はるの場合


[1] はる ワンピースだけのハダカだって
お盆も終わって夏休みもあと少し。
寂しいなー。
なんて、嘘。
実は宿題、終わらせちゃったんだよね。
デジドリも五教科全部送信しちゃったし、選択した読書感想文も完成。
もー、完璧、私は最強。
パパもママも今日からお仕事で、おうちには私ひとり。
こっからがホントの夏休み。
んで、いままでやりたかったこと、やりたいと思います。
露出。
月刊野外露出は1年の時からずっと読んでたけど、勇気がなくてできなかった。
基本、チキンだから。
でも、ようやく決心した。
だって今しかチャンスないから。
んで、やっちゃったよ、今日。
人生初露出。
私もついに露出っこになっちゃった。
他の人に比べたらかなりチキンだけど、私も懺悔します。
お昼ご飯食べたあと、コンビニにお買い物に出かけた。
服装はワンピース。
頭からすっぽりかぶるやつで、胸元にボタンが3つ。
丈はヒザくらいまでの大人しいやつ。
白と水色のストライプで一見お嬢様タイプ。
でもでも。
ワンピースの下は当然ハダカ。
部屋でハダカになってワンピースだけ着るの、緊張した。
露出っこになる決心みたいなもんだもの。
おサイフと家カギだけ持って出発。
やっぱ暑かった。
おひさまじりじり。
裏地が直接擦れて、自分がワンピースだけのハダカだってこと実感。
気持ちいいような、くすぐったいような。
おうちの前の道には誰もいなかった。
細道だからめったに自動車も入ってこないし、人も通らない。
セミも暑すぎて鳴いてないみたい。
私も暑い。
暑いんだから仕方ないよね。
胸のボタンひとつだけはずした。
風が入ってきてちょっとだけ涼しい。
ワンピース少し大きめだから入ってきた風が胸からおなか、そしてお股に抜けてく。
あ、私ワンピースの下はハダカなんだって改めて実感。
周りのおうちの窓はどこも閉まってた。
仕事に行ってるかエアコンつけてるんだと思う。
だったら大丈夫だよね。
ボタンもうひとつはずした。
胸のあいだくらいまで開いた。
風がさっきよりいっぱい入ってきて涼しい。
気持ちいい。
風でワンピースがひらめく。
裏地が胸の先に擦れてもっと気持ちいい。
お尻が擦れるのも気持ちいい。
ハダカでお外を歩いてるみたい。
こんな気持ちいいの初めて。
もったいないからゆっくり歩いた。
気持ちよすぎて頭がくらくら、足はふらふら。
両側が壁。
ここならどっからも見られない。
3つ目のボタンもはずした。
おへその上くらい。
肩からワンピースがずり落ちそう。
肩すぼめたらワンピース落ちちゃうかもしれない。
両側は壁。
振り向くと後ろは誰もいない。
でも前は緩いカーブで見通し悪い。
誰か来るかもしれない。
怖い。
でも、一瞬だったら大丈夫?
ちょっとだけ。
すぐに引き上げてしまえば大丈夫、かな?
誘惑に負けた私、肩をすぼめようとした。
その瞬間。
カーブの向こうから自転車に乗ったおじいさんがやって来た。
キイコキイコ、こいできた。
私、慌てて両腕で胸を隠した。
おじいさんの自転車、ゆっくり近づいてきた。
おじいさん、私に気づいた。
私、胸隠したまま壁の方を向いた。
キイコキイコとおじいさんの自転車の音ゆっくり近づいてきた。
ドキドキで胸が壊れそうだった。
私、怖くておじいさんのこと見れなかった。
キイコキイコの音、背中で聞いてた。
その時間、長い長い。
胸が破裂しそう。
キイコキイコの音が小さくなっていった。
少しずつ遠ざかっていくのがわかった。
そろそろ大丈夫かなと思って振り向くと、自転車のおじいさん、ずっと向こうまで行ってた。
見えなくなるまで、おじいさん振り向かなかった。
そこで力が抜けちゃった。
立ってらんなくなっちゃって、地面にペタッと座り込んじゃった。
地面に両手をついたから、胸元がぺろんてはだけちゃって、おっぱい丸出しになっちゃった。
一瞬だけど。
慌ててボタン全部はめた。
また誰か来たら大変だと思い、なんとか立ち上がって急いでおうちに帰った。
たったこれだけです。
でもこれが私の初露出。
熱中症と思われたかもしれない。
無関心なおじいさんでよかった、かな?
ちょっと危なかったけど、こんな気持ちいいの生まれて初めて。
露出っこになれてよかったと思いました。


[2] ベンジー
夏休みの宿題を終わらせて露出に挑戦なんてエライじゃないか。
チキンも卒業だね。
ハダカにワンピースだけ着て出発だ。
外はかなり暑かったようだね。
胸のボタンをひとつ外したか。
それでも、ワンピースの下を吹き抜ける風がハダカを実感したわけだ。
二つ目のボタンを外したら、ハダカで歩いているみたいか。
三つ目を外した時は、肩から滑り落ちそうだって。
試してみたくなったのだね。
でも、その瞬間におじさん登場⇒緊張感のある場面だ。
通り過ぎた行った時は力が抜けて座り込んだか。
おっぱい丸出しにして。

おめでとう。
はるは立派な露出っこだ。