文子の場合


[1] 文子 下着のカタログを見て
自分の正直な気持ちがわかりません。
スリップ一枚で人前に出るなんて恥ずかしいことを考えている自分の気持ちが。
他の人も同じことをしているんだって、それが勇気になってメールはしたものの、
自分も同じことをするなんて現実には考えられないでいます。

ベンジーさんが言う「ほんの少しの勇気」がないんです。

下着のカタログを見て、
スリップ一枚のモデルさんの写真を見てドキドキしています。
それが精いっぱいの私です。

このモデルさんだって、カメラマンの他に何人のスタッフに囲まれていたのでしょう。
見られていたのでしょう。
もっときわどいポーズだっ てあったかもしれません。
ポーズとか角度によっては見えちゃったりして。

モデルさんなら、それも仕事の内?

そんなこんな考えながら、またカタログを広げてしまいました。



[2] ベンジー
現実には考えられないか。
最初のメールでは、すぐにでも実行してしまいそうだったけどね。
カタログを何度も見てしまうくらいだ。
ホントは、もっとやりたいと思う気持ちが強いのではないかな。
スリップ一枚の姿をカメラマンに撮られたいとか思っていたりして。