直子の場合


[1] 直子 中学生になって
直子です。

中学生になってからは、平穏な日々(?)をおくっていました。
同じ小学校からの生徒もいましたが、他の小学校の生徒の割合が多く、クラスもバラバラだったこともありました。
男子の部屋にハダカで置き去りにされた体験はイヤなことばかりではなかったのですが、
中学に入って新しくできたお友だちには、何となく話せないでいました。
話したいと言う気持ちもありました。
この子は私の体験をどう思うのか聞いてみたかったり。
「そういうことされたいんだ」
「だったらさせててあげるよ」
なんて展開を期待していた部分もあったと思います。
現実にされるのは、やはり怖かったですけど。
自分からは言い出せませんでした。
小学校の時、私をハダカで男子の部屋に置き去りにしたお友だちは別のクラスでしたけど、廊下ですれ違ったりはしていました。
その子があの日の出来事を今のクラスメイトに話したらどうなるのだろう。
進学した当初は「内緒にしておいてくれるよね」って思っていましたが、
その内「なんで話さないのだろう」って思うようになりました。
自分では話せないけど、誰かから聞いたのなら話は別です。
「ねぇ、あんた。ハダカで男子に囲まれたんだって」なんて、新しいお友だちに言われたら……
そういう女の子だって今のクラスメイトに広まったら……
中学生になってカラダも大人に近づいています。
ハダカを見られる意味も、小学生の頃とは違っています。
男子にハダカを見られるのは恥ずかしい、その思いは強くなっていました。
と同時に、別の期待も沸いていました。
セックスに対する知識も理解していました。
今、同じような目に遭ったらどうなるのか。
誰にも相談できずに悶々として日々を過ごしていました。



[2] ベンジー
中学生になってからは、クラスメイトも環境も随分と変わってしまったようだね。
それでも、男子の部屋にハダカで置き去りにされた体験は、いつも頭から離れな かったのだね。

> 「そういうことされたいんだ」
> 「だったらさせててあげるよ」

この展開はありそうだ。
みんな、思春期の多感な年頃だからね。
機会さえあれば、そういうことしたいと思っていたことだろう。
怖い部分もあるけど、憧れみたいなものもあったのだね。

> その内「なんで話さないのだろう」って思うようになりました。

次第にこっちの方が強くなっていったのだね。

男子にハダカを見られる意味も変わって来たか。
下着も変わっていただろうね。
次に同じようなことをされるのは、いつのことだろうね。