遥の場合


[1] 遥 全裸でゴミを捨てに行きました
今朝、自宅前のゴミ集積所に全裸でゴミを捨てに行きました。
でも、ただ捨てるだけでは面白くないので、いらなくなった自分の下着に名前を書いて捨てました。

[2] ベンジー
8月の課題を実行して来たのだね。
下着に自分の名前を書いて捨てるなんて、やる気がハンパじゃないね。


[3] 遥 念願だったセルフ野外調教をする
首輪、鎖、手錠、ローター・・・・・・・・・机の上に並べられたものを、見て私は満足げにうなずくのだった。
どれも私の自由を奪い、辱めるものばかりだ。
これから、念願だったセルフ野外調教をする。
私は私を奴隷にするのだ。
その願望は昔からあった。
子供の頃は、女性が誘拐されるような、ドラマをこっそり録画して繰り返し見ていたし、AVというものを知ってからは、女性が身動きできないように、縛られてイかされ続けたり、恥ずかしい格好のまま放置されるような、SM系の動画ばかり見るようになっていた。
誰かに縛られたい、身体の自由を奪われて放置されたい。
そんな願いは、蓄積されてエスカレートしていった。
AV女優みたいに、惨めな状態でイかされることを、妄想しながらオナニーすることが日課になり、より理想に近づくため拘束具やローターなどの、道具を入手し自分を拘束したりもしている。
それでも、物足りなさはどうしても感じてしまう。
所詮、自分で解ける拘束しかできないから、本当の意味で私はAVと同じ目には遭えないのだ。
そんな中、私はある動画に目を奪われた。
その動画は、夜の公園で全裸にされた女性が後ろ手に縛られて、恥ずかしいところを晒しながら、イかされるという内容だった。
なぜ、その動画にこんなにも惹かれたのかは、分からないけどそれから暫く、私のオナニーのおかずはその動画になった。
そして、私は思った。
これなら一人で、できるんじゃないかと。


[4] ベンジー
子供の頃から、縛られたり、誘拐されたりすることに興味があったのだね。
年賀のセルフ野外露出調教か。
ドラマやAVを見て、ああされたい、こうされたい、とか思っていたわけだ。
縛られてイかされ続けるのと、恥ずかしい格好のまま放置されるのと、どっちが好みなのかな。

> 夜の公園で全裸にされた女性が後ろ手に縛られて、恥ずかしいところを晒しながら、イかされるという内容だった。

これなら一人でできるか。
遥かの挑戦に期待しているよ。


[5] 遥 私を奴隷にするための拘束具が
深夜、自分の部屋の机の前で全裸になった私は、まず首輪を手に取った。
首に沿ってベルトを巻いていき、頭の後ろで留める。
衣服を手放し、首輪だけを身にまとった、その姿はまさに奴隷そのものだ。
そんな、奴隷の証である首輪からは、一本の鎖が伸びている。
私は、机の上の手錠を手に取り、首輪から伸びる鎖の途中に南京錠で繋いだ。
鎖を背中側に垂らすと、両肘を結んだ真ん中あたりに手錠がきた。
これで手錠を掛けたら、高手小手と呼ばれる縛り方のように両腕が、背中で固定される。
ただ、まだ腕は入れない。
私には、施さなければいけない化粧がまだあるのだ。
次に、ローターをクリトリスにあて、ずれないようにしっかりと防水テープで固定する。
内腿を擦り合わせたり、オシッコをしたくらいじゃ、びくともしない強力なものだ。
逆に言えば、両腕に手錠を掛けられていたら、ローターから逃れる術は無い。
つまみのついた、リモコンの方はおへその上にあてがい
、上からウエストごとガムテープを、巻いて落ちないように固定しておく。
少し呼吸がしにくくなるけど、それもまた私に施された拘束の一つだ。
そして、さすがに全裸で外に出る勇気はないので、グレーのプルオーバーのパーカーだけは、着ていくことにする。
大きめのサイズなので、私のローター付オマンコはぎりぎり隠れる。
でも、ちょっとでも捲れたら、私の恥ずかしい場所が丸見えになってしまう。
そんな状態で玄関に向かい、あらかじめ用意してあった紙袋を手に取る。
この中に私を奴隷にするための最後の拘束具が入っている。
中身に不足がないか確認してから、私は外へと踏み出した。
念のため、人がいないか辺りをきょろきょろと、見回してからそっとドアを閉めて、歩き出す。
一歩、一歩と歩くたびに乳首とパーカーが擦れ、夜風が直接股間を撫でていく。
家から離れていくごとに、自分はとてもいけないことを、している感じがしてくる。
いや、実際イケナイことはしているのだけど。
今すぐにでも、股間に手を伸ばしたい衝動に駆られるが、ぐっと堪えて目的地に向かう。
そう焦らなくても、これからたくさん絶頂させられるだろうから・・・・・


