美穂の場合


[1] 美穂 こんな恥ずかしすぎるのに
緊縛体験会の、生け贄に選ばれてしまった私は、着衣のままGカップの巨乳を強調するように、上半身を厳しく緊縛され、さらに片足を吊り上げられ、下着が露出する状態でステージ上で晒されていた。
その隣では、マゾ奴隷の沙耶が全裸で私と同じ格好で、片足を吊られて緊縛されていた。
「も、もういいでしょ…早く降ろしてください…お、お願いします…」
「フフフ…まだいいじゃない…もうちょっと楽しみましょう。美穂…」
「楽しむって…こんな状態で何を…」
(ちょっと目付きが変わったわ。こ、怖い…裸にはしないって言ってたけど、何をするつもりなのよ…)
「そうね…たとえば、こんなこととか…」
ユリカは縄で縛り上げられ、突き出している私の、乳房をいきなり揉み上げた。
同性とはいえ、乳房を乱暴に揉まれてはたまらない。
私は、思わず甘い声をあげた。
「あぁっ…あっ、何するのっ…はぁっ…あぁ…や、やめて…はぁ…あぁ…」
「あらあら、そんなエッチな声を出しちゃって。フフフ…感じてるの?それにしても、おっぱい大きいわね。何カップあるの?答えなさい」
ユリカは私の背後にまわり、両手で乳房を揉み上げながら、耳元で言葉責めを始めた。
乳房を揉むユリカの手は、次第に激しくなり、私のあげる声も次第に、よがり声に変わっていった。
「あっ、あんっ…はぁっ…あぁ…そ、そんな恥ずかしいこと…あっ…い、言うわけないでしょ…はぁっ!…あんっ」
「美穂、ブラジャーのサイズを答えなさい。ほら、早くしなさい」
ユリカは乳房を揉み上げながら、ブラジャーのサイズを答えるように命令した。
豊満な乳房を力いっぱい握り潰すように揉むと、私はまたも自分の意思に反して答えてしまった。
「あぁっ!うっ…え、Gカップです…はぁ…あんっ…」
(な、なんでまた答えちゃうの…ダメ、何故かこの人には逆らえない…なんでなのよ…)
「へぇ、美穂もGカップなんだ。私と一緒じゃない。フフフ…巨乳ちゃんね。感度もすごくいいみたい。ねぇ、今まで何人の男に、このおっぱい揉ませてきたの?」
「あっ、あっ、あんっ…そんなこと言わないで…はぁっ…あぁ…ハァ…ハァ…」
(あぁ…ダメ…気持ちよくなってきちゃった。こんな縛られて、恥ずかしいことまで言わされてるのになんで…)
「フフフ…その表情たまらないわね。じゃあ、ここを触ったらどうなるかしら?」
ユリカは右手で乳房を揉みながら、左手で私の股間をまさぐった。
片足を吊られ緊縛された状態で、背後から密着されてはまったく逃げ場はない。
ユリカは責めのプロである。
そんな女王様に股間を愛撫され、ステージ上でイカされてしまうという、最悪の事態が私の脳裏をよぎった。
「あっ、そこはっ…はぁっ…あぁ…だ、ダメぇ…あぁ…ハァ…あぁ…」
(う、ウソでしょ…人前でアソコ触られてる…こんな恥ずかしすぎるのに…私、感じちゃってる…このままじゃ、イカされちゃう…)
「あっ!先輩っ!あぁ…なんか、凄い…」
ユリカの大胆な責めに、先程まで騒いでいた客達は皆、息を飲んで鑑賞していた。
私の隣で、吊られている沙耶は2人の絡みを見せつけられ、股間から愛液を垂らしていた。
「美穂、貴女マゾなんじゃない?こんなことされて、嫌じゃないんでしょ?言葉じゃ否定しても、身体は正直よ。フフフ…この下着の中は、大洪水なんじゃないの?」
「ち、違います…濡れてなんか…」
(ば、バレてる…マズイわ…あぁ…どうしよう…)
見事に図星をつかれた。
既に、股間が濡れていることは、自分でも分かっていた。
今、下着の中に手を入れられたら…私は、顔を真っ赤にして下を向いた。
「フフフ…この辺で許してあげるわ。今日はショ―に協力してくれてありがとう。またいらっしゃいね。友達のメグと一緒に」
「えっ?あっ、は、はい…」
(ここで終わり?イカされなかった?こんな中途半端な状態で席に戻されても…何なのかしらこの気持ち…女王様が言う通り私がマゾだから?)
