容子の場合
- [1] 容子 半透明の液体がべっとりと
- 明らかに、他人に見られることで燃え上がろうとしている、自分の性感を振り払うかのように私はもう一度、激しく頭を振ると、大きく深呼吸して息を整えようとした。
だが、彼らは私にそんな余裕すら与えてくれなかった。 「あれれ、容子さん。もう乳首立ってるよ。すごーい何もされてないのにもう感じているんだ」 驚いたようにそう言ったのは涼子だった。 「そんな、・・・・・・」 嘘よっ、と言いかけて、私は思わず息をのんだ。 目の前にある自分の乳房の頂点にある桜色の乳頭は、まるで天を突くように固く勃起し、乳房の柔肉の上でゆらゆらと揺れているのだ。 「あーほんとだ。すごーい」 「うわ、厭らしい」 他の面々も口々に囃し立てた。 涼子の煽りについていくことが、涼子以外の「エロティカギャルズ」達への室田からの命令だった。 「ふふ、すごいなあ、もうここも濡れ濡れなんでしょうねぇ」 私が狼狽しているのを、見透かした堀田がそう言って、人差し指で私の秘裂のスリットをパンティ越しに擦り上げた。 「あっ、ああっ」 予想外の急な攻撃に私は思わず声を上げてしまった。 その声に調子づいたのか堀田は、今度は私の小さな肉芽を布越しに擦り上げた。 「ああ、いや、ああ」 「ああ、ひいああ」 声を出すまいと、私は必死になって耐えようとするのだが、全身を駆け抜ける甘い痺れは、もう意志の力で押さえ込めるようなものではなく、私は堀田の思い通りに淫らな喘ぎ声を搾り取られていく。 堀田はそんな私を楽しそうに、見下ろしながら何度となく、薄生地一枚に守られた私の尤も敏感な部分に指を滑らせたあと、激しい羞恥に真っ赤に染まる、私の顔を覗き込んだ。 「ふふ、じゃあ、そろそろここを確認させて頂きましょうか」 堀田はそう言うと、今度は私の最後の砦である、白いパンティに両手をかけた。 「いやあ、やめてぇ」 私は、慌てて、両脚を閉じ合わせようとするが、堀田の手が一瞬、早くパンティーを抜き取ってしまった。 「おお、これは」抜き取ったパンティーを見た、堀田は思わず驚きの声を上げた。 「みんな、これを見てみろよ」 そう言って、堀田は「エロティカギャルズ」の面々にパンティーの股間の部分を広げた。 「うわっ、嘘」 「やだぁ」 それを見た女の子達は全員、見ているのが恥ずかしいといった感じで目を覆った。 堀田が、広げた股間部分には、まるで蜂蜜を直接塗り込んだかのように、半透明の液体がべっとりと付着し、そのおびただしい量は今にもパンティーを溢れ出て、下のベッドに向かって垂れてきそうに思えるほどだった。 「ほら、見てみろよ」 堀田はそう言って、今度は私の目の前にそのパンティーを突き出した。 「いやぁ・・・・・・」
- [2] ベンジー
- 他人に恥ずかしい姿を見られることで、容子の身体は燃え上がってしまうのだね。
そういう性癖だったんだ。 エロティカギャルズも、それを煽るために配置されていたんだね。 堀田の思い通りに進んでいたわけだ。 とどめを刺すように、パンティーの秘裂に刺激を受けたか。 もう負けは確定みたいだ。 しっかり追い込まれてしまったね。 いよいよパンティーを脱がされてしまったか。 その部分を見られることも忘れて、半透明の液体でべっとりのパンティーを見せられることに恐怖していたのだね。
