『露出奴隷教師ユリエ』
作;青空和美
6.ハイキング
七月第三週(日)
「おはようございます。ルミです。」
「おはようございます。」
「今日はこのワンピースを着なさい」
ユリエは急いでそのワンピースを着るとルミが言った。
「そういえば今日は三人でハイキングに行くって言っていたわよ」
「どこに行くのですか?」
「奥多摩の方だって。田中先生が迎えに来るから急いで食事にしましょう。」
ブティックで待っていると自家用車で迎えに来た。
「さあ出かけるぞ」
ユリエとルミが乗り込むとすぐに出発した。
車はどんどん走っていく。東京都なのにずいぶん田舎になった。
奥多摩から日原(にっぱら)街道を進んで行った。
道路の横に少し広いところがあり、そこに車を止めてユリエに地図を渡した。
「じゃあ、今日のおまえの歩くコースを説明しようか。その地図を見なさい」
その地図には赤い線が引いてあった。
T峰の登山コースを途中まで登りH鍾乳洞へ下り、そのまま道路伝いに戻るようなコースになっていた。
「T峰の登山コースに小さな祠がある。ルミが、その祠の中にネックレスを置いておくから、それを首に掛けてからH鍾乳洞に下りて行きなさい。
わしは年だからH鍾乳洞の前の駐車場で待つことにしよう。
ルミがおまえの行動をビデオカメラで写すから、わしは後でそれを見せてもらう。
ルミはあんたに万が一の事がないよう、ボディーガードとカメラマンを兼ねるってわけだ」
「じゃあ、そういうことだから先に行くわね」ルミが言った。
「えっ、一緒に行くのじゃないのですか?」
「ルミは少し離れた所で、おまえの行動をビデオに撮るんだ。
おまえは自分のペースで歩いたらいい」
しばらくして…。
「そろそろ出発していい頃だな。このスニーカーを履きなさい」
ユリエがスニーカーを履くと田中先生が言った。
「じゃあ、そのワンピースを脱いでから出発しなさい」
「えっ、ワンピースを脱いだら真っ裸になってしまいます」
「だから、登山客がそれ程多くないこの山を選んだんじゃないか。いいから脱ぎなさい!」
ユリエは仕方なくワンピースを脱いで裸になった。
「薮蚊に刺されると可愛そうだから防虫スプレーをしてやろう」
ユリエはスプレーしてもらってから外に追い出された。
まぶしい太陽の下、ユリエは人に見られないよう駆け足で山に入って行った。
クリックリッと動くお尻が艶めかしかった。
(ああ、前に人がいる!)
前に追い付かないよう歩調を緩めたが、今度は下から登って来る人が見えた。
ユリエは草むらに隠れて人が通り過ぎるのを待った。
しかし、いくら待っても次々と登ってきて人影は尽きなかった。
(ああん、この調子じゃ、なかなか登れないわ)
ユリエは仕方なく前を歩く人達の少し後ろに付いて歩いた。
前の人が振り向かないか心配しながら歩いているうちに股間がキューンとしてきた。
(オシッコが漏れそう。股間がジュンジュンするわ)
我慢しながら歩いていると、祠が見えてきた。
前後に人がいないのを確認してから祠を調べ始めた。
(なかなか見つからないわ。小さな祠なのにどうして?)
観音像をひっくり返すと穴が開いていた。その中にネックレスが入っていた。
ユリエは急いで、それを首に巻いた。
気が付くと若い男性のグループが自分を見て騒いでいるのが見えた。
「ハダカの女がいるぞ!」「本当だ。捕まえようぜ」
男達がこちらに向かって走り出した。
(ああん、どうしよう!)
