ミオの場合
- [1] ミオ トイレの裏の壁で磔のポーズ
- 考えてみたらいろいろあって10日くらいえっちなことしてませんでした。
夏休みもあと少しになっちゃったしということで、朝から行ってきました、図書館の公園、もちろん遠い方の図書館です。 今日は少し曇ってたし、50の日焼け止め塗ったから、それも全身に塗ったから、背中やお尻にも塗ったから、日焼けはだいじょうぶ、だと思います。 あとでお風呂で確かめてみます。 緑の大きめのTシャツとランパン、自転車で走ると風が通って気持ちよかったです。 なんとなく上も下も下着はつけてたけど。 小さなリュックにスマホとオサイフ、前のカゴに入れました。 ヒモとかは持っていきませんでした、今回はさすがに。 図書館に行くまですんごく暑くて、途中何度も日陰見つけて休憩しました。 熱中症で倒れたら、下着つけてないのばれちゃうから。 ようやく図書館に到着して正面の駐輪場に自転車とめて、入口の中の自販機でスポドリ一気飲み。 水分補給も大切です。 しっかり休憩とってから公園に向かいました。 広場は直射日光があたるのでそっちのベンチには誰もいなかったんですが、広い道路沿いの木陰のテーブルのあるベンチで小学生の女子が何人かで輪になって遊んでました。 なにしてるかはわかんなかったけど、こんな暑い日になんでわざわざ外で遊ぶんだろ、人のこと言えないけど ほかのベンチはがら空き、その女子たち以外、広場には誰もいませんでした。 女の子たちは私のことなんか気にするようすもなかったけど、私は女の子たちを避けるようにずっと遠回りして前に行った木の繁った丘に登る歩道までたどり着きました。 そして女の子たちに見つからないように、こっそりと隙を見つけて小道に入っていきました。 それだけでもう胸がどきどきしていました。 小道はちょっとくねくねしてるんですが、曲がるたびに誰かと会わないかと心配しました。 けど、結局誰にも会わないでこの前のベンチまで到着。 山登りなんてのじゃないけど、ベンチに座ってふーっと大きく息をはきました。 ちょっとした達成感です。 ベンチに座ると全体じゃないけど広場も見えます。 さっきの女の子たちのグループも見えました。 さっきとおんなじ、テーブルを囲んでなにか遊んでいました。 きゃっきゃっとはしゃぐ声も小さく聞こえました。 うん、あの人たち、こっちには来ないよね、万が一来るとしても、声でわかるよね、あんなに大きな声なんだから、ってまたまた自分に都合のいいように考えました。 ベンチから立って、今度はベンチの後ろの下り道を歩いていきました。 下り道は舗装されてて、両側には高い木が繁っていました。 葉っぱがいっぱいでトンネルみたいでした。 もちろん途中誰にも会うことなく、すぐにトイレの裏に到着。 トイレの入口の前は図書館の建物、窓のない壁です。 そこに図書館の職員の人たちが使う駐輪場、それと自販機があります。 図書館の前にも駐輪場があります。 私も反対側のそっちに停めていました。 職員用の駐輪場ですから、図書館が閉まるまでは誰も来ないはずです、たぶん。 図書館の入口からこっちに来る歩道もありますが、使う人はあんまりいないと思います、これも自分に都合のいいように考えただけですが。 女子トイレに入ってみると、前に来たときとおんなじできれいでした。 もちろん誰もいませんでした。 掃除用具入れのとこに清掃時間表が貼ってありましたが、次の清掃時間は1時、ずっと先でした。 よぉし…。 トイレの中を確かめて、私はさっき来た道を駆け登りました。 息がはあはあしました。 ベンチに座って息が静まるのを待ちました。 女の子たちはずっと輪になったままでした。 ほんと、なにしてたんだろ? 息はすぐに静まりましたが、心臓はばくばくしっぱなし。 ベンチから立ち上がり、リュックからスマホを出して前みたいにセットしました。 一応もう一度あたりを見回してみました。 じっと耳を全集中させましたが、人の気配は感じられませんでした。 よぉし…。 