- [3] 容子 「いやぁ、撮っちゃいやぁ」
- 突き出された、パンティーを見た私は、慌てて視線をそらした。
しかし、その目には白い布にべっとりと付着したおびただしい量の愛密が、しっかり焼きついていた。 「ふっふっ」 堀田は羞恥に震える私を見て楽しげに笑い、パンティーの愛液が付着した部分が上になるようにして、横たわる私のお腹の上に置いた。 そして、自分は両手で私の脚を内側から押さえ、私がこれ以上脚を閉じられないようにし、フリーで動けるカメラを手にした、カメラマンに目で合図を送った。 「いやぁ、撮っちゃいやぁ」 合図に気づいたカメラマンが、駆け寄ってくると、私は激しく身体をよじらせて、カメラからその身を逃がそうとした。 しかし、両腕は鎖と手枷で固定され、両腕は堀田にがっちりと、押さえつけられている状態では、くねくねと哀しげに腰をくねらせるのが精一杯だった。 カメラマンはまず、愛密の着いたパンティーをアップで撮影し、次にそのまま濡れそぼる私の秘裂の姿を収め、そして、あまりの羞恥に真っ赤に染まる私の全身を映し出す。 両腕を上方に引き上げられた状態で、ベッドに身体を横たえた私の肌には、じっとりと汗が滲み、その身体を淫らに光り輝かせている。 その切れ長の瞳も今は、赤く充血し、どこか潤んだような妖しい光を放っている。 そして、自分の身体が動くたびに、乳房の柔肉は大きく上下左右に揺れ、その頂点にある乳頭はさっきよりもさらに固く尖った姿をさらし、堀田によって置かれた、白いパンティーからは、自分の少し濃いめの秘毛が、黒々としたその姿を見せていた。 そして、カメラの前にその姿を完全に現した秘裂は、まるで涸れることを知らない泉のように、自分の口から熱い吐息が漏れるたびに、おびただしい量の愛蜜を次々に溢れさせていた。 (ああ、嘘よ、ああ、こんなの私じゃない、ああ) 私はモニター越しに、完全に燃え上がっている、自分の身体を見せつけられ、完全に冷静な心を失っていた。 それは、まさしく堀田の狙い通りだった。 無理矢理、私を嬲っても私が、絶頂を極めるはずがないと考えた堀田は、まず私の羞恥心を激しく煽り、私の、自分自身の身体に対する、自信と信頼を崩壊させてから、責めようと考えたのだ。 だから堀田は、最初のうちは私の身体に指一本触れず、「エロティカギャルズ」やカメラを最大限に利用して私の、身体を燃え上がらせ、私の股間が充分に潤んだのを確認してから、一気にパンティーを脱がし、目の前に愛蜜の染み込んだ部分を突きつけたのだ。 私は、堀田の狙い通りに、その身体の奥で目覚めつつある、マゾの性感を燃え上がらせ、その自分の身体に対する自信など、完全に消し飛んでしまっていた。
- [4] ベンジー
- 愛蜜の付いたパンティーは、容子の性癖を完全に表現していたのだね。
ハンディーカメラでパンティーのアップだけでなく、女の一番恥ずかしい部分も映像に撮られてしまったか。 容子が露出狂である証拠の一つだね。 しかし、堀田もイジワルなものだ。 容子の性癖をすべてわかっていて、羞恥心を操られてしまったようだ。 このままだと容子の負けは確定的だ。 負けたら、後半は堀田の下半身を受け入れなければならいんだよね。
- [5] 容子 秘裂の入口に指先を