[6] ベンジー
深夜に自室で奴隷になる準備だね。
首輪と手錠を鎖で繋ぐのが遥のお気に入りと言うわけだ。
両手の自由を奪った上でローターをクリトリスにあてがうなんて、後で大変なことにならなければ良いが。
準備ができたらいよいよ外へ出るのだね。
どこまでパーカーに守られていることやら。
最後の拘束具も気になるところだね。


[7] 遥 私は、ここで奴隷になります
20分ほど、歩いて目的地の公園が見えてきた。
誰かに、見られないよう早足で公園に駆け込むと、電灯から離れた植木の影に身を隠す。
昼間、見つけておいた隠れ場所だ。
ここは、隣り合う道路からも公園内からも植木で隠れていて、電灯の明かりも殆ど届かない。
土の上に腰を下ろして、心の中で呟く。
(私は、ここで奴隷になります・・・・・・)私を、奴隷にする最後の準備に取り掛かる。
持ってきた紙袋の出番だ。
紙袋の中から、取り出したのはヒール高18cmのブーツ。
いわゆるバレエヒールブーツというやつだ。
履いてきたサンダルを脱いで、ブーツに足を入れる。
この、ブーツによって私の足は立っているだけでも、苦しいほどのつま先立ちを強制される。
以前、試しにこのブーツを履いて、自分の部屋の中で歩いてみたときは、普段の半分くらいの速度でしか歩けなかった。
走ったりなんかしたら、3歩で確実に転ぶだろう。
普段、当たり前のように動かしている足が、少しづつ不自由になっていく。
編み上げの紐を、一段一段締めるたびに息が荒くなる。
震える手で、もたつきながらブーツを締め上げる。
でも、これで終わりじゃない。
このバレエブーツ、普通のハイヒールと違うのは、ヒールの高さだけじゃない。
他の靴にもあるような編み上げの紐の他にもう一つ、足首のあたりにベルトがついている。
そして、その先には小さいがしっかりとした、南京錠が付いている。
そう、この南京錠でベルトを締めれば、鍵を開けるまで何があっても、脱ぐことができないのだ。
南京錠の鍵は手錠の鍵と一緒に家に置いてきた。
南京錠に手を掛け、そこで止まる。
もし誰かにバレたら?それ以前に、こんな状態で家にたどり着けるの?頭では分かっているのに。
危なくて、仕方ないはずなのに。
それ以上に、興奮が止まらなかった。
カッチ・・・・カッチ一息で両足の鍵を閉める。
足の先まで、ピンと伸ばされた状態で固定されて、つま先立ちで歩くことを強制される。
(自分の足なのに、自分の意志で動かせなくなっちゃった・・・・・)


[8] ベンジー
昼間の内に隠れ家を見つけていたのだね。
まずはその場所で奴隷宣言か。
紙袋の中身はバレーヒールブーツだったのだね。
それを南京錠で固定して脱げないようにしてしまうんだ。
つま先立ちを強制されるか。
遥かは、こういうところにもこだわりがあったのだね。