私はスマホの前で着ていたものを脱いでいきました。 といっても、Tシャツとブラジャー、それもシャツみたいに脱げちゃうスポブラ、あとはランパンとパンツだけですから、あっという間にまるはだかになっちゃいました。 外で服を脱いでまるはだかになった瞬間の、全身が外の空気に包まれたときの気持ちよさ、とっても大好きです?? 足をけがしないようにサンダルは履いたままにしようと思ってたんだけど、せっかくだからと思ってサンダルも脱いじゃいました。 ほんとのまるはだかになっちゃったんです。 それから脱いだ服を全部リュックに入れて、サンダルとスマホを持って前にぶらぶらしてたあたりまで移動。 おばあちゃんとこのトンネルや高速道路のフェンスと違って、誰かに見つかったり、ばったりと会っちゃう可能性があります。 目と耳に全集中です。 風で木の枝がさわさわするだけでどきっとしてしまいました。 でもこのどきどきが忘れらんなくて危険だってわかってるのにやっちゃうんですよね。 前に見つけてた木の根元にサンダルとリュックを見つからないように隠しました。 私の手にあるのはスマホだけでした。 リュックの中に着てたもの全部しまっちゃうと、誰か来てもすぐに着られない。 それってすっごく不安で心細いんです。 どきどきどきどきしちゃって、なのにあそこはうずうずしちゃって濡れちゃってました。 ジュースがつーってふともも垂れてくの、何本も。 私のおまんこ、正直です。 嘘つきなのは私の方なんです。 露出の冒険、したくてしたくてたまんないくせに、一応ためらってみせちゃう私。 でも結局おまんこに従っちゃうんです。 リュックとサンダル、隠したつもりなんだけど、誰かが来て木のあいだを歩いたらかんたんに見つかってしまいます。 なのに私、このときも自分に都合のいいように考えちゃうんです。 こんなとこ、だれも来ないよ、広場にいる女の子たちだってこんなとこまで登ってくるはずないよね。 うん。 納得してしまうおバカな私です。 リュックを隠した私、ベンチのあるとこまで戻りました。 左腕を思いっきり伸ばして自撮りしながらです。 手元に服があるのとないのだと、緊張感が全然違います。 心細くって、暑いのにからだががくがく震えちゃってました。 でも今日の目標はこんな程度じゃありませんでした。 私はゆっくりとトイレにつながる下り道に向かったんです。 一応、茂みに隠れて下の方を覗いて誰もいないか確認してみました。 さっきとおんなじ、人の気配はありませんでした。 よぉし…。 私は茂みの陰から立ち上がって、ゆっくりと下り道に進んでいきました。 ここからトイレまで行くんだ…。 そしてトイレの裏の壁で磔のポーズとってみるんだ。 ほんとの磔じゃないけど、図書館の公園っていう、いつ誰に見つかるかわかんないようなとこで、両腕を広げてどこも隠すことができないって状況を味わってみたかったんです。 心細さはMAXでした。 なのに、なのにです。 あそこはぐっしょりしちゃってて、ふとももに垂れてむずがゆいくらいだったんです。 私はおまんこの言いなりになっちゃうんです。 乳首も痛いくらいにとんがってました。 動くたびに空気が触れて全身も敏感になってたと思います。 もうその場でおまんこやおっぱいいじってオナニーしちゃおうかなと思いました。 でも今日のめあて、決めたんだからってなんとかがまんしてそろりそろりとでしたが、下り道を歩いていったんです。 なんかふらふらでした。 それでもなんとか腕をしっかり伸ばして自撮りしました。 舗装した道だったから汗でぺたぺたしました。 木の陰だったけど、足の裏が熱かったです。 後ろ見ると、私の足跡がついてた、すぐに消えたけど。 私って偏平足じゃないってこと、わかりました。 そろりそろりだったけど、トイレは確実に近づいてきました。 あと半分くらいってとこになって、なんか急に怖くなってしまったんです。 歩いてったって走ってったっておんなじじゃない、走った方が見つかる確率低いんじゃない? 