- プライドの高い人間ほど、崩れ始めれば脆いものだ。
私の心は、自分の淫らな姿に狼狽すればするほどに激しく燃え上り、爪の先まで行き渡った甘い感覚は、もう私自身どうしようもなく全身を痺れさせていた。 「ふふ、容子さんのココ、もう汗びっしょりですよ。えらく粘りのある汗ですけどね」 堀田は先週、私が口にしたセリフを揶揄しながら、ゆっくりと私の秘裂の入口に指先を送り込んだ。 「ああ、いやあ、やめてぇ・・・・・・」 堀田の指が僅かに差し込まれただけで、私の背中に稲妻のような電撃が駆け抜け、私は激しく狼狽して自分の腰を、堀田の前から逃がそうと、身体をくねらせる。 「ふっふっ、曽賀さん、僕はこれでも四?五年前まではけっこう名のしれたAV男優だったんですよ。テクニックには自信がありますから、安心してください」 噛み殺したように笑うと、堀田は右手の人差し指で私の秘裂の入口を、かき回しながら空いている手で、少し離れたところに立っている、音声係の男に手招きをした。 音声係は素早く私の足許に駆け込むと、堀田に導かれるまま集音マイクを、濡れそぼる秘裂に近づけた。 「ああ、そんな、いやあっ」 私がそう叫ぶのと同時に、スタジオ内にびちゃびちゃという水音が拡声されて響き渡る。 そして、それは誰かが、桶の中の水を手でかき回しているのではないかと思うほどの、すさまじい音だった。 「うわーすごい音」 「あらら、曽賀さん、よっぽど感じてるのね」 「エロティカギャルズ」の遠慮のない言葉が、悩乱する私の耳に飛び込んでくる。 「ああ、いやあ、許してぇ・・・・」 もう、いっそ死んでしまえたらとすら思うのだが、その濡れる秘裂からはそんな心をあざ笑うかのように、凄まじい勢いで半透明の愛蜜が溢れ出ていた。 「さあ、曽賀さん。時間もないことですし、そろそろイッて頂きましょうか」 そう言って堀田は一度、秘裂に差し込んでいる指を抜き取ると、今度はその指を隣の中指と連結させ、一気に最奥に向かって突き立てた。 「ああ、いやよ、いやぁ」 私は、激しく頭を横に振って否定したが、すっかり熱くなった秘裂の最奥で堀田の二本の指は、私の尤も敏感な子宮口の、部分をくすぐるように動き回っている。 そこから沸き上がる凄まじいまでの快感は、まず私の子宮を包み込み、さらにその火照りきった全身を痺れさせ、とうとうその意識さえも飲み込み始めていた。 (ああ、だめ、彼らの思い通りになんか、なりたくない、ああ、でも、ああ・・・・・・) 私の脳の中に、凄まじい快楽の奔流が、流れ込み始め、ついには思考能力さえも奪い取っていく。 「いいですよ、遠慮なくイッていいんですよ。それ、それ」 堀田も興奮したように声を荒くしながら、二本の指を激しく私の子宮口に突き立てていった。
- [6] ベンジー
- プライドが高い分、自分の淫らな姿に激しく燃え上がってしまったのだね。
エロティカギャルズに煽られて、秘裂をびっしょりにさせていたわけだ。 堀田の指が、わずかに差し込まれただけで、激しい衝撃を受けたか。 AV男優の頃に培ったテクニックで、秘裂の入り口をかき回されたのだね。 さぞ、淫らな音を立てていたことだろう。 その音を、収音マイクに拾われて、すさまじい音を立てていたか。 それは恥ずかしかったことだろう。 堀田は、いよいよ容子をイカせに掛かったか。 もう時間の問題みたいだね。