私は、吊られていた足の縄を解かれ、上半身の緊縛も解かれた。
力が抜けたのか床にぐったりと倒れてしまった。
ユリカに身体を起こされたあと、使用人の男2人に抱き抱えられ、愛実の待つテ―ブル席に戻された。
席に戻される間、客達から盛大な拍手が私とユリカに贈られた。


[2] 優子 壊れるのと、誓うのと、
緊縛体験会の生贄か。
上半身の自由を奪われ、下着を露出されただけでも、どれほど恥ずかしかったことか。
でも、隣で全裸にされているマゾ奴隷を見れば、いつ自分が同じ状況になるかわからない。
ハダカにされる怖さを感じていたことだろう。
そんな状況で乳房を揉まれて、感じてしまったのだね。
ショーツの中を濡らしてしまう程に。
この場で、それがバレていたらどうなっていたのだろう。
女王様は、わかっていたかもしれないね。


[3] 美穂 手首に金属の冷たい感触を
「先輩っ!大丈夫ですか?」
「メ、メグ…私…」
(あぁ、あんな恥ずかしい姿を見られちゃって…メグにどんな顔したらいいのよ…)
緊縛体験から、解放されテ―ブル席に戻った自分。
ステージ上では、女王ユリカによるマゾ奴隷の沙耶への責めが再開されていた。
しかし、私と愛実はSMショ―どころではなかった。
お互い、気まずさを感じながら、テ―ブルに置かれたそれぞれのドリンクを口にし、重たい口を開いた。
「あの…その…先輩。ごめんなさい。メグがこのお店に来たいって言ったから。あの…こんなことに…」
「ハァ…ハァ…別にメグが謝ることないわよ。でも、まさかこんなことになるなんて…ハァ…ハァ…」
(落ち着いて。呼吸を整えて。メグには、アソコが濡れてること、気付かれないようにしないと…)
「でも、縛られてる美穂先輩すごく綺麗でした。女王様の、縛り方も上手かったんだと思いますけど…あの…その…美穂先輩、凄く色っぽかったです…」
「メ、メグ…恥ずかしいから、そんなこと言わないでよ。あんな、姿見られて恥ずかしくて、死にそうだったんだだから」
(仮面を付けてなかったら、ホントに死にたかったわ…)
席に戻り、気心知れた愛実と会話をすることで、徐々に落ち着きを取り戻した。
そして、二人のドリンクのグラスが空になりかけた時、黒服のボ―イによって私と愛実のテ―ブルに、シャンパンが届けられた。
「えっ?すみません、シャンパンなんか頼んでませんよ」
(こういうお店のシャンパンは、凄く高いのよ。私達が、頼むわけないじゃない、まったく)
「こちらは、女王のユリカ孃から、お二人へのプレゼントとのことです…」
「スゴい!女王様からのプレゼントですって!わ―い、先輩いただきましょうよ!」
「えぇ…そういうことなら…いただきましょうか」
(あの女王様が、私達に?ショ―に協力したお礼ということかしら…)
ポン!シュワシュワシュワ…
「カンパイ???????!」
「乾杯…」
私と愛実は、ユリカにプレゼントされたシャンパンで乾杯をした。
普段あまりお酒を飲まない私とは、対称的に愛実は早いペースで、シャンパンを飲み干していった。
「メグ…ちょっと飲み過ぎじゃない?いくらタダだからって…」
「エへへ…だってこのお酒美味しいんだもん。こんな高そうな、お酒なかなか飲めないですよ。先輩も、もっと飲みましょうよ!」
「もう、メグったら…酔い潰れて面倒みるのは、いつも私なんだからね…」
女王様のユリカが、二人にプレゼントしたシャンパンは、アルマンドというこの店では15万円もする高級品だった。
愛実は、そんな値段のことなど知らずに、ガブガブとシャンパンを飲み続けた。
アルコール度の、高い酒を大量に飲んだ愛実は当然であるが酔い始め、私に絡んできた。
酒に酔った愛実が、絡んでくることは、私にとってはいつものことだったが、今日はいつもと様子が違っていた。
「ねぇ、美穂先輩…さっき縛られて感じてませんでしたぁ?」