駐輪場とトイレなんです。 ベンチのとこよりもずっと人が通る可能性は高いんです。 だったら走った方がずっと見つからなくてすむはずです。 そんなこともわかんなかったの? もう一人の私、わかってたんなら早く教えてよ。 私は腕を伸ばしたまま、走り始めました。 足の裏、痛かったです。 でも、一気にトイレの裏側までたどり着くことができました。 たったそれだけで息がはあはあしました。 トイレの壁のとこの植え込みの陰にしゃがんで息を整えました。 下ってきた道を見上げると、曲がってて上までは見えないけど、すんごく遠く感じられました。 なのに私の頭に戻るっていう考えは浮かばなかったんです。 一応、あたりをきょろきょろ。 誰もいないのはわかっています。 でも、ひょっとしたら…。 いじいじ考えてればそれだけ逆に危ないのはわかっていました。 でもどうしてもためらってしまうんです。 人の気配がない、いまやらなきゃほんとに誰か来ちゃうよ。 私は勇気を出してその場にえいっと立ち上がりました。 横目で見ると、図書館の入口あたりや広場も少し見えました。 こっちに歩いて来なくったって、ちょっと覗き込めば見えちゃうんです。 足ががくがく震えました。 そんなピンチなのに、あそこからはあふれるみたいにジュースがいっぱい閉じてたふとももを伝っていくのがわかったんです。 慌てて両脚を広げました。 するとおもらししたみたいにぽたぽたと零れ落ちてくのがわかりました。 私のおまんこ、正直。 磔になんなきゃ、そのためにここまで来たんだから…。 私はゆっくりと両腕を上げて、ようやく磔のポーズをとりました。 無防備になった両方の脇の下を、さーっと風が通り過ぎました。 脇の下、汗びっしょりだったので、気持ちよかったです。 目の前に下ってきた道や木がいっぱいの景色、ちょっと横を向けば図書館の入口の方まで見える。 なんか、両腕が支柱で固定されてるみたいな感覚、腕、なんにもないのに下ろすことできないんです。 誰か来ても隠せない、じろじろ見られちゃうんだ、そして言われるんだ。 君、そんなことしてうれしいの? 君って変態なの? 妄想のなかの言葉でからだがぴきっと震えてしまいました。 それからからだがぶるぶるって震えて、頭の中がふらふらして立っていられなくなりました。 転ばないように必死になってその場にしゃがんだんです。 心臓がばくばくしました。 ようやく落ち着いてくると、急に上に隠していたリュックとサンダルが心配になったんです。 公園の方からも登っていくことができる、ということは知らないうちにそっちから誰かが登って、私のリュックとサンダルを見つけて…。 そうなったら私、帰ることできなくなっちゃう。 そんな考えが浮かぶともう焦ってしまいました。 私は植え込みの陰から飛び出して、ダッシュで道を駆け登りました。 曲がり道も前を確かめることもしないで走っていったんです。 もしもベンチのとこに誰かいたら、私はまるはだかのままでその人の前に飛び出していたと思います。 幸い誰もいなかったんですが、私ってパニクっちゃうと周りが見えなくなっちゃうんだってこと、つくづく思い知らされました、大反省です。 リュックとサンダル、今回はすぐに見つけることができました。 カバンを開けて服を取り出すのがもどかしかったです。 安心して、さあ、服を着ようとしたんですが、あそこだけじゃなく、ほとんど下半身全体がえっちなジュースまみれになっていました。 あれだけ怖くて焦っちゃってたのに、私のおまんこ、そのスリルを楽しんていたんですね。 私のおまんこ、正直です。 こっちが私の正直な気持ちなんです。 仕方ないからパンツで下半身を拭いて、たたんでリュックの中へ。 濡らした台ふきんみたいになってた。 こんなに水分出ちゃったら脱水にならないかななんて変なこと考えながら、ランパンとブラとTシャツをぱっぱっと着ちゃいました。 ノーパンだけど誰から見られても恥ずかしくない格好、これで人間の世界に帰れる。 