- [7] 容子 エクスタシーを極めました
- 「ああ、あああ、いやっ、ああっ、あああっ、ああああああ」
堀田の凄まじい攻撃を受け止めた私は、大きな悲鳴を上げた。 そして、それと同時に、まるでエビのように大きく、その背中が仰け反り、ムッチリと肉の乗った両腿が激しく痙攣した。 「あ、あ、ああっ、ひ、ひあああ」 そのまま、二度三度、その激しい発作を繰り返した後、私の身体はがっくりと、脱力しベッドに崩れ落ちた。 自身の口から、イクという言葉は出なかったが、私が堀田の指先で、女の頂点に追い上げられたことは、誰の目にも明らかだった。 「ふふ、まずは一回」 堀田はそう言って笑うと、私の股間から、ゆっくりと右手を抜き取った。 そして、その様子を見ていた司会役の室田が、慌てて私の枕元に駆け込んできた。 「曽賀アナ、貴女は今、エクスタシーを極めましたよね。そうですよね」 室田は興奮気味にそう叫ぶと、手にしたマイクを私に向かって突き出す。 額いっぱいに汗を滲ませたまま、絶頂の余韻に息苦しそうに荒い呼吸を繰り返している私は、もう言葉を発することも出来ず、ただ黙ってゆっくりと頷いた。 「前半の勝者は堀田五郎っ」 室田が、マイクに向かってそう叫ぶと、まだ割り開かれた私の、両脚の間にいる堀田が、両腕を大きく掲げて、ガッツポーズを見せた。 同時にスタジオ全体から、割れんばかりの拍手が巻き起こる。 「うわー、すごいー」 「本当に、いっちゃったんだ、へー」 私の上半身を取り囲む、「エロティカギャルズ」も私のあまりの姿に驚きの声を上げていた。 その表情はもう室田に命令されたことなど忘れ、私の乱れっぷりに素直に驚き、声を上げていた。 「ああ、言わないで・・・・・・」 彼女達の囁きは、ベッドに寝ている自分の耳には嫌でも入ってくる。 私は、彼女達の驚きの声を聞くたびに、自分が晒してしまったあまりに惨めな姿が、さらに淫らなものに感じられるのか、いつもは真っ白な耳たぶから首筋までを真っ赤に染め、そのぽってりとしたセクシーな口元からは、泣き声まじりの切ない喘ぎ声が吐き出されている。 そして、私が胸を締めつけるような、せつない羞恥に耐えきれず、その全身をなよなよとくねらせるたびに、胸板の上の大きく膨らんだ両乳房が、まるで別の生き物のようにフルフルと揺れ動いた。 「なに言ってるのよ。人前でこんなに感じまくっといて、見ているこっちが恥ずかしいわよ。アソコはビジョビジョだし、これじゃあ、立派な変態じゃないの」 羞恥に耐える私に、とどめを刺すように、私の頭の上に座る涼子が怒鳴った。 「そ、そんな、変態だなんて、いやぁ・・・・・・」 変態という言葉を聞いた自分は涙声になって、激しく身をよじらせた。 そのしなやかな両脚が、くねくねと動くたびに、まだ、私の両脚の間に座っている、堀田の身体にその太腿がぶつかり、ピシャピシャと肌の、ぶつかり合う音をたてる。
- [8] ベンジー
- 完全にイカされてしまったのだね。
着もぢ良い思いができて良かったね、と言って良いのだろうか。 すっかり脱力してしまったか。 否定のしようもないと言ったところか。 容子の負けも宣言されてしまったね。 エロティカギャルズたちもびっくりの乱れ様だったというわけだ。 さて、後半戦は、いよいよ堀田と交わるのかな?