「えっ?なっ…そ、そんな訳ないでしょ…変なこと言わないでよ。メグ、飲み過ぎよ。これ飲んだらもう帰ろ」
愛実に図星をつかれ、動揺した私はグラスのシャンパンを一気飲みした。
酒を一気飲みするのは、自分にとって初体験である。
それだけ愛実の一言に動揺し、取り乱してしまったのです。
「美穂せんぱ〜い。誤魔化さないでくださいよぉ。メグ分かってるんですよぉ。美穂せんぱいが、マゾだっていうこと…」
「そんなこと…いい加減にしないと、私だって怒るわよ。感じてもいないし、私はマゾなんかじゃないわ」
(まるで、全部分かってるような言い方して。酔ってるせいよね…もう今日は帰った方がよさそうね)
残りのシャンパンを飲み干し、席を立とうとした瞬間、私は手首に金属の冷たい感触を感じた。
ガチャ、ガチャ…
「?!えっ?メグ!何するのっ?」
「ちょっと飲み過ぎメグっ!何するのっ?冗談はやめてっ!は、早く外してっ!」


[4] ベンジー
取り敢えず、ステージから降りることができたのだね。
後輩に恥ずかしい姿を見られてしまったか。
その後輩が、ちょっと怪しい感じだ。
美穂がMなのを知っていたのではないかな。
ステージ上で縛られて、感じていたこともバレていたわけだ。
手首に冷たい感触と言うのは手錠のことだね。
脱がされるのは、女王様ではなく、後輩だったってことだ。


[5] 美穂 後輩にイジメられて……
席を立とうとしたその時、私は金属製の手錠をかけられ、後ろ手に拘束されてしまった。
そして、愛実は手錠の鍵をシャンパングラスの中に、落としたのだった。
チャポン…シュワシュワシュワ…
「フフフ…美穂先輩のウソつき…縛られて感じてたし、そもそも美穂先輩はマゾですよぉ。正直に言わないなら、メグが証明してあげますね」
「メグ、ホントに冗談はやめて。私も本当に怒るわよ。と言うか、なんでここに手錠があるのよ」
私は、手錠を外そうとガチャガチャと動かすが、まったく外れる様子はない。
それもその筈で、私が掛けられた手錠は、パ―ティ―グッズのおもちゃの手錠ではなく、鍵がないと開けることができない本格的な拘束用の手錠だった。
「ここはSMバ―ですよ。美穂先輩が縛られてる間に、テ―ブルの下にこういうの、いっぱい置いてあるの、見つけたんですよぉ」
私が、テ―ブルの下を覗くと、拘束具、首輪、アイマスク、ボールギャグ、鞭などのSMグッズが多数置かれていた。
それらのグッズを見て、私はぞっとした。
手錠だけでなく愛実は、これらのグッズを使って、自分を辱しめるつもりではないかと。
「ちょ、ちょっと・・・ホントに冗談でしょ・・・」
「ウフッ・美穂先輩、手錠で拘束されてドキドキしてるんですよね。フフフ・・・とにかく座って下さいよぉ」
後ろ手に、手錠で拘束された私は再びソファーに座らされた。
私は、顔が真っ青で隣に座る愛実を、今まで見せたことのないような表情で、睨みつけた。
「美穂せんぱい、そんな怖い顔しないでくださいよぉ・・・まわりを見て下さい。みんな同じような、ことして楽しんでますよぉ」
周りを見渡すと、首輪を嵌められたマゾ奴隷が、主と思われる男性の肉棒をしゃぶり、さらに別のテ―ブルでは、本番行為も行われていた。
店内の空間は私にとって、現実とはかけ離れた世界だった。
「な、何なのこの状況は…これがここでは普通のことだっていうの? だ、だからって私達まで、こんなことしなくてもいいじゃない…ねぇ、メグ。早く帰ろ」
「せっかくなんだから、私達も楽しみましょうよぉ。オモチャもいっぱいありますし。ねぇ、美穂先輩…」
愛実は、私の身体を密着させ、片手で私の乳房を鷲掴みにした。
そして、厭らしい手つきで私の乳房を、揉みあげながら蹂躙していった。
愛実の大胆な行動に、私はたまらず喘ぎ声をあげた。
「あっ、あんっ…あぁっ…いやっ…はぁっ…あっ…め、メグ…やめて…あぁ…ハァ…」
(何これ?凄い感じちゃう…拘束されて興奮しちゃってるからなの?)