サンダル履いてベンチに戻ってどすんと座ると、ようやくほっとできました。 木のあいだから広場の方見ると、女の子たちのグループ、まだテーブル囲んでなんかしてました。 ほんと、こんな暑い日にそんなに熱中できることってなんなの?、って人のこと言えないけど。 ほっとして初めて喉がからからだってことに気づきました。 私こそ熱中症になっちゃうかも。 女の子たちの注目集めるのもやだなと思って、さっき駆け上ってきた道を今度は余裕でのんびり下ってきました。 さっきはあんなに長く感じたのに、余裕で歩くとあっという間でした。 トイレの裏を過ぎて駐輪場の前から図書館の入口への道を歩いていきました。 はいり口のとこに車止めがあって、自転車とかだと降りないと通れないようになっていました。 来たときも、さっきも見てたはずなのに見落としていたんです。 やっぱり冷静じゃないときってだめなんですね。 これからは気をつけたいと思います。 そのあと図書館入ってすぐのとこでまたスポドリ飲んでひと息つきました。 せっかく図書館通ってるのに、まだまともに本見てない、まちがった利用方法してます。 そしたら女の子たちのグループがどやどやと入ってきて、書棚のある二階に上がっていきました。 ずっと広場のテーブルで集まってなにかしていた人たちでした。 向こうは私のこと知らないだろうけど、私はしっかり覚えていました、何人かだけど。 なんか、優越感。 それから自転車に乗って帰ったんだけど、来たときよりも風があってよかったです。 ランパンの裾からも風が吹き込んできて、直接あそこにあたって気持ちよかったです。 ランパンの裾、けっこう開いてたから、反対から来たクルマに見られないか心配だったけど、というか知らない人なら見られてもよかったんだけど。 ただ、ガニ股みたいな格好になっちゃって、それはいやだったけど。 でもひょっとしたら私のこと覚えてる人いるかもしんないから、熱中症対策もあるし、今度行くときは絶対帽子被っていきます。 そんな人、いないと思うけど、万が一のためにです。 ヘルメはだめ、蒸れちゃって大人になったときハゲちゃうよ。 校則? ハゲないためには破ります、ごめんなさい。
- [2] ベンジー
- 公園の奥の丘に登る歩道まで行って来たのだね。
日焼け止めをたっぷり塗って。 やはり広場で遊んでいた女の子たちは気になるよね。 誰にも会うことなく、この前のベンチまで行けて良かった。 回りをしっかり確認した後、脱いで行ったのだね。 まるはだかになった時の気持ち良さにすっかり魅せられてしまったようだ。 目と耳に全集中か。 さらに、服の入ったリュックを隠してしまったのだね。 手元に着るモノがないと言う状況を楽しもうとしたわけだ。 心細かったことだろう。 でも、それが良いんだよね。 自撮りしながら、トレイのところまで降りていったのだね。 そこで磔ポーズをするために。 ここからがホントの大冒険だったね。 心細さに耐え、太股を濡らしながら、目的地を目指したのだね。 そして磔のポーズ。 拘束されていないのに手が下ろせないか。 誰か来ても隠せない。 一種の自己暗示だね。 それがもっと強くなって行ったらどうなるのだろうね。 急にリュックが心配になったか。 さすがにそこから家まで、まるはだかでは帰れないからね。 怖くて焦っていたのに、スリルを楽しむなんて、ミオはホントに露出マゾだよね。 広場で遊んでいた女の子たちが、ミオの行動の一部始終を見ていたら、どう思ったことだろう。 一緒に脱いでくれたかな。
- [3] ミオ エッチも露出もしてました
- 夏休みも終わりです。
長かったような、短かったような、いろんなことを経験した夏休みでした。 気持ちもようやくリセットできたような気がします。 いまお風呂あがりで裸です。 懺悔してなかったけど、してましたよ、えっちも露出も。 あとで懺悔します、たぶん。 明日から学校です。 みんなに会えるから楽しみなんだけど、明日は始業式のあとは実力テスト。 がんばります 明日、雨だいじょうぶかな?
