投稿小説



小説『幹事の償い』


作;ベル


1.



それは私が社員旅行の幹事を務めた時のことだった。

毎年年末恒例の社員旅行について、地元の旅行会社に手配を頼んだのだが

旅行会社側の手違いで予定していた旅館に泊まることが出来ず

格がだいぶ落ちる旅館に宿泊することになってしまった。



「どういうこと?ちゃんと事前に確認しなかったからこうなったんじゃないのか?」

「いいえ、何度も確認は取りました。旅行会社も非は認めています」

「だが理由はどうであれ、社長はいたくご立腹だ。

ウチは同族会社だからね。これだけ機嫌を損ねれば、俺も君もコレだよ?」

総務部長は手で首を切るジェスチャーをした。



「それにしても参ったな。何か手を打たないと」

「でも今から出来る事なんて、もう何も・・・」

途方に暮れた私に、総務部長が言った。

「1つだけ妙案がある。君にだけ責任を押し付けるつもりはないが

もうこれしか思い浮かばないんだ」

「何ですか?教えて下さい」

「宴会の場で君から『混浴』を提案するんだよ。

幹事として、みんなの背中を流させて下さい・・・とね」

普段冗談を言わない総務部長の提案を、私は即座に断った。



「えっ?無理です。だって他にも宿泊客がいるかも知れないのに」

「いや、それはもう確認した。今日、ココに泊まっているのは我が社だけだ」

「でも混浴だなんて・・・」

「じゃあ他にもっと良い案があるのかい?

混浴と言っても背中を流すだけだ。君はバスタオルを巻いたままで良い。

もうこれしかないんだ。頼む、何とか引き受けてくれ!」

必死な総務部長に押し切られ、私は提案を受け入れざるを得なかった。



旅行会社も苦心したのか、宴会の料理はいつもより格段に豪華だった。

社長も役員も上機嫌で、私がお酌に行った時もニコニコしていた。

「本当にクビにされるほどご立腹なの?」

正直、そうとは思えなかったが、総務部長の顔は険しいままだった。



「では、宴もたけなわですが、ココで幹事から重大発表があります」

そろそろお開きという感じになった頃

総務部長が立ち上がってそう言った後、私はマイクを手渡された。



「今回は急な予定変更で、皆さんにはご迷惑をお掛けしました。

幹事として深くお詫び申し上げます。

その代わりと言っては何ですが、今日は我が社の貸し切りだと聞きましたので

皆さんのお背中を流させて頂こうと思います。

もちろん私はバスタオルを巻かせてもらいますが、いかがでしょうか?」

「えっ?本気かい?」「酔っているの?」

会場がざわつき始めたが、総務部長がさらにダメ押しをした。

「自ら混浴を申し出るとは素晴らしい。幹事の責任感に盛大な拍手を!」

宴会場は拍手に包まれ、私はもう後戻り出来なくなった。







2.