「美穂先輩の、おっぱい柔らかくて気持ちいい…ウフフ…揉み心地最高…おっぱい揉まれて美穂先輩も、気持ちいいですかぁ?」
「あぁっ…き、気持ち良くなんか…はぁっ…あんっ…ねぇ、お願いだからもうやめて…あぁ…」
愛実は、嫌がる私の反応を楽しむように、乳房を揉み上げていった。
私は、既に乳首が勃起し、股間が濡れてきていることに、気付いていた。
愛実に下着の中に手を入れられ、感じていることを、知られてしまったら…さらに罵られるに違いない。
私は更なる、危機感を感じていた。
「美穂せんぱ―い。素直になって下さいよぉ」
「あんっ…だから、私はマゾなんかじゃないって…はぁっ…あぁっ…め、メグ。お願いだからもうやめて…ハァ…」
愛実の愛撫する手が、上から下へと徐々に股間に向かっていった。
胸から腹の辺りを念入りに蹂躙され、首筋に息を吹きかけられると、私は身体を仰け反らせ、再び甘い声をあげた。
「あぁっ!はぁっ…め、メグ…下はダメ…あんっ…ほ、ホントにダメだから…あっ、はぁっ!あぁ…」
「ねぇ、美穂せんぱ―い。パンティ―の中に手を入れていいですかぁ?フフフ…このパンティ―の中は、どうなってるんでしょうねぇ?」
愛実が、私のパンティ―に手を添えた。
股間に軽く手を添えられただけで艶かしい声を出してしまった。
それは、愛実をさらに喜ばせるようなよがり声だった。
「あっ、あんっ!はぁっ…あぁ…ダメっ!そこはっ…絶対にダメっ!…ハァ…あぁっ…メグ…やめて…お願いだから…ハァ…」
(あぁ…中に指を入れられたら…感じてることバレちゃう…)
「フフフ…美穂せんぱい、パンティ―の中を確認しますよ。もし、濡れてたらマゾ確定ですからね」
愛実は、私の下着の中に手を入れてきたのです。
クリトリスを軽く摘まんで私を弄んだあとに、割れ目に指をゆっくりと挿入させた。
「あぁっ…はあっ…あ、あぁ…め、メグ…」
(あぁ…とうとうアソコ触られちゃった…うぅ…濡れてるのバレちゃった…うぅ…)
「ウフフ…美穂せんぱ―い。やっぱり濡れてるじゃないですかぁ。しかも、フフフ…拘束されて、おっぱい揉まれて、感じちゃったんですよね?マゾ美穂せんぱい」
「うぅ…うぅ…め、メグ…」
(何も反論できないわ…うぅ…自分でも分かってたのよ…びちょびちょになってること…私、本当にマゾなのかな?)
「美穂先輩、今日はこの辺で許してあげますね。手錠を外してあげますから、鍵の入ったグラスは美穂先輩が、空にしてくださいね。鍵は口の中に入れてから、メグの手のひらに吐き出してくださいね」
私は、後ろ手に手錠をかけられたまま、その手錠の鍵が入ったグラスを口に運ばれ、中身を一気飲みをさせられた。
後輩に無理矢理酒を飲まされ、手も使わせて貰えずに、口だけでグラスの中の鍵を、取り出させるという屈辱に、私は更にマゾ性を高まらせ、股間を濡らしていた。
「んんっ、んっ…ゴク、ゴク…」
(悔しい…メグにこんなことされて。でも感じちゃってた…もっと虐めて欲しいと思ってる?)
私と愛実が、店を出たのは25時を過ぎていた。
二人はそれぞれ別のタクシーを拾い、帰宅した。
しかし、私は愛実にもユリカにもイカせて貰えず、言わば生殺しの状態で帰された為、物足りなさから直ぐに休むことは出来なかった。
愛実から解放された私が、自宅マンションに帰宅したのは深夜2時過ぎだった。
翌日も仕事の為、帰宅後直ぐにシャワーを浴びた。
初めてのSMバ―、緊縛体験、そして愛実による辱しめと、自分にとって怒涛の一日が終わろうとしていた。


[6] ベンジー
後輩のメグに手錠を掛けられて、身体を弄られてしまったのだね。
以前から、美穂はMだってバレていたわけだ。
それでSMバーに連れて来られたのだね。
パンツの中に手を入れられて、感じていることも知られてしまったね。
これでもうMじゃないなんて言えなくなった。
次はどうなるのかな。
このまま何もないということはないよね。
今度こそ、SMバーのステージで全裸にされるのかな?


