理沙の場合


[1] 理沙 ランジェリーショップの試着室で
理沙です。

私の課題は、社会的な羞恥心への挑戦です。
なんて、堅過ぎですね。

ブランドのランジェリーショップで、最も薄い黒のレース素材を選びました。
試着室に入ってそれを装着します。
鏡の中の自分は、ほぼ裸と変わらりません。

意を決して店員さんを呼ぶボタンを押し、ドアを開けました。
店員さんが笑顔で「いかがでしたか?」と尋ねてきました。
私は震える声で、
「すみません、この...紐が長すぎて、すぐにほどけちゃうみたいで.」
と、ランジェリーの細部に関する相談をしました。

その瞬間、店員さんの目が一瞬だけ泳いだのがわかりました。
彼女はプロだからすぐに真顔に戻ったけど、その一瞬の動揺こそが私の挑戦なんです。

私はスレンダーだけど、胸元も隠すところがほぼない状態です。
広い店内、私と店員さんのやり取りに、近くにいた女性客もチラッと視線を投げかけてきました。
誰かに見られているというよりも、店員というプロの女性に、自分の下着姿を見せて、真面目に相談しているというシチュエーションが、恥ずかしすぎて、肌が粟立ちました。

水着試着とはレベルが違います。
あの店員さんの視線、絶対に忘れられません。
恥ずかしいけど、誰にもできないことをやった優越感がすごかったです。


[2] ベンジー
下着売り場の試着室での課題だね。
店員さんを呼んで、わざと恥ずかしい状況を作ったわけだ。
他のお客さんも遠くから見ているところで。

自分でやっていることだ。
恥ずかしがってはいけない場面だね。
でも、恥ずかしい。
それが今回のポイントかな。

いっそのこと、サイズ違いを持って来てもらって、店員さんの見ている前で着替えるとか。