「何してるんだ!社長より先に行って待ってないとダメだろう?」

総務部長はイライラしながら、女性部屋の扉をノックした。

「本当に行くの?あなたのせいじゃないのに」

心配した同僚に引き留められていたが、もうやるしかないと分かっていた。

「大丈夫よ。ちゃんとバスタオルも巻くし

同じ会社の人ばかりなんだから、変なことは出来ないハズよ」

後ろ髪を引かれる思いで、私は部屋を出た。



「お、来た来た。本気だったんだ。有言実行ってヤツだね」

脱衣場に着くと、すでに多くの男性が待ってた。

もう浴室に移動している人もいるようだが

男性社員は全員参加しているのだと聞かされ、私は緊張した。

「どうして入らないんですか?」

「だってココの旅館は浴室が狭いんだよ」

「それにコッチなら君がバスタオル1枚になる姿を見届けられるからね」

多くの男性に見守られながら、私は服を脱ぎ始めた。



「おお、けっこうオッパイ大きいんだね」

「でも下着は色気がないな。もっと大人っぽいヤツを着けて欲しかったよ」

お調子者の男性は、聞こえるように好き勝手なことを言った。

だが下着の上からバスタオルを巻こうとした時

総務部長が私にそっと近付いて耳打ちした。

「まだ観念していないのか?これはサービスではなく『償い』なんだ。

もし下着を脱がないなら、俺が無理やりにでも脱がせてやるぞ」

「・・・分かりました」

私はバスタオルを棚に戻し、胸を押さえながらブラジャーを外した。

冷やかしていた男性たちが急に黙り、脱衣室の雰囲気が変わったのを感じた。

私は続けて右手でパンティーに手を掛け

振り向かない様に注意しながら足を抜いた。



「すげぇ、全部脱いだよ」

「本当にバスタオル1枚だけになるんだ」

背中側とは言え、全裸。当然お尻は丸出し。乳房も手で覆い隠しているだけ。

私は軽く目眩を覚えつつも、バスタオルに手を伸ばし身体に巻いた。

「よし、行って来い」

「はい」

私はバスタオルの胸元を押さえながら、浴室の扉を開けた。



「お、来た来た。待ってたぞ」

浴室には社長を含め、8人がいた。

いずれも高齢の男性だが、一応股間は手拭いで隠してくれていた。

「これ、総務部長が言い出したんだろう?」

「どうしてそれを?」

「普通に考えれば分かることさ。

君が自分で思い付いたのなら、彼の出る幕はないのだから」

「でも背中を流してもらえるのはありがたい。早速頼むよ」

私は社長の背中側に回り、手拭いを石鹸で泡立てて背中をこすり始めた。



「総務部長は優秀だが、肝っ玉が小さい。役員にするにはまだ力不足だ」

「しかし機転は効く。腰が低いから客先の評判も悪くない。

何より俺たち役員に対して、一番気を使っているからな」

社長と役員は談笑しながらも、私の方をチラチラ見ていた。

きっとバスタオルの裾からお尻が見えていたのだろう。

「終わったかい?それじゃ次は俺の背中を流してくれ」

私は彼らの背中を流し続け、ようやく8人全員を流し終えた。



「お疲れ様。では向こうで待っている者と代わるとしよう。

きっと待ちかねているだろうからな」

「そうだった。この人たちで終わりじゃないんだわ」

宴会場では皆さんの背中を、と言ったので

社員全員が対象と考えるのが当然だった。



「だが良いスキンシップになると思えば、こういうのも悪くはない。

何事もプラス思考で取り組めば、仕事も楽しくなるぞ。頑張りなさい」

「はい。ありがとうございます」

私が社長たちを見送ると、代わりに次の男性グループが入って来た。







3.