深い草むらの中へ逃げ込み、後ろも見ずに走り続けた。
(もうだめ!息切れがする。これ以上走れない)
後を振り向いたが誰も見えなかった。
息切れが激しく四つん這いになって我慢していたオシッコをした。
息切れが収まってくると人にハダカを見られたことで下半身がジュンジュンしてきた。
股間に手が伸びる。濡れている。人に見られて興奮するなんて露出狂になったみたい。
オッパイも尖ってきている。
蜜壷に指を入れてオナニーを始めてしまった。
アアーアアーいっちゃうー。
遠くでルミの声がした。
「ユリエさーん。どこにいるのー!」
ユリエはルミの姿を見つけて叫んだ。
「アッ、ここでーす!」
「やっと見つけたわ。草むらの中をどんどん走っていくから追いつけなかったわ」
「ごめんなさい。男の人達が追いかけてくるので怖くて…」
「もうすぐお昼よ。田中先生が待ちくたびれてしまうわ。仕方ないわ一緒に歩きましょう」
「すみません」
「私と一緒だとハダカでも心細くないわね。だからハンディを与えないとね」
「ハンディって何ですか?」
「両手を後に組みなさい。じっとしていて」
後ろ手に組んだ親指に何かを巻きつけた。
「じゃあ、これでよし。このまま行きましょうね」
「何を巻いたのですか?」
「針金を巻いたのよ。前を隠せなくなったでしょ。蜜壷がビショビショねえ。感じているんでしょう」
ルミに腕を捉まれながら歩いて行くと登山道が見えてきた。
三人連れの男達が登っているのが見えた。
「見つかってしまうわ。何か着せてください」
ルミはユリエの言葉を無視してどんどん引っ張って行く。
「おっ、ハダカのオンナじゃないか!」
男達は立ち止まってユリエ達が近づくのを待っている。
ルミはユリエの腕を引っ張って行き、とうとう男達に追いついてしまった。
男達は三人とも二十代前半といった感じだ。
男達が血走った目で舐めるようにユリエのカラダを上から下まで眺めている。
「すごい美人ですね。スタイルも抜群だし。どうしてハダカで歩いているのですか?」
「この女、露出狂なんですよ。だから時々こんなことして満足させているの。
あそこもビショビショよ」
「へえ、僕達ラッキーだな。パイパンなんですか?」
ユリエが前も隠せずに恥ずかしくて俯いているのを見てルミが答えた。
「そうじゃないのよ。この娘、いつもノーパンで歩いているのよ。それで恥毛が見えると嫌だからって毎日自分で剃っているの」
「キレイな肌ですね。ちょっと触っていいですか?」
「ええ、構わないわよ。ねえ、触ってくれるって。嬉しいでしょ?」
ユリエは黙って俯いていた。
「何とか言いなさい!奴隷のくせに!」
ユリエはルミの怒った口調にあわてて答えた。
「ああっ、すみません。触ってもいいです」
「奴隷なんですか?じゃあ、お言葉に甘えて触らせていただきます!」
「手を後に組んでいるなと思っていたら、親指を縛ってあるんですね。SMですか」
ルミは少し離れてビデオを撮り始めた。
一人は乳房を揉み始めた。
「柔らかい!乳首が埋まっているなと思っていたら、盛り上がってきたぞ!」
一人は腰を掴んで臍から舐め始め、だんだん下の方へ向かって行った。
「おう、割れ目もキレイだ。本当に濡れてるぞ!」
もう一人はお尻を揉みながら、舌で舐め始めた。
「お尻のヒダもピンク色で綺麗だ。お尻の穴に指を入れてもいいかな?」
「ええ構わないけど、トイレに行ってないからウンチが付くかもしれないわよ」
(指なんか入れないで!)
男はゆっくりと指をねじりながら押し込んでいった。
「入ったぞ!おう指の付け根まで入った。ウンチに触っているぞ。壁が熱いな」
ユリエは快感を感じて足がガクガクしてきた。
「もうだめ!足に力が入らない。座らせてください」
ユリエはしゃがみ込んだ。
胸とクリトリスとお尻の穴を同時にいじられてユリエはどうしようもなくなってきた。
「ああっ、いっちゃう!」下半身が痙攣を始めた。
それを見てルミは言った。
「みんなの見ている前で大きな声を出していっちゃうなんて、はしたないわね」
お尻の穴に指を入れていた男は、さらに早く指を前後させ始めた。
「おお、お尻の穴の締め付けがきつくなったぞ」
「俺、我慢できない。入れさせて下さい!」
「それだけはダメよ。リップサービスで我慢してあげてね」
男の一人が言った。
「ここじゃまずいよ。もう少し登ったところにある岩陰に行こうよ」
「分かったわ。じゃあ連れて行って」
ユリエは二人の男に挟まれて登って行った。
もう一人の男はユリエのお尻の穴に中指を付け根まで突っ込み、その指をくるくる掻き回しながら後ろを歩いていた。
「ねえ、お尻の中で指を動かすのはやめて。お腹が痛くなっちゃうから」
「あっ、悪かったな。何だか触りごこちがいいもんで…」
「構わないわよ。奴隷の言うことなんか聞くことないわよ。
多分ウンチしたくなってきたから、そんなこと言ってるのよ。
指をもっともっと動かしてあげなさい。後で、みんなの見てる前でウンチさせてあげるわ」
(ひどい!男の人の前でウンチなんて出来るわけないじゃない)
「あんた達、レズなのか?それで女王様と奴隷役をやっているのか?
