だったね」
「はあぁ・・・・・」
水森は首輪を外し、長い余韻からなおも醒めない少年の身体を支えて立たせてやる。
少年は排泄と興奮の後でふらふらではあったが、どうにか着ていたものを再び身に着けた。
一方で、水森はまだ全裸のまま椅子に座り、カルテに診察結果を書き込んでいく。
「フミくん、今回は治ったけど、君は便秘しやすいみたいね。もしまた便秘になったら学校の帰りにでもここにおいで。先生が治してあげる。ママにはお話ししておくから」
「本当?! じゃ、僕また来ます!」
「じゃあ、この書類にフミくんのお名前を書いてくれるかな?」
「うん!」
また、愛に餓えていた息子が女医の恥悦の罠に落ちる。
初めて知った快感を求め、また少年はここへやってくるだろう。
そして浣腸調教を受けていくうち、また水森の所有する人権放棄者が一匹増えることになるのだ。
格好の預け場所を得たと喜ぶであろう、少年の母親との信頼関係を築いておくことも重要だが・・・・・・。
便秘を治す食事メニューと偽って逆に便秘を確実に起こすものを母親に教え込み、母子ともども治療してやるのも良い考えだ。
処方薬の効果の調整が必要だが、水森にとってはお手の物だ。
はじめのうちは母子別々の日に治療しておいて、調教の仕上げの日には母子を全裸脱糞する姿で対面させてやろう。
そのとき、少年のサインした契約書は保護者同意のものとなる。
むしろ契約書は一枚ではなく二枚となっているかも知れない。
人権を放棄した少年の初めての種付け相手は、同じく人権を放棄させる予定のあの雌牛にするのも面白い。
なにしろ少年の母親はあれだけ豊かな乳と尻をしている。若い雄をあてがえばいくらでも丈夫な仔を生むだろう。
母子揃って「つがい」の畜生に生まれ変わった洗礼式には、いつものように水森の淫蜜と小水を浴びせることにしよう。
法律上、人権放棄は公表しなければならないが、水森の顔だけを隠した洗礼式の動画を、小学校の全校集会で流すのはこれが初めてではない。前に洗礼式の動画を流したのは、高学年の姉と低学年の妹の「つがい」だったが・・・・・・。
動画を見てショックを受けた児童たちの面前に、生まれたままの姿の母子人権放棄者を引き出し、浣腸脱糞を許す条件で交尾させ、自分たちが快楽に堕ちきったことを二匹の「つがい」の畜生の心と体に刻み付けるのだ。
少年が母親のKカップはあろうかという爆乳を揉みしだきながら、巨尻に幼い腰を打ち付け、自分の生まれてきた膣内に射精すると同時に、母子揃って人前での全裸脱糞。
二匹の「つがい」の「けだもの」となった若い雄とそのパートナーの雌は、絶望と歓喜の声を上げながら絶頂を迎えることになる。
その光景は、児童たちにトラウマとなって植えつけられ、やがて何人かは内科医院を受診に訪れることだろう。
全裸の女医は数か月後の淫微な未来を計画しつつ、少年の純粋な親愛と無垢な欲望に満ちた視線を平然と受け止め、偽善者の笑みを浮かべながらその頭を撫でてやったのだった。
(了)
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