「では誰からにしますか?」

「じゃあまずは俺から」

そう返事した男性は、腰に巻いた手拭いを外すと首に巻いた。

当然、彼の男根が露わになり、私は言葉を失った。

「どうした?背中を流してくれないのか?」

「だ、だって見えてますよ?」

「そりゃココは浴室だもの。別に見えたって変じゃないだろう?なぁ?」

彼が他の男性たちを振り返ると、彼らも同じように男根を露わにした。

おそらく部屋に入る前から申し合わせていたのだろう。

しかも、中にはすでに勃起している者もいて

私は目のやり場に困ってしまった。



「本当なら君にもバスタオルを取って欲しいけれど

まあ気が向いたらで良いよ」

「じゃあ俺たちは待っている間、髪でも洗ってようか」

「どうぞご勝手に。でも私の気が向くことはありませんから」

私は再び手拭いを石鹸で泡立てて、一人目の背中をこすり始めた。



「それにしても、よく混浴をしようだなんて思いついたね」

「旅館はボロくなったが、こういうサービスがあるなら来年もココで構わないよ。

もちろん君が幹事を務めるならだけどね」

「いや、僕は別の女性でも構わないですよ。

ウチは結構、女性社員のレベルが高いですからね。

我が社の女性の採用基準は容姿最重視だって、誰かが言ってませんでした?」

彼らは談笑しながらも、私の方をチラチラ見ていた。

きっとバスタオルの裾からお尻が見えていたのだろうが

もう私はお尻ぐらいなら、という気持ちになっていた。



私は彼らの背中を流し続け、ようやく次のグループ全員を終えた。

しかし最後の人の背中の泡を洗い流していた時

バスタオルの結び目が解けてしまい、私は彼らに全裸姿を晒してしまった。



「おお。何だかんだ言いながら、気が向いたみたいだね」

「それとも俺たちのチンポを見て、自分も見せたくなっちゃったのかい?」

「違います。これはトラブルで・・・」

そう言い掛けた時、私はさっき社長が言ったことを思い出した。



【何事もプラス思考で取り組めば、仕事も楽しくなるぞ。頑張りなさい】



「プラス思考で取り組めば楽しくなる・・・か」

私は拾い上げたバスタオルから手を放し、彼らの方を向き直した。

「これはトラブルです。バスタオルを外した訳じゃありません。

でも私は結び目が解けたことに全然気付かなかった。

そういう事ってよくありますよね?」

私はそう言いながら、彼らの方に近付いた。



「そ、そうだな。気付かなければ直さないよな。うん、よくある事だよ」

察しの良い男性がそう答えると、他の男性たちも頷いた。

「でも見るだけにして下さいね。

さすがに身体を触られても気付かないって言うのは無理がありますから。

それと次のグループには秘密にして下さいね」

彼らは私を取り囲むようにして座り、私の身体を近くからじっくりと眺めた。



「けっこうオッパイ大きいんだね。俺、乳輪が大きい方が好きなんだ。

触れないのが本当に残念だよ」

「でも下の毛は少し処理した方が良いかな。水着を着るとはみ出ちゃうでしょ?」

「失礼な。そんなことありません!」

「いやいや、自分では気付いていないだけだって」

「でも俺はちょっと毛深い方が嫌らしい感じがして好きなんだよな」

調子にのった彼らは、私の身体を見ながら好き勝手なことを言った。



「一応確認するけれど、触らなければ良いんだよね?」

振り返ると、そう言った男性が自分の男根をシゴいていた。

「えっ?ちょっと、ソレってあり?」

「そりゃ、こんな美味しいオカズがあればそうするよな」

「じゃあ俺も」

「むしろ裸を見せられて無反応って方が不自然だよ」

「ええっ?」

彼らは私を取り囲んで座ったまま、全員が男根をシゴき始めた。

やがてそれぞれのタイミングで、私の裸を見つめながら次々と射精した。

「うわぁ。オチンチンから精子が出るところ、初めて見ちゃった」

私は自分の裸を見られる以上に恥ずかしくなって、思わず顔を覆った。



「さあ、そろそろ向こうで待っている者と代わるとしよう」

「ちょっと待って下さい。せめてアソコを洗い流してから行って下さいよ」

私は一列に並んだ彼らの男根を、シャワーのお湯で順番に洗い流した。

もちろん触りはしなかったが、私の目はずっと釘付けになったままだった。

私がバスタオルを巻き直して彼らを見送ると

代わりに次の男性グループが入って来た。







4.