- [4] ベンジー
- 夏休み、終わっちゃったね。
今もハダカで書いているのだね。 えっちも露出はしていたか。 懺悔を楽しみにしているよ。
- [5] ミオ 雨の中の磔ごっこ
- とっくの昔のことですが、夏休みの終わりの頃のことです。
曇り空で雨が降りそうな日でした。 私は午前中からひとりで部屋の中で自縛してえっちなことしてました。 胸のとこはカラビナで留めるとおっぱいがきれいに縛れるんです。 少しずつだけど成長はしてるみたい、私のおっぱい。 そしたらぽつぽつと雨の音がしてきて、すぐにざあざあと強く降り出したんです。 そういえば磔ごっこ、しばらくしてないからなぁって思っちゃって…。 私の磔ごっこって雨にずぶ濡れになるのと一緒なんです。 その前にも図書館の公園で磔の気分だけは味わってたけど、やっぱり物足りなかったんです。 私って磔ごっこのときは雨でずぶ濡れになりたい、これって変ですか? 隠していた支柱を引っ張りだして自縛したまま下に下りました。 居間のサッシに叩きつけるみたいな雨でした。 そんな雨になんかわくわくしちゃう私ってやっぱり変ですよね。 まず、お風呂にお湯を入れて、それから足拭きのタオルを台所の出口にセット。 支柱を持ってざあざあ雨の外に出ました。 自分ちの敷地なんだけど、自縛してたからやっぱりどきどきでした。 あっという間にずぶ濡れ。 支柱を塀に立てかけて、門から外の方をそーっと覗いてみました。 ご近所はどこも窓を閉めていました。 道の両方も覗いてみましたが、通りかかる人なんていませんでした。 ほっとして支柱のとこに戻ったとき、家の前をクルマが猛スピードで通り過ぎる音にびっくり。 塀にびしゃーって水がはねる音がしたんです。 思った以上に大雨でした。 でも、それって私にとってはラッキーなんですよね。 塀の陰に隠れて、支柱を自縛した背中のロープに差し込みました。 猫背になると背中で支柱がぶらぶして羽が生えたみたい。 天使の羽、なんて。 それから支柱の両端に巻いてたビニールテープに隙間をつくってそこにまず左の手首を通しました。 手首はビニールテープがいいみたいです、けっこう頑丈だし。 右の手首も通して、両方のビニールテープをくるくるまわせば、これで自縛磔の完成です。 でも、髪が雨でべたってなっちゃってたいへんでした。 磔になって両手が使えないって意識すると、急に全身をロープで縛ってるんだってことも意識しちゃって、急に縛ってるとこがきちきち感じ始めちゃうんです。 いじりたい、なのにいじれない、そんなもどかしさにからだがぐにぐに動いちゃう。 雨で全身が冷たいのに、あそこはぐちゅぐちゅに熱くなってました。 それでもなんとかがまんして塀のあいだに支柱の両端をねじ込みました。 支柱が少したわむんですが、まっすぐにからだを前に引っ張ってもはずすことができないんです。 腕を傾けて支柱をずらせばはずれるのは経験上わかってるのに、わざとまっすぐに腕を前に引いてみます。 はずれません。 私、磔になっちゃってる…。 逃げ方知ってるくせに、逃げられなくなっちゃったって思い込んてスリルを楽しんでる、ひとり芝居。 だから磔ごっこなんです。 でも、情け容赦なく降ってくる雨で全身はずぶ濡れ。 足元も水たまりになっちゃって足首あたりまで半分は水の中でした。 みじめな気分、どうしようもないくらいの追いつめられ感。 なのにあそこはぐちゅぐちゅって熱くなっていたんです。 無防備な脇腹を雨が滴って落ちていくのがくすぐったいんです。 それと、雨とは違う、えっちなジュースが虫が這うみたいに何本もふとももを伝って滴っていくのがわかりました。 やっぱり私って変態です。 知らないうちにえっちな声も漏れてたみたいだけど、雨の音でかき消されてだいじょうぶだったみたい。 道の向こうからクルマが走ってくるのがわかりました。 でもさっきも通り過ぎたので、そんなに心配してませんでした。 通り過ぎるのを待とうって思ったんだけど、そのクルマ、私の家の門の前できいって止まったんです。 その瞬間、何が起きたのかわかりませんでした。 クルマのドアが開く大きな音がしました。 誰かが、来た? 息が止まりそうでした。 我に返った私は、ムダだってことわかってたのに、塀の隙間にからだをぎゅっと押し込んで隠れようとしたんです。 背中が塀にぴたってくっついちゃうくらい。 そんなことしたって、その人が門から入ってきたら絶対見つかってしまうのに。 雨の音の中、その人の動きに耳を全集中。 かちゃかちゃって音。 ぽとんと郵便受けになにか落ちる音。 ばちゃばちゃと足で水をはね上げる音。 