読者投稿小説




   小説『夏休みのプール開放日』

                              作;ベル

私の名前は寿子(ひさこ)です。小学校の教師をしています。

田舎なので生徒数が少ないため

今年は5・6年生の担任をまとめて務めています。


7月も中盤になり、体育の授業で水泳が始まりました。

私は普段から、子供たちと同じ教室で体操着に着替えていましたが

以前に一度だけ、子供と一緒に着替えているのに気付いた学年主任から

注意されましたが、それでもやめられませんでした。


そして今年は、水着でも同じように着替えることにしました。

子供たちはタオルで身体を隠しながら水着に着替えますが

私はあえてタオルを使わず、一旦素っ裸になって水着に着替えてみました。

チラチラ私を見る子供たちの視線を意識すると、正直に言って興奮します。


夏休みのプール開放日のある日、急病で同僚が立会えないと知った時は

パッとひらめいたアイディアを実行してしまいました。

「先生、今日は水着忘れちゃったみたいなの。

仕方ないので、今日は裸でプールの授業をやりますね」

私はそう言いながら服を脱ぐと、全裸のまま教室を出てプールに向かいました。

本当は水着を忘れてなどいませんから、ちゃんとスイムキャップは被りました。


教室からプールまでは非常階段を降りて

一旦校庭に出たあとに花壇の前を通り抜けるので、けっこうな距離があります。

見通しの良い校庭に出るのもドキドキしますが

花壇の辺りは道路からもフェンス越しに見えるので、すごく興奮しました。

「大人の私が、昼間に全裸で屋外を歩いているなんて」

この背徳感が最高だったので

出来るだけ身体を隠さないようにしながらプールに向かいました。


「さあ、まずは準備運動ですよ。

しっかりやらない子は、プールに入れませんからね?」

私はイチッニッサンッシッ・・・と号令を掛けながら、全裸でストレッチをしました。

着替えの時にも裸を見られていますが

こうして向かい合いながら裸を見られることは、ほとんどありませんでした。

良くも悪くも子供たちは素直なので、遠慮なく見てきます。

私の裸を見る子供たちの視線を意識すると、これ以上ないくらい興奮しました。


「すげぇ、寿子先生のオッパイが揺れてるよ」

「アソコの毛だってボーボーだ。大人になると、あんなに毛が生えるんだな」

「オッパイの茶色い部分も、あんなに大きいよ。私たちとはだいぶ違うね」

5・6年生は男女を問わず『大人の身体』に興味津々です。

中には早熟な子供もいますが、私よりも成長している子はさすがにいません。

私は普段から陰毛の処理はしないままなので

子供たちの視線は股間に集中しているような気がしました。


「・・・(ああ、見られている。遠慮のない視線が向けられているのを感じるわ!)」

子供たちに負けず劣らず、私もますます興奮してしまいました。


夏休みのプール開放日は、通常の授業とは違い

何か泳ぎ方を教えるという訳ではありません。

開始時にしっかりと準備運動をさせることと

定期的な休憩時間をとらせることぐらいで

あとは危険な飛込みをしないよう監視するくらいです。


同僚と2人1組で立会う時は、一人が監視台に座って全体を見回し

もう一人がプールサイドを巡回する・・・といった感じなんですが

今日は私一人なので、素早く駆け付けられるよう

監視台には座らず巡回に徹しました。

すると、ある生徒がプールの中から声を掛けて来ました。


「寿子先生は夏休みにどこか行くの?俺は田舎のおじいちゃん家に行くんだ」

そんな他愛のない会話でしたが、私が彼の前にしゃがんで答えようとすると

彼は目を丸くして去ってしまいました。

「あら、どうしたのかしら?」

答えはすぐに分かりました。

なぜなら彼が興奮しながら、友達にこう話していたんです。


「すげぇ、寿子先生のアソコ見ちゃったよ。

前から後ろまでアソコの毛がボーボーだった」

相手は小学生なので、言い方が稚拙(ちせつ)なのは仕方がないとしても

裸になった姿だけではなく、女性器まで見られてしまったことに

私は背筋がゾクゾクするほど興奮してしまいました。

同時に私は、同僚が当日になって急病になるという状況は

最初で最後かもしれないと思い至り、もっと子供たちに見られようと決めました。


「○○くんは、夏休みにどこか行く予定なの?」

私はプールサイドを巡回しながら、子供たちに何度も話し掛けました。

すぐに気付く子、なかなか気付かない子、驚きながらも目が離せない子など

彼らの反応は様々でしたが

平静を装いつつ自分の女性器を見せている状況に興奮してしまいました。

男子だけではなく女子にも見てもらいましたが、反応は上々でした。


「・・・(乳首が硬くなっているのに気付かれているかしら?

もしかしたら、アソコが濡れているのにも気付かれているかしら?)」

私は子供たちの視線を感じながら、至極のひとときを過ごしました。


そして、プールの時間が終わってからも、もう1つハプニングがありました。

教室に戻るため、花壇の前を通り抜けて校庭に差しかかった時

雑草を刈り取っていた用務員さんと鉢合わせしてしまったんです。

夏休みだったし、同僚が来れなくなった時点で

大人は私しかないと思い込んでいたのですが

こんな状況は全くの想定外でした。

しかも私は驚きのあまり、隠すとか隠れるといった対応も出来ずに

その場で立ち尽くしてしまいました。


「子供たちと同じ教室で着替えている先生って、アンタだったのかぁ」

初老の用務員さんは、子供たちからの興味津々という感じの視線とは違い

性欲の対象を見るような露骨な視線を私に向けました。

子供たちと一緒だったおかげで、見られるだけで特に何かをされることはなく

ニヤニヤしながら私の裸を眺めた後、去って行きました。


「寿子先生のこと、すごく見てたよね?」

「スケベじじいだよ、スケベじじい」

子供たちはそう言いながら、私を守るように取り囲みながら非常階段を上り

教室へと連れて行ってくれました。


***** ***** ***** ***** *****


あれから数日が経ちましたが、子供たちも用務員さんも口外しなかったようで

何事もなかったかのように日々を過ごしています。

一方、私は同僚が当日になって休ませて欲しいと言い出すことを

今も期待し続けています。

【おわり】


***** ***** ***** ***** *****


(あとがき)

今回は、恥ずかしいけれど露出する羽目になった女性ではなく

露出の資質を秘めていた女性が

パッとひらめいたアイディアを当日に実行してしまうお話です。


実際、小学生が相手なら襲われる心配の少ないので

上手くいく可能性は高いのではないでしょうか?

(その後、保護者や教育委員会からクレームが寄せられるかも知れませんが)

そして、こんな経験をした小学生にとっても

露出の資質を開花させるキッカケになるかも知れませんね。


データがある訳ではないのですが

アブノーマルな性癖に目覚める人は

割と幼い頃に、何らかのキッカケがあったのではないかと思います。


例えば、父親の書斎でヌード写真集を見つけたとか

学校帰りの公園で見つけた週刊誌に、SM系のグラビアが載っていたとか

お正月に親戚が集まった時に、いとこ達とお医者さんごっこをしたとか。


自分の性癖に影響を与えたというキッカケが思い浮かぶなら

それを『月刊野外露出』に投稿してみませんか?

ベンジーさんなら、そのエピソードを元に

あなたに合った良い課題を考えてくれると思いますよ(笑)

【ベル】





 今月号はいかがでしたでしょうか。
 こちらにアンケートを設けさせて頂きました。ご回答、よろしくお願いします。

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