「これが最後のグループですか?」

「いや、総務部長がまだ残っているよ。

でも服を脱ごうとしないから、彼は入らないつもりなんじゃないかな?」

そう返事した男性は、股間の手拭いを押さえ続けていた。

他の男性たちも同様で、私は逆に彼らの態度を新鮮に感じた。

前のグループは約束通り、さっきの出来事を話さないでいてくれたらしい。

「では誰からにしますか?」

私は再び手拭いを石鹸で泡立てて、一人目の背中をこすり始めた。



「意外に堂々としているんだね。もっと嫌々やらされているんだと思っていたよ」

「そうですか?これでもけっこうドキドキしているんですよ?」

先ほどの状況に比べたら

バスタオルを巻いて背中を流すくらい何でもなかったが

そこはあえて言わなかった。



だが大人しそうな彼らも、私の方をチラチラ見るのは同じだった。

きっとバスタオルの裾からお尻が見えていたのだろうが

もう私はオマンコさえ見えていないなら、という気持ちになっていた。

3番目のグループは草食系なのか

自分の男根を露わにする者すらいなかった。

私は彼らの背中を流し続け、ようやくグループ全員の背中を流し終えた。



「ありがとう。大変だったね。良い思い出になったよ」

グループで最年長の男性がそう言って出て行こうとしたので

私は彼らを呼び止めた。

「待って下さい。せっかく温泉に来ているのに、湯船に入らないんですか?」

「あ、それもそうだね。うっかりしていたよ」

私の方からそう言われたので、もう少しココにいても良いと思ったのだろう。

彼らは湯船に向かい、次々とお湯に浸かった。



「せっかくだから私もご一緒しますね」

私は全員が入ったのを見届けてから、湯船の端に立ち

自分から巻いていたバスタオルを外した。

「えっ?君も脱ぐのかい?」「丸見えになっちゃってるよ」

間抜けな言葉を発しながらも、彼らの視線は私の身体に集中した。

「だってお湯の中にタオルを入れるのはマナー違反じゃないですか」

私は湯船の端にバスタオルを置き、彼らの真ん中に立ったまま移動した。

私が全く身体を隠そうとしないので、遠慮がちだった視線は次第に露骨になり

遠くにいた男性も自分からコチラに近付いて来た。



「こりゃ驚いたね。まさか君の裸を見ることになるなんて。

バスタオルはずっと巻いたままだと思っていたよ」

「そうだよ。さっき脱衣所で服を脱いだ時はあんなに恥ずかしがっていたのに」

「ええ、今だってすごくドキドキしているんです。

恥ずかしくない訳じゃないんですよ?

でも今回の混浴はサービスではなく、幹事としての謝罪でもあるので

私も誠意を見せた方が良いかなって思ったんです」

「誠意?性器じゃなくって?」

「まあ、オヤジギャグ?リラックスしてきたみたいですね。

でもアソコはリラックスどころか、緊張して硬くなっているんじゃありませんか?」

「おいおい、こりゃ一本取られたな」

「君がそういうジョークを言うとは意外だったよ」

「自分でもそう思います。さっきの宴会で少し飲み過ぎたからでしょうね。

でも見るだけにして下さいね。

いくら混浴でも、身体を触られるのはあり得ないですから」

彼らは湯船の中で私を取り囲むようにして座り

私の身体を近くからじっくりと眺めた。



「・・・(浴室で良かったわ。もし脱衣室だったら

アソコが濡れているのに気付かれちゃうハズだもの)」

私は湯船の真ん中に立ったまま、彼らの視線をしばらく浴び続けた。

「そろそろ上がりません?少しのぼせてきちゃいました」

「いや、俺はまだいい。もう少し入っているよ」

「僕もだ。君だけ先に上がると良い」

一瞬、私にはその理由が分からなかった。

私と違い、肩まで浸かっている彼らの方が身体も温まっているハズなのに。



「あっ!ひょっとして『緊張している』んですね?」

「まあ、それだ。年甲斐もなくね」

「だったら堂々として下さい。私の裸を見たせいなんでしょう?

逆にしんなりしている方が私にはショックです。だってあんなに見せたんだから

それともまだ足りないんですか?」

私は湯船の端に腰掛けると、少しだけ膝を広げた。



「おお、そこまでやっちゃうのかい?」

「全員その場で立ち上がって下さい。

そして緊張して硬くなったオチンチンを私に見せて下さい。

じゃないともう終わりにしますよ」

「いや、立つよ。見られるのはお互い様だ」

「でも見るだけにして下さいね。そういうルールなんですから」

私がさらに膝を広げると、ついに我慢しきれなくなった若い男性が

自分の男根をシゴき始めた。



「お、おい。お前まで何をやってるんだ」

「だってこんな姿を見せられたら・・・」

「いいえ、良いんです。見るだけを守ってくれるなら、何をしても構いません」

興奮しているのは私の方も同じだった。

私は両手を斜め後ろに突いて、湯船の端でM字開脚の姿勢を取った。

「すげぇ、ピンクのオマンコが丸見えだ」

「ココまで見せられたら、もう遠慮する理由なんかないよな」

私のオマンコを凝視しながら全員が男根をシゴくのを見て

私は背筋がゾクゾクするほど興奮した。



「見るだけっていうのは、触らなければ良いんだよな?」

一人の男性がそう言いながら私に近付くと、私の胸元に射精した。

「きゃっ!」

私は驚いたが、すぐにこう言った。

「直接は触ってないので、コレはセーフですね」

「えっ?今のも許されるのか?」

「じゃあ、俺も。もう限界だったんだ」

やがて代わるがわる私の側まで近寄っては、私の身体に次々と射精した。

中には勢い余って、私の顔にまで精液を飛ばした男性もいたが

私は全てを笑って許し、かけ湯で精液を洗い流した。



「約束して下さいね。他のグループには秘密ですよ?」

前のグループにしたのと同じように、触らないという条件を守りつつ

私は彼らの男根をシャワーで洗い流した。

「本当に驚いたよ。まさか君の裸を見るだけでは済まず

俺たちまでこんなことをしてしまうとはね。

そもそも君はもっと奥手だと思っていた。

普段の様子からは、今の君は想像もつかなかいよ」

「私もこんなことしたのは初めてですよ?