そして、ドアが開いて急発進する音。 首を伸ばして門の方を見ると、郵便配達のクルマのお尻が見えました。 こんな雨の中、配達ご苦労さまです…。 それまでずっと息止めてたから、思わずほーっとため息が漏れちゃいました。 そしたら全身の力も抜けちゃって、思わず漏らしちゃったんです、お◯っこまで…。 あそこにはロープ当ててなかったから、じゃあじゃあ出ちゃいました。 下半身、雨とえっちなジュースとお◯っこが混じってなにがなんだかわかんない状態になっちゃいました。 やだって思って思わず両手であそこに手を伸ばそうとしたんだけど、両手は支柱で固定されてて動かすことができません。 立ったまま出放題、お◯っこ。 足元の水たまりにばちゃばちゃとはねちゃいました。 立ちしょん、しちゃった…。 そしたら、また誰か来るかもしんないって思えてきちゃって怖くなってしまったんです。 支柱をはずそうと思って腕を斜めにずらそうとしました。 ところが、塀の隙間の奥にからだをずらしちゃってたから、支柱がきつく挟まってしまって動かなかったんです。 支柱が隙間にきっちりはまっちゃったんです。 ほんとに身動きできなくなってしまったんです。 ほんと、目の前が真っ暗になりました。 ごっこがいつの間にかほんとの磔になってしまったんです。 右腕を動かしても左腕を動かしてもびくともしなかったんです。 からだを前にずらそうとしてもだめでした。 ずっと腕を上げたままでしたから、だんだん両腕に力が入らなくなっていくのがわかりました。 だめ、だめ、だめ…。 とうとう力が尽きちゃいました。 どうしよう…。 雨は情け容赦なく頭の上から自縛したわたしの裸に降りかかりました。 髪が前に垂れて額に貼り付いてしまい、目に雨が入って目も開けてられませんでした。 全身の力も抜けてきちゃって、からだが前のめりになってしまいました。 なのに、それでも支柱は外れなかったんです。 両方の手首に体重がかかってしまって、手首から先の感覚がなくなってました。 どうしよう…。 絶望感でいっぱいでした。 雨がやんでママが帰ってきたら外してもらおう、なにしてたのって聞かれたらなんて答えよう、自縛して磔ごっこしてたらほんとに磔になっちゃったの、まあ、それはたいへんだったね、今までがんばったんだね…。 そんな風になるはずないじゃない、人生、詰みだよっ!! そこで気づいたんです。 両方の手首を入れてたビニールテープ、私のからだの重みでびろんと伸びてたんです。 あっと声をあげちゃいました。 ほんとにあげちゃいました。 た、助かった…。 まず右手をゆっくりと回してビニールテープのねじれを戻していきました。 そして、ジェンガをするみたいにそーっと手首を抜きました。 それから支柱に手をかけてぐいっと引き下ろすと、支柱はあっさりと隙間からはずれました。 ぱあっと目の前が明るくなるのを感じました。 右手が使えるようになると、左手はかんたんに外れました。 それから背中の支柱を引き抜き、足元の水をじゃぶじゃぶ漕いで台所から転がるようにして家の中に戻ったんです。 無事の帰還でした。 手首から先はほとんど感覚なくなってたけど。 まぁ、お風呂で温まったら元には戻りましたが。
あとでニュースで知ったんですが、あのときのすごい雨であっちこっちで被害が出たんですね。 ごめんなさい、私、その雨で楽しんでしまいました。 変態なことしてました。 雨が激しすぎてスマホで撮れなかったのは残念です。 次は完全防水のスマホ、買ってもらいます。
- [6] ベンジー
- ミオのおっばい、少しずつ成長しているのだね。
その分、露出っことしても成長していくことだろう。 楽しみにしているよ。 磔ごっこを、また、して来たのだね。 塀の内側で磔になるのは、もうかなり慣れたみたいだ。 雨の中で磔になりたいなんて、ミオも変態だね。 そう言えば、Mr.Kさんのイラストに近いものがあるよ。 冬になったら、雪の中でもやるつもりなのかな。 今回は2回もピンチがあったね。 1度目は郵便配達か。 これは予想できなかったことだろう。 見つからなくて良かったね。 2度目は、本物の磔になりかけたことか。 磔から抜け出せなくなって、お母さんに見つかる覚悟までしたのだね。 お母さんはなんて言うかな。 以前に、実の母親に露出を手伝って貰っていた子がいたけど、そんなにうまくはいかないか。 何とか自力で磔から逃げられて良かったね。 完全防水のスマホ、買って貰えることを祈っているよ。
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