亜美の場合


[1] 亜美 恥ずかしいのはイヤなのに
亜美です。

> 亜美が愛されている証拠さ。


愛されている証拠ですか。
そうですね。
そう思って頑張ることにします。

> 亜美もその内、「外でして」ってお願いするようになるかもよ。


外って……
わたしからはありませんよ。絶対。
でも、彼はしたいようです。

恥ずかしい時間は、ドンドン増えています。
車の中でのセックスは当たり前のようになりました。
野球拳しようとか言い出すこともあります。
普段はそうでもないのに、野球拳になると急にジャンケンが強くなるんです。
全裸になったら愛してくれると思っていたのに、そのまま何もしないで放置されたりするんです。
そういう時って、いつもよりずっと恥ずかしいんです。
彼は、ハダカになった私を見て喜んでいるんです。
わたしのハダカなんて見慣れている筈なのに。
外に停めた車の中です。
他の人にも見られてしまうかもしれないのに。
わかっているのでしょうか。
わたしがこんなにも恥ずかしい思いをしていることを。
そして、いつもよりずっとエッチしたいって思っていることを。

露出が好きになっているのでしょうか。
恥ずかしいのはイヤなのに。


[2] ベンジー
彼は今、亜美と付き合えるようになって、楽しくて仕方がないのだろうね。
車の中でのセックスは当たり前か。
野球拳も、前からやってみたかったのだろう。
それが叶ってサイコーの気分かも。
露出プレイを、恥ずかしがりながらも拒否しない彼女ができて。

これからも彼のペースで愛して貰うのだね。

[3] 亜美 このままでいいのでしょうか
亜美です。

> 彼は今、亜美と付き合えるようになって、楽しくて仕方がないのだろうね。


そうなんでしょうか。
ちょっと心配な部分もあります。

> 野球拳も、前からやってみたかったのだろう。
> それが叶ってサイコーの気分かも。


やってみたかったのでしょうね。
野球拳。
前から本物の女の子とやってみたかったんだって言っていました。
ゲームとかでしか、やったことないんだって。
彼の夢が叶えられたと言う点では私も嬉しいです。

> 露出プレイを、恥ずかしがりながらも拒否しない彼女ができて。


それが本音なんですよね。
逆に言えば、野球拳をしたり、露出プレイを拒否しない女の子だったら、私じゃなくてもいいのかなって思ったりして。

恥ずかしいことを強要されても彼と一緒にいられるならってお付き合いして来ましたが、このままでいいのでしょうか。


[4] ベンジー
> ちょっと心配な部分もあります。

亜美の心配は、付き合い始めた男女が誰でも持っているものではないのかな。

> 彼の夢が叶えられたと言う点では私も嬉しいです。

だったら、それでいいじゃないか。

> 逆に言えば、野球拳をしたり、露出プレイを拒否しない女の子だったら、私じゃなくてもいいのかなって思ったりして。

「彼女のどんなところが好きになったの?」と聞かれて
「優しいところだよ」って答えるのは普通だよね。

だったら「露出プレイをしてくれるところだよ」と言うのもアリなんじゃないかな。