きっと多くの人に裸を見られたせいで

私の精神的なリミッターが外れてしまっているんです。

でもそれは今だけ。明日になれば、もう同じことは出来ないと思います」

「それは残念だ。毎年の恒例行事にして欲しいくらいなのに」

私がバスタオルを巻き直して彼らを見送ると

しばらくしてから着衣のままの総務部長が入って来た。







5.



「どうやら『償い』は終わったようだな」

「ええ。部長にもご迷惑をお掛けしました。よろしければ背中を流させて下さい」

「そうだな。じゃあ服を脱いでくるから、ちょっと待っていてくれ」

総務部長はそういうと脱衣室に戻った。

やがてタオルを腰に巻いた彼が戻ってくると

私は手拭いを石鹸で泡立てて、彼の背中をこすり始めた。



「今回の手違いの責任を君に押し付けてしまい、済まなかった」

私がもうすぐ背中をこすり終えようとした時

それまで黙っていた総務部長が口を開いた。

「君は償いとしてみんなの背中を流しただけでなく

自分の裸まで晒したんだってね。

そこまで責任を感じていたとは思わなかったよ」

「えっ?」

私は思わず手を止めた。



「君はちゃんと口止めしたらしいが、俺が既に別の人から聞いたとほのめかすと

彼らは嬉しそうにペラペラと話してくれたよ。

まあ、こんなことを黙っていられるほど義理堅いヤツらじゃなかったってことさ」

「どうしてそんなことを?」

「俺は、君に責任を押し付けた自責の念から

中で何が起きているのか知りたいと思ったんだ。

無理やりバスタオルを剥ぎ取られたり、乱暴されたりしていないかってね。

だが『事実は小説より奇なり』とは、こういう時に使うんだろうね。

彼らから聞いた内容はむしろ逆だった」

総務部長はゆっくりと振り返り、私の目を見つめた。



「君は彼らの背中を流し終えると、自らバスタオルの結び目を解き

自分の裸を晒したんだってね。

周囲を取り囲まれ近くからじっくりと眺めても

君は笑顔のまま文句も言わず、身体を隠さなかったと言ってたよ」

「・・・(2番目のグループね。自分たちが先に見せたことは伏せたのね)」

「別のグループも同じような話をしていた。

君は彼らの背中を流し終えると、自らバスタオルの結び目を解き

一緒の湯船に入って来たと。

しかもお湯には浸からず、自分の身体を余すところなく見せ続けたと言ってた。

いやいや、君には本当に驚かされたよ」

「・・・(3番目のグループは、私の身体に射精したことは伏せたのね)」

私は腑に落ちなかったが、ありのままに話されるよりは良かったと思い直した。



「イヤな思いをさせてしまったが、君は十分に償った。

俺のクビも免れるだろう。ありがとう、本当に感謝してるよ」

「いいえ、私は社長のアドバイスに従っただけです。

【何事もプラス思考で取り組めば、仕事も楽しくなるぞ。頑張りなさい】

その一言で、混浴にも前向きになれたんです。

部長の方こそ、自責の念からとおっしゃいましたが

私が酷い目に遭っていないか心配してくれていたんですから

押し付けただけで何もしなかった訳じゃありませんよ」

「しかし、君の行動が窮地を救ったことには変わりはないんだ。

俺に出来ることがあれば言ってくれ」

彼が本当に感謝しているということは伝わってきたが

正直、今さらしてもらうことは何もなかった。



「そこまで言ってくれるなら、今度また何か困った時に助けてくれれば十分です」

「君は欲がないな。だがそれで良いというなら『借り』ておくよ」

総務部長はお湯を浴びて石鹸を流すと、湯船に向かいお湯に浸かった。

「せっかくだから私もご一緒しますね」

私は総務部長が入ったのを見届けてから、湯船の端に立ち

自分から巻いていたバスタオルを外した。



「えっ?君が俺に対して償いをする必要はないんだぞ?」

しどろもどろになりながらも、彼の視線は私の身体に向けられた。

