恵利子の場合


[1] 恵利子 教壇にハダカで立ちました
「あっ・・・・ああっ・・・・」薄暗く照明を落としたホテルの一室のなか。 「ううっん、いいっ・・・・いいわっ・・・・」「ああっ・・・・もっと、もっと強く、強く抱いてっ!」シ―ツをぐっと握りしめ、あられもない声をあげているのは、私こと北条恵利子です。彼はそんな私に驚きつつ、激しく腰を使っていった。「ああっ・・・・恵利子、もう、もうだめっ」私は身体を震わせ、一気に昇りつめた。「恵利子。お前の学校ヘ行ってみないか」「突然、何を言うの!?」「学校のなかでしないか、と言ってるんだ」「貴男本気なの?」「女教師のお前と知り合ってから、一度でいいから学校のなかでしたいと思っていたんだ」普通ならこんなとっぴな、提案を受け入れる私ではなかったが、中途半端な状態に置かれている肉体が、首を縦に振らせてしまった。それに、普段忙しい彼とこうして夜を楽しむ事が出来る日が、今度は何時になるか分からないのだ。そして、少なからず好奇心もあった。神聖な職場でセックスするなんて、どんな感じだろう。私は服を着ようと思い、クロゼットを開いた。「そのままでいいよ、恵利子。バスタオル一枚で行こう」「そんなっ、いくらなんでも・・・・」「もう午前一時だ。どうせ車で行くんだから、誰も見やしないよ」「でも、もしも・・・・」「その、もしもがいいんじゃないか。もしも女教師がバスタオル一枚で車に乗っているところを見られたらどうしよう。そう思ってるんだろう? ゾクゾクしてくるじゃないか」彼はそう言いながら自分だけ服を着ると、裸身にバスタオルを巻いただけの、私を追い立てるように車に乗せた。「貴男は服を着るのね」「男の裸は面白くないからね」彼は恥ずかしそうにしている、助手席の私を嬉しげに見やると、車を発進させた。ここから、私が教壇に立っているS学園高校までは、車で二十分ほどだった。深夜とはいえ、いつ人に見られるかも知れないと思うと、気が気ではなかった。特に、信号停止の時は胸がドキドキ鼓動するのがはっきりわかる。しかし、それもやがて不思議と苦にならなくなった。神経が状況に慣れてきたのだった。海に行ったときなど、水着姿を見せるのを恥ずかしがっていた女の子が、十分も経つとなんの抵抗も感じなくなる。もしかしたら、それと同じことかも知れなかった。だが、私の場合は少し違っていた。今度は誰かに見られたいと、思うようになってきたのです。深夜とはいえ、女教師が全裸同然の淫らな、格好で車に乗っている。こんな姿を誰かに見られたい、卑猥な眼で視姦して欲しいという欲求が、私の心を満たし始めていた。郊外にあるS学園に着くと、彼と一緒に車を降りました。月が出ていて真っ暗ではなかったが、あたりは物音ひとつなく、し―んと静まりかえっていた。「バスタオルを取るんだ、恵利子」期待と興奮で、彼の声は心持ち震えていた。私は言われるがままにバスタオルを身体から?いだ。生まれたままの素っ裸だ。自身の肉体が、月明かりを浴びて白く輝いた。「どうだい、外で素っ裸になった気分は?」「ドキドキするわ・・・・」両腕で乳房と恥部を覆いながら答えました。彼の前とはいえ、本能的に両手が動いた。彼はそんな女らしい仕草に眼を細めると、あたりを見回して鉄柵をよじ登った。反対側に飛び降りた彼は、中から門を開いて私を招き入れた。私と彼は広いグラウンドを横切ると、校舎のなかに入った。「学校なんて久しぶりだなあ」廊下や教室を見回しながら、彼は感激深げに言った。「君がいつも教えているのはどのクラスだい」「三年生よ。三階にあるの」私は例えようもない興奮のなかに置かれていた。一糸纏わぬ生まれたままの姿で学校のなかにいることが、これほど刺激的だとは思わなかった。同僚の教師や生徒達が見たら・・・・と考えるだけで、不思議と身体が熱くなってくる。「少し授業の真似ごとをしてみろよ」私が、日頃教えている教室に入ると彼が言った。「裸のままで・・・・恥ずかしいわ・・・・」「いいじゃないか、やってみろよ」私は、恥じらいながらも教壇に立つと、授業の真似ごとを始めた。昼間、ここで教壇に立っていたのが、今、全裸で同じところにいる。こんな姿を教え子が見たらなんと思うだろうか。彼は教卓の前に座ると、私の裸身に視線を這わせた。乳房や腹部ヘ、ギラついた眼を向けてきた。こうやって教室のなかで見ると、非日常的なことだけに、ひどく淫らに、よりエロチックに見えてくる。なんだか、生徒に裸を見られているような気になっていた。「先生っ、好きだよ」生徒になった気分で彼はそう叫ぶと、裸の私に抱きついてきた。貪るように口づけを交わすと、彼は私を四つん這いにした。そして、もどかしげにズボンとブリーフを脱ぐと、背中に覆いかぶさってきました。「ううっ・・・・」彼は腰を動かしながら、両手を前に回すと、乳房を鷲掴みにした。「どうだ、恵利子。いつも真面目な顔をして教えている教室で犯される気分は」 「い、いいわ!・・・なんだかとても淫らな女になったみたい」せつなげな喘ぎ混じりに答えた。彼も私も教室のなかでの情事にかつてないほど興奮し、燃えていた。「ああっ・・ねえっ。もう、私、もう・・・・」舌足らずな声で叫んだ。「どうしたんだい、恵利子?」「何でもないわ。今夜はとても素敵だった」私は戸惑いを断ち切るかのように、激しい口づけを求めた。

[2] ベンジー
情事の最中に、とんでもない提案があったものだ。
恵利子が教師をしている学校でエッチしようなんてね。
その提案に乗ってしまう恵利子も恵利子だが。
しかも、バスタオル一枚で出かけて行ったわけだ。
車に乗っている時からドキドキたね。
学校に着いて車を下りたら、いきなり素っ裸か。
そのまま教室に行って授業のマネゴトをするのはどんな気分だったことだろう。
2人とも盛り上がっていたようだね。