茉里の場合


[1] 茉里 電話ボックスに置き去り
茉里です。

> また置き去りにされたのだね。

彼は本当に、私を置き去りにするのが好きなんです。

> そんな茉里が可愛くてたまらないのだろうね。
> だから彼も、もっと辛いことをしてしまうわけだ。

きっと、そうなんですよね。
私が可愛いかどうかはともかく、彼は私に辛い思いをさせたいのです。
置き去りにするのはそのためです。
私がどんな思いでいるか、きっと半分もわかっていないんです。

> わかっているじゃないか。

わかっていますよ。
私が悪いんです。

また置き去りにされました。
今度は電話ボックスの中です。
いつものように全裸コートで連れ回され、電話ボックスに入れられてコートを?がされたんです。
今日はここでするんだなって、その瞬間に思いました。
寒くなって来たので、彼としても、少しでも私に気を使ってくれたのだと信じたいです。
それでも、この寒空に全裸は凍えそうでした。

今日も誰にも見つからなかったのが救いでした。


[2] ベンジー
今度は電話ボックスに置き去りか。
彼もやるものだね。

> 私が可愛いかどうかはともかく、彼は私に辛い思いをさせたいのです。
> 置き去りにするのはそのためです。
> 私がどんな思いでいるか、きっと半分もわかっていないんです。

正確には、わかっていないのだろうね。
でも、限りなく近いところまで、行っていると思うよ。
半分ってことはないかな。

> 私が悪いんです。

彼と別れられないのだからね。

> それでも、この寒空に全裸は凍えそうでした。

それはそうだろうね。
今回は電話ボックスだが、次はどこだろうね。