「さっきも言いましたが、社長のアドバイスで混浴にも前向きになれたんです。

だから今こうしているのも『償い』ではありません。

お湯の中にタオルを入れるのはマナー違反だから外しただけなんです」

私は湯船の端にバスタオルを置き、立ったまま彼に近付いた。

私が全く身体を隠そうとしないので、遠慮がちだった視線は次第に露骨になり

私の胸と股間を行き来した。



「驚いたよ。まさか俺まで君の裸を見ることになるなんてな。

こんな姿を見せられたら、彼らが嬉しそうに話してくれたのも合点がいくよ」

「恥ずかしくない訳じゃないんですよ?今だってすごくドキドキしているんです。

でもほとんどの男性社員が私の裸を見ているのに

部長が何も見ていないのは不公平かなって思ったんです」

私は総務部長の視線を受けながら、自分の『心境の変化』を確信した。

私は自分の裸を見られたいんだ、と。



「ほとんど?ああ、そうか。社長たち役員グループには見せてないんだったな」

「でも見るだけにして下さいね。

いくら混浴でも、身体を触られるのはあり得ないですから」

「そうだな。分かった、触らないと約束しよう。

しかしそうなると、今の俺もマナー違反ということになるな」

総務部長はゆっくりと立上り、腰に巻いていたタオルを外した。

私は総務部長の男根を見ながら、自分の『心境の変化』を再び確信した。

私は男性の裸を。それも勃起している姿を見たいんだ、と。



「ウフフ、大きくなっていますね」

「君の裸を見たせいだよ。でも、コレを見てもあまり驚かないんだな」

「だって私の裸を見た男性はみんな、大きくなった姿を見せてくれたんですもの」

「なるほど。俺は情報を集める際に君のことばかり聞いていたが

彼らは自分たちの情報を伏せて話していたということか」

「だから部長も、自分がこの後何をしたか・・・なんて

誰にも言わなくて良いんですよ?」

私は湯船の端に腰掛け、M字開脚の姿勢を取った。

私は総務部長が目を見開くのを見ながら

今の自分の『心境の変化』に素直になろう、と決めた。



「君には驚かされてばかりだよ。

君はもっと奥手だと思っていたが、こんな大胆な姿を見せ

俺にもそれに見合った行動を促すんだから」

総務部長はやれやれといった素振りを見せつつも

私の裸を見ながら勃起したオチンチンをシゴき始めた。

私も自分の性器をさらけ出しながら、より恥ずかしい姿を見られたくなっていた。



「私も淫らな気持ちが抑えきれなくなっているんです。

きっと多くの人に裸を見られたせいですよね?」

私はそう言うと、右手の中指でクリトリスを擦り始めた。

後から思えば、部長の前でバスタオルを外した時にはもう

淫らな気持ちを抑えきれなくなっていたのかも知れない。



「君は彼らにもそんな姿まで見せたのかい?」

「いいえ、ここまで見せたのは部長が初めてです。

でも部長がオチンチンをシゴいて見せたのは

私にもそれに見合った行動を促しているんですよね?」

私は湯船の端に腰掛けたまま、M字開脚でさらけ出した膣穴を

右手の中指と薬指でクチュクチュと音がするほど掻き回した。



「あ、ああっ!気持ちイイ。こんなに感じちゃうなんて、初めてかも!

でももっとですよね?もっと激しく動かさないと見合わないですよね?」

「え?ああ、そうだな。これじゃダメだ。もっと乱れたオナニーを見せてくれ」

しかし、お互いに恥ずかしい姿を見せ合ってオナニーする私たちは

もう我慢の限界を迎えようとしていた。



「部長。遠慮しないで、もっと近付いて下さい。

あなたの精液を私の身体に浴びせて下さい。

そんなに離れていちゃ、せっかく射精しても私まで届きませんよ?」

私はオナニーを続けながら、自分の身体に射精するよう哀願した。

「本当にいいんだね?もうこれ以上は・・・」

コチラの意図を察した部長は、オチンチンをシゴきながら私に近付いた。



「ああ、こんな気持ちになるなんて!こんな事までするなんて!