[7] 美穂 全裸で檻に入れられる妄想
(あぁ…気持ちいい…やっぱり自分の部屋は落ち着くわね…今夜は特にそう思うわ。
だって、あんなことが、あったんですもの…まさか、人前で縛られるなんて…しかも、メグにあんなことされて…)
私は、シャワーを浴びながら数時間前に店で起きた出来事を、順番に整理しながら記憶を甦らせていった。
しかし、普段はあまり飲まない、酒を飲んだせいで記憶が曖昧な部分もあった。
(うーん、最初は女王様の登場にビックリして…次にあのマゾの女の子…えーと、名前は沙耶ちゃんだっけ?若くて可愛い子が、丸裸で首輪付けて登場したのよね…あれもビックリしたわ。そのあと、沙耶ちゃんが大勢の人達の前で麻縄で縛られ、吊るされて…凄くドキドキしたの覚えてる…えーと、亀甲縛りだっけ?あれ、凄く厭らしかったなぁ…だって、おっぱいとか身体のラインがくっきりしてて…あと、縄も食い込んで…あぁ…想像したら、なんかまた変な気分になっちゃう…)
私は沙耶が全裸亀甲縛りをされ、片足を吊り上げられている姿を思い出し、バスルームで、身体を洗いながら、再び股間を濡らしてしまった。
(あっ、いけない。身体を洗ってるのに、また濡らしちゃった…もう一回洗わないと。
もう、こんな身体いや…何で、こんな風になっちゃったんだろ…)
股間を、濡らしてしまった私はもう一度、入念に火照りのついた肉体を洗い直した。
妄想ですら、感じるようになってしまった、自分自身を呪った。
(そのあとに、鞭打ち体験会があったのよね…まさかメグにサディストの才能が、あったなんて…今まで、一緒にいたのにそんなの、全然気が付かなかったなぁ…それにしても、メグの鞭で沙耶ちゃんが逝っちゃったのは、驚いたなぁ…)
私は、豊満なFカップのバストと、股間を入念に洗い、シャワーで流した。
そして、湯船に浸かりその後の、自分に降りかかった、官能体験を思い出すのだった。
(ふう…湯船に浸かると、疲れが取れるわ…やだ、縄の痕が少し残ってる…服の上から縛られたのに、痕が残るってことは、全裸で縛られたら大変なことになるわね…あ、いけないわ…また変な想像しそうになっちゃった…ダメダメ…縄のことは忘れないと…)
少しだけ残る縄の痕を見て、女王様にもっと厳しく縛られたい、沙耶のように全裸緊縛されたい、もっと辱しめられたいと思うのだった。
必死に忘れようとする意思とは、逆に私の淫らな妄想は続いた。
(メグの鞭打ち体験の次は、私が緊縛体験に選ばれちゃって…今は、思い出すだけでも恥ずかしいわ…あんなに、沢山の人達の前で…うぅ…しかも、わざわざおっぱいを、強調するように縛られて…)私は、ユリカによって緊縛された、自分の姿を頭の中に甦らせた。
特に、コンプレックスである乳房を、縄で絞り出すように縛られ、晒されたことを思いだし、湯船の中で顔真っ赤にしたのだった。
(うぅ…思いだしただけで震えるわ…あの後、さらに足を吊り上げられて…下着を脱がされていたら、アソコが丸見えになっちゃってたのよね…まぁ、奴隷の沙耶ちゃんは丸見えだったけど…私も、ユリカ女王様の奴隷にされたら、あんなことされちゃうんだよね…裸にされて、首輪を嵌められて…)
湯船の中で、私の淫らな妄想はどんどん、エスカレートしていった。
女王ユリカから調教を受ける自分の姿を妄想し、奴隷の沙耶と同じように全裸緊縛され、吊り上げられた状態でユリカと愛実に、2人がかりで辱しめられるという、淫らな妄想をしては身体をくねらせ、艷かしい声をあげていた。
(私も丸裸にされちゃって…縄でギチギチに…おっぱいも凄くエッチな形に縛られちゃうのね…みんなが見てる…い、いやぁ…こんな恥ずかしい格好の私を見ないで…)
私の妄想は、コンプレックスである巨乳をユリカに散々弄ばれ、乳房が変形するほど麻縄で締め上げられ、それを大勢の男達に罵られ、さらには沙耶と愛実の2人に、勃起した乳首を同時にしゃぶられ、絶頂してしまうというものだった。