- [9] 容子 肉の凶器を突き立てて
- 「ふふ、心配しなくても、あんたが本当の変態かどうか、今から堀田さんが証明してくれるわよ。変態って言われるのがそんなに嫌なんだったら、頑張ってイカないようにすることね。そうでしょ、堀田さん」涼子はそう言っていたずらっぽく微笑むと、座り込んだままニヤニヤと笑っている堀田を見た。「ああ、そうだな。女性をあんまり、待たせるのも失礼だしな」堀田はベッドの上で立ち上がると、たった一枚身に着けていたビキニパンツを脱ぎ捨てた。「どうです。曽賀さん。なかなかのモノでしょう」「いやあっ!」私の、眼前に突然飛び出した、堀田のペニスを見て、思わず叫んでしまった。堀田が、自分の右手で愛おしそうに撫でているその肉竿は、焦げ茶色に日焼けしている堀田の肌よりもさらに黒々としていて、私の淫らな姿にあてられたのか、もうすでに天を突くように隆々と立ち上がっていた。その太さは細身の女性の手首ほどもあり、亀頭部から大きく張り出したエラが、そのまがまがしさを強調している。肉の凶器とも思えるその姿を見ていると、堀田が以前はAV男優をしていたという話もまったくの嘘とは思えなかった。私は目の前にある、その淫器が自分の胎内に入ってくると思っただけで、身体がガクガクと震えだし、その目にもたちまち、涙が溢れていた。「ふふ、心配しなくてもいいですよ。僕の息子はいい仕事しますから、はっはっ」堀田は、そう言って楽しげに笑うと、ベッドのすぐそばで、事の成り行きを見守っている、室田をちらりと横目で見た。それだけで堀田の思いが、室田に伝わったのか、室田はすうっと、私と堀田を映しているカメラの、フレームの中に自分の身体を入れると、「さあ、堀田君の用意もいいようですので、それでは後半戦を始めてください。はじめっ」そう叫んで、再び後に下がった。「さあ、いきますよ」室田のかけ声のあと、堀田は間髪入れずに、その両手を、私のウエストを挟み込むようにベッドにつけ、すでにパンパンに膨れあがっている肉器の亀頭部を、私のいまだ淫液が乾くことのない秘裂の入口に押し込んだ。「あっ、ああ、いや、あああ・・・・・・」自身の口から、悲鳴にも似た声が上がる。堀田はそれでもお構いなしに、私の秘裂の最奥に向かって、一気に肉の凶器を突き立てた。「あっ、うううっ」あまりの太さを誇る堀田の、逸物をすべて受け入れ、私は子宮ごと内蔵を上に向かって、押し上げられるような、感覚に息が詰まったような声を上げた。しかし、その息苦しさの中で、私は苦痛とは違う甘い痺れを自覚していた。(ああ、だめ、このままじゃ、また)衆人環視の場で再び、自分の淫らな姿を晒してしまうことへの、恐怖に私は必死で歯を食いしばって、自分の身体が堀田の肉柱に、反応することを押さえ込もうとした。しかし、私の媚肉はそんな自分の気持ちを、無視するかのように、さらにおびただしい量の愛蜜を分泌し始め、その肉ヒダを堀田の肉棒に、絡みつかせていた。「ふふ、お堅いキャスターのココは、どんな高飛車なものをしているのかと思ったら、案外厭らしいモノをお持ちなんですねぇ」
- [10] ベンジー
- 本物の変態かどうか証明してくれると言われてもありがたくないよね。
でも、容子の場合、ある程度自覚もしていることだろう。 認めたくないだけで。 それよりも、いよいよ堀田のモノが入って来たのだね。 かなり逞しい逸物みたいじゃないか。 容子が狂わされてしまうのは間違いないようだね。 これでは、変態かどうかの証明にはならないような気もするが、 いずれにしても、衆人環視の下でセックス→絶頂を演じるのは、どれだけ恥ずかしいことだろうね。
- [11] 容子 変態女だと思われてしまう
- 堀田は、その逸物は私の中に差し込んだまま、身体を私の身体に重ね合わせるようにして前に倒し、すっかり汗ばんでいる頬に、自分の口を寄せるようにして囁いた。