イヤらしすぎて頭がクラクラする。

でも気持ちイイ。ゾクゾクするほど感じちゃう。

早く、下さい!私の身体にたくさん精液をぶっかけてぇ!」

次の瞬間、部長はウッと小さく呻くと

今までの誰よりも大量の精液を私の顔から胸元にかけて射精した。

同時に私もアクメを迎え、全ての『償い』を終えた。







6.



「ちょっと。あなたのこと、噂になっているわよ」

社員旅行から帰った翌週の月曜日

お昼の食事中に同僚の女性社員がこっそりと教えてくれた。



「あなたは混浴から戻って来た後

私たちには『大丈夫だった』って言ってたけれど

自分からバスタオルを外して裸になったとか、いろいろ噂されているのよ?」

「でも混浴だから、裸を見られちゃうのはやむを得ないし

背中を流すと言い出したのは私だから・・・」

「じゃあ否定しないの?」

「バスタオルは結び目が解けちゃって見られたのは本当だけれど

それ以前に私の方も相手の裸を見ちゃってるじゃない?

しかも結び直しても何度も解けたのは事実だから

自分から外していると勘違いさせちゃったかも知れないわね。

でも上司や同僚もいる浴室で

それ以上、無秩序なことが起きるワケないじゃないの」

「酷い目に遭わされたり口止めされているんじゃないのね?

本当に大丈夫だったのね?」

同僚はホッとした表情を見せると、紅茶を口にした。



「よかった。さっきは言わなかったけれど、もっとひどい噂だと

石鹸を泡立てて相手のアソコに塗りながらシゴいたとか、

自分の顔に精液をかけさせたとか、希望者全員と代わるがわるSEXした

・・・なんて話まであったのよ?」

「まさか?そんなのあり得ないわよ。

AVじゃあるまいし、ただのOLにそんなこと出来ないわ。

誰にも指一本触れられていないし、私の方も誰一人触ったりしていない。

それが事実よ!(ウソは言ってない)」

「だよねぇ?自分から混浴を言い出したから、みんな誤解しちゃったのよね?

も、もちろん私は信じていたわよ!」

私は苦笑いで応じながら、次の社員旅行でも幹事になり

何か理由を付けて、再び混浴を提案したいと考えていた。

【おわり】











【あとがき】

社員旅行の幹事を務めた主人公のOLが

手違いの償いとして上司や同僚と混浴する。

と言っても、バスタオルを巻いたまま背中を流すだけのハズでしたが

彼女は「でも見るだけにして下さいね」と相手にルールを課しながら

どんどんエスカレートしていきました。



混浴を通じて露出する快感に目覚める、というのはあり得ると思いますが

見ず知らずの人が相手ではなく、普段から接している上司や同僚だったことも

彼女にとっては刺激的だったと思います。

もっとも、責任を取らされた結果とは言え

彼女がとった行動は、もともと彼女の心の中に『素質』があったからでしょう。



もし読者のあなたが彼女と同じ状況に置かれたら

ココまでエスカレートしなくとも

お互いに身体を隠さないで混浴する位までなら十分にあり得ると思います。

でもそのためには、どちらかが一歩踏み込む必要があります。

ぜひ露出っ子の方からタオルで身体を隠すことをやめ

混浴では身体を隠さないのが当たり前、という意思表示をして下さい。

「でも見るだけにして下さいね」と相手にルールを課せば

きっと露出を満喫出来る混浴を楽しめると思いますよ。



個人的には大勢の前の方が安全だと思います。

このサイトの読者というだけで、あなたの心の中にも『素質』があります。

ぜひ混浴に出掛けてみて下さい。

【ベル】



 今月号はいかがでしたでしょうか。
 こちらにアンケートを設けさせて頂きました。ご回答、よろしくお願いします。

期待通りだった
期待していたほどではなかった
イマイチだが次回に期待する
もう読まない

その他 ご意見ご感想が頂ければ幸いです。