(あっ、まただわ…エッチな妄想ばっかり…はぁ…のぼせちゃう…もうそろそろ上がらないと。
明日も、仕事なんだから早く寝なきゃ…こんな気分のままで、ちゃんと仕事出来るのかなぁ…)
店では、辱しめを受けた私だったが、ユリカにも愛実にも絶頂寸前まで追い、込まれたものの、二度も寸前で止められ、さらに帰宅後もバスルームで淫らな妄想を続けた結果、私の身体は限界を迎えたのだった。
バスタイムを終え、ベットルームに移動した私は、ベッドに上がった瞬間、ためらいなくオナニ―を始めた。
「あぁっ、はぁっ、ユリカ様…あぁっ、そこをもっと!はぁっ、あぁ…」
(ユリカ様って声に出しちゃった…ユリカ様素敵だったなぁ。
厳しさの中に優しさもあって…男の人に虐められるのは、嫌だけどユリカ様にだったら、滅茶苦茶にされてもいいわ…)
「あっ、はぁっ、あん!あぁっ…」
(早く寝なきゃいけないのに…でも、もう我慢できない…なんでユリカ様も愛実も、イカせてくれなかったのよ。あそこまで弄んで酷いわ。オナニ―で、身体を静めなきゃいけないなんて惨めだわ…)
「あん、あん!はぁっ、あぁっ…」
(私、本当にマゾなのかもしれない…もっと虐めて欲しいと思ってるの…ユリカ様、もっと厳しく縛って…ユリカ様の指で美穂を、イカせてください…)
私は、女王のユリカに辱しめられる、自分の姿を妄想しながら、自慰行為を1時間も続けていた。
時計の針は既に、深夜の3時を過ぎていた。
「あっ、あっ、はぁっ!あっ、あっ、あんっ!はぁ…あぁ…」
(気持ちいい…こんなに気持ちいいオナニ―初めて…イキそう。
ユリカ様って沙耶ちゃん以外にも、奴隷がいるのかしら…)
指の動きが激しくなり、それと共に妄想もエスカレートし、より過激なものになっていた。
妄想の中でユリカの奴隷にされた、美穂は全裸で首輪を嵌められ、檻に入れられていたのだ。
(もし、ユリカ様の奴隷になったら、沙耶ちゃんと一緒に調教されるのね…二人とも首輪を嵌められて、ユリカ様のアソコを二人で奉仕させられたり…そして、二人で仲良く檻に入れられるの…私は、もう人間じゃない…牝犬なんだわ…)
「あっ、あんっ、はぁっ!イっ、イクっ!はぁっ!あぁっ!はぁっ…あぁ…」
(逝っちゃった…こんなにオナニ―するの久しぶり。
いつもはすぐに止めちゃうのに。
怖いけどまた、店に行ってみようかしら…メグといくと、酔っ払って絡まれるのが、目に見えてるから一人で行こうかしら…)
燃え上がる身体の火照りを、抑える為に没頭した自慰行為で絶頂した。
気付けば、時計の針は深夜4時を指していた。
(あっ、もうこんな時間じゃない…少しだけでも寝ておかないと、仕事に響くわね…今日はいろいろ、ありすぎて疲れたわ…)
ピロロロロロ…
(あら、メグからメールだわ。なんだ、メグもまだ寝てないのね…まったく寝坊しても知らないわよ…えーと、何かしら…あっ!こ、これは!?)
愛実から、送られてきたメールに、添付されていた画像を見て愕然とした。
なんと、それは自分自身の緊縛画像だったのだ。


[8] ベンジー
恥ずかしい一日を振り返ったのだね。
人前で縛られたり、後輩にイタズラされたり、非日常の出来事が多かった。
マゾの女の子が丸裸で縛られたり、片足吊りにされたりした光景にも驚かされて、
まさかその後、美穂も服を着たままとは言え、同じような格好にされるとは思いもしなかったことだろう。
下着を脱がされなくて良かったね。
いや、今となっては、丸裸で縛られたいと願っているようだ。
女王様や後輩に乳首をしゃぶられる想像をしてしまうなんて、美穂もかなりエッチなようだ。
真正のマゾなのかな。
そんなことを考えながら、オナニーが止まらなかったのだね。
後輩から送られて来た美穂の緊縛画像か。
さて、その後はどうなったのだろうね。