「そ、そんな、厭らしいだなんて・・・・・・堀田さん。もう許して、お願い、助けて・・・・・・」 私は、ついに恥も外聞もなく、堀田に懇願した。 すっかり燃え上がっている、自分の身体が堀田の前に屈するのは、時間の問題だということは、自分自身もはっきり自覚しているのだ。 私は、あくまで堀田だけに聞こえるような、小声で言ったため、周りにいる「エロティカギャルズ」でさえも、誰もそのことに気づいていなかった。 今、私は完全に堀田の思惑通りに、その性感を再燃させ、快楽の泥沼に沈んでいこうとする、自分の身体を引き留めることが、出来なくなっているのだ。 あの強気で凛としていた、ニュースキャスターの曽賀容子が、涙声で堀田に懇願する姿を一対誰が想像しただろうか。 「ふふ、だめですよ。貴女が陥落する瞬間をみんなが待っているんだ」 堀田は、そう言って再び身体を起こすと、私の双乳に両手を這わせていく。 堀田の日焼けした腕が私の身体をまさぐる姿は、真っ白な柔肌の身体にどす黒いウロコの大蛇が、その身体を絡みつかせているように見えた。 「それに、こんなに厭らしい身体をしているんだ。いっそのこと、これからは知性より、肉体でお金を稼ぐことを、考えたらどうですか?はっはっ」 堀田が、そう言うと同時に、乳房に絡みついていた二匹の毒蛇の口が大きく開き、その小山のような乳房の頂点にある、桃色の乳頭にかぶりついた。 「そんな、ひど、ああっ、あああ」 ひどい、と言いかけたところで、乳首をつまみ上げられた私は、激しく喘いで背中を仰け反らせた。 私の、身体はもう完全に高ぶりきってしまい、僅かな刺激を受けただけでも、喉の奥からほとばしる淫らな矯声を、押さえることが出来なくなっていた。 (ああ、このままじゃ、私・・・・・・変態女だと思われてしまう・) 堀田の、挿入を受ける前に涼子に、言われた言葉を思い出し、私はたまらない気持ちになった。 しかし、私は、堀田や「エロティカギャルズ」や室田、このスタジオ内にいる数十人のスタッフ、そしてカメラの向こうで、見ているであろう視聴者達、彼らの熱い視線をその熟したボディーに感じるたびに、胸の奥を誰かに握りつぶされているような、激しい鼓動の高鳴りを感じ、そこから沸き起こる痺れるような甘い感覚に、膝は笑い、秘裂はどんどんと愛蜜に濡れそぼっていくのだ。 (ああ、いっそ、死にたい・・・・・・) だが、私のそんな心とは裏腹に、熟した身体は、完全に心から分離し、女の絶頂に向かって、さらなる暴走を始めようとしていた。 「ふふ、じゃあ、そろそろ、始めますよ」 堀田は、そう言ってにやりと笑うと、私の秘裂に差し込んだ肉棒をゆっくりと、動かし始めた。 「ああっ、いやあ、あああ、あああ」 私の、唇の間から、いっそう激しい喘ぎ声が上がるのを、押さえることが出来なくなっていた。 堀田の、逸物が後に下がれば、その大きくせり出したエラの部分で、膣壁をえぐり取るように擦り上げられ、奥へ突き立てられれば、私の尤も敏感な秘裂の最奥を深々と突き上げられる。 私は、もう息をする暇もないほどに責め立てられていた。 「ふふ、それ、それ」 調子に乗ってきた堀田の、動きに俄然リズムが出てきた。 「あっ、あぁぁ、あっ、あっ」 「いや、あ、あぁぁ」 「ひっ、ひぁ、あぁぁ」 身体が大きく揺れ、双乳も弾むように揺れ動き、汗ばんだ白い肌は、もう真っ赤に染まっていた。 カメラマン達は、私の悶え狂う姿を撮り逃すまいと、ベッドを取り囲み、音声係は私の両腕を固定している鎖が、擦れ合う音に混じって響き渡る、切なげで艶のある女の美声をマイクに収めようと、必死になってステンレスの、竿のついた集音マイクを突き出していた。 美貌のニュースキャスターのあまりの淫らな姿に、スタジオにいるスタッフをはじめ、室田や同性である「エロティカギャルズ」でさえももう息をするのも、忘れて事の成り行きを見守っている。
- [12] ベンジー
