愛子の場合


[1] 愛子 ミスキャンに誘われました
愛子です。

サークルの先輩に「愛子ちゃん、ミスキャン出てみたら?」って言われました。
最初は冗談だと思って笑ったんです。
でも、そのあと「絶対似合うって」と言われて、なぜか頭から離れなくなりました。

ミスキャンには、水着の審査もあるって聞いています。
考えただけで顔が熱くなるのに、その妄想がなぜか止まらないんです。

大学の中庭に特設ステージがあって、ライトの中で笑っている自分。
観客の中には、クラスメートや教授もいる。

そんな想像をしている自分に驚きました。


[2] ベンジー
ミスキャンのお誘いか。
愛子って、そんなに可愛かったのだね。
出てみたら良いじゃないか。
誘われている内が花と言うこともあるよ。

出るからには、グランプリを取ってね。


[3] 愛子 ミスコンに出ます
愛子です。

先輩から再度「やっぱり、ミスキャンに出ない?」と聞かれました。
その時はお返事できなかったけど、心の中で「出ます」と答えていました。

水着審査があると知って、最初はあり得ないと思いました。
ステージの上で大勢の人に水着姿を見られるなんて恥ずかし過ぎます。
でも、なんか変なんです。
恥ずかしいと思うことに惹かれていると言うか、恥ずかしいからこそ出たみたいと言うか、
出ないと後悔するんじゃないかって。

おかしいですよね。

それでも、出ることで自分を少しだけ変えられるかもしれないと思ったんです。
ミスキャンパスに出ることで、自分がどれだけ恥ずかしいことに挑戦できるのか、試してみたくなりました。

先輩に、「出ます」と答えてしまいました。

水着審査の日、
みんなの前で自分をさらけ出す瞬間を想像するだけで、体の奥が熱くなります。


[4] ベンジー
ミスコンに出ると決めたのだね。
それは大きな一歩だ。
恥ずかしいけど、その恥ずかしさを乗り越えようとするイメージかな。
それでこそ露出っこだ。

愛子が成長していく兆しだね。
ミスコン当日の恥じらいを楽しみにしているよ。