- 容子は堀田の逸物を受け入れただけで、自分の正体を晒す危機を感じていたのだね。
「もう許して」と言わざるを得ない状況に追い込まれたわけだ。 でも堀田は、許すどころか、容子が陥落する瞬間をみんなに見せるのだと攻め立てたのだね。 余程、イヤらしい身体をしていたのだろう。 肉体で稼げなんて酷いことを言われても、鎖で繋がれた容子は、何の抵抗もできない。 そんな状況で「そろそろ始めますよ」か。 肉棒を動かされて、いよいよ容子は快楽の底に落とされるのだろう。 どんな醜態を晒すのかな。
- [13] 容子 何も着けずに膣内に侵入している
- そんな雰囲気の中、堀田は自分の肉棒を二度三度、私の秘裂の入口のあたりで動かしては、一気に奥をえぐってみたり、かと思えば、奥まで突き立てた後、お尻で円を描くようにして私の最奥をかき回してみたりと、自分の持っているテクニックの全てを使って、私の身体をどんどん女の頂点へと押し上げていった。
もはや、私は、燃え上がる身体をどうにもできずに、堀田の思い通りに性感を、操られる肉人形と化していた。 堀田が動くたびに、たわわな乳房が、まるで堀田の動きに合わせるように大きく揺れ動き、その柔肉にじっとりと滲んだ汗が、四方に飛び散る。 真っ白な両脚はビクンビクンと、断続的に大きな痙攣を見せて、もう自分がのっぴきならない状態に、追い詰められていることを物語っていた。 「ああ、いやあ、あああ」 ついにその時が来たことを感じた私が、絶望の渕にその心を焦がしたとき、急に堀田が動きを止めて、再び私に自分の黒い身体を覆い被せてきた。 「ああ、ああ」 驚いた私は、その額に汗をじっとりと滲ませたまま、虚ろな瞳で堀田を見上げた。 「ふふ、もうイキそうなんでしょう。いいですか。イクときは、ちゃんと精一杯、大きな声でイクーって叫ぶんですよ、いいですね」 「そっ、そんな、できません」 堀田の囁きに、私が顔を真っ赤にして身体を捻ると、私の両腕を上に引っ張り上げている、鉄の鎖がまたガチャリと哀しい音をたてた。 「ふふ、それなら言ってくれるまで、何度でも貴女を突き上げますよ。ふふ、まだ時間はたっぷりありますし。ただ、そんなに長い間つながっていたら、いくら僕の息子が我慢強くても、いつかは貴女の中で、爆発してしまうかもしれませんけどね。はっはっはっ」 堀田は、私の頬に自分の顔を合わせるようにしてそう囁くと、意味ありげな笑いを浮かべた。 「ああ、そんな、ひどい」 私も、堀田の逸物が何も着けずに自分の、膣内に侵入していることは、はっきりと自覚している。 もし、それが中で爆発することになれば、どんなことになるのか、それを考えただけで私は身も凍る思いだった。 「いいですね。ちゃんと叫んでくれたら。貴女のお腹の上に出してあげますから・・・・・・」 堀田がもう一度、念を押すようにそう言うと、私は涙の浮かんだ瞳を哀しげに瞬かせ、小さく一度だけ頭を縦に振った。 「ふふ、それでは」 堀田は、私が頷いたのを確認すると、身体を起こし、さらなる激しい抽送を開始した。 「あっ、ああ、ああああ」 再び、息も止まるような攻撃を受け、私は大きく背中を仰け反らせて激しく喘いだ。 「ああ、あああ、ひっ、ひっ」 子宮から湧き出て背骨を駆け上がりる凄まじい快感は、止めようもなく私の、意識を完全にその泥沼の中に、飲み込んでいく。
- [14] ベンジー
- 堀田の肉棒を自分の中に感じていたのだね。
両手を鎖で繋がれたまま、好きでもない男の逸物に犯されるなんて、悲劇のヒロインそのものだ。 それでも、容子は絶頂に向かっていたわけだ。 しかもそれは堀田にバレていたのだね。 こんな状態で「イクー」とは言えないか。 堀田は爆発を盾に容子を脅して来たのだね。 そんなことしなくても、容子は叫んでしまうのではないかな。
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