このオンナ秘部の色も綺麗だなあ。男性経験少なそうだな」
「実はそうなの。多分、男の人にリップサービスなんてしたことないと思うわ。
教えてあげてね」
「ほう、レズか…。女より男の方がいいという事を教えてやらないとな。興奮してきたぞ」
登山道を少し外れた所に岩陰があり、そこに木に囲まれたちょうど良い草むらがあった。
「じゃあ、俺から!」男はチャックを下げてユリエの口に突っ込んだ。
(うっ、大きい!口に入れるなんて汚いわ)
ユリエは経験がなかったが、噛んではいけないと思い唇と舌を絡ませた。
男がオチンチンを勢いよく前後させ始めたが、それが喉の奥にぶつかり吐き気がした。
ユリエは急いで口を引っ込めた。
「オエー。あー苦しいわ」
ユリエは吐いてしまった。
「おまえ、勢いよすぎるんだよ!もっとゆっくりと動かしてやりなよ!」
「いえ、わたしが悪いんです。手が使えないからカラダのバランスがとれなくて」
「そうか、手を縛ったままだったな。解いてもいいですか?」
「そうね。手が使えないと上手に出来ないかもね。じゃあ解いてあげて」
ユリエは手が自由になったので指でオチンチンを掴んだ。
「俺、座るからよ。俺の上に座ってやりなよ」
先程までユリエのお尻の穴を触っていた男が申し出た。
ユリエはその男の股の上に腰掛けてオチンチンを掴み前後運動を始めた。
腰掛けさせている男は片手でユリエの乳房を掴み、もう一方の手でユリエのお尻を掴んでお尻の穴に指を突っ込んで掻き回し始めた。
(ねえ指を動かすのは止めて。本当にウンチがしたくなる…)
「おっ、出るぞ!」男はユリエの口の中に放出した。
「うっ、イヤ!」ユリエはそれを吐き出した。
「どうして吐き出すのよ。ちゃんと飲んでしまいなさい!
次の人の時に吐き出したら許さないわよ!」
「ごめんなさい」
男が交代した。
お尻の穴に指を突っ込んでいる男はそのまま指の回転運動を続けていた。
「じゃあ、よろしくお願いします。こんな美人にやってもらえるなんて本当に幸せだ!」
ユリエは男の一物を口に含み舌を絡ませて前後運動を繰り返した。
しばらくして「ううっ!」男はユリエの口の中に放出して果てた。
今度はそれを飲みこんだ。(ううっ、生暖かくてイヤな感触!)
しばらく一物を口に含んだままにしていると、だんだんに縮んできた。
「ああ、満足した。気持ち良かったよ」
「じゃあ、俺の番だな」お尻に指を入れていた男が答えた。
「俺が地面に寝るからよ、シックスナインの格好で咥えてくれよ」
ユリエは男を跨いで一物を口に咥えた。男は再びユリエのお尻の穴に指を入れて掻き回し、舌を蜜壷に突っ込み舐め始めた。
(ああ、感じてしまう)
ユリエは早く男をいかしてしまおうと一物をくわえた口を一生懸命に前後させた。
男も舌と指を使いユリエを感じさせようとしていた。
ユリエの腰が痙攣を始めた。
(ああ、ああ、ああ、気持ちいい。いっちゃう)
男も放出を始めた。
ビュッ、ビュッ、ビュッ、ビュッ。繰り返し少しずつ口の中に入っていく。
ユリエと男はしばらく死んだように動かなくなった。
興奮が収まってくると、尿意と便意が強まってきた。
ルミが声を掛けてきた。
「ねえ、あんたウンチしたいんでしょう。だったらみんなの見ている前でしなさい!」
「そんな…。人が見てない所でさせて下さい」
「奴隷の分際で女王様に逆らおうっていうの?」
「いえ、そんな…。でも排泄するのを人に見られるのは恥かしくてたまりません」
「ねえ、あなた達ロープは持ってないの?」
「持ってないよ。リュックサックの紐ならあるけど…」
「それでいいわ。三本用意してちょうだい」
男達はリュックの口を縛る紐を外してルミに渡した。
「じゃあ、二人でこの奴隷の腕を動かないように持ってちょうだい」
ルミは手首に紐を縛り付けた。
「じゃあ、あの枝に紐を結んで奴隷を磔にしてよ」
「ああん、止めてよ!何をするの!」
ユリエは万歳の形で木の枝に縛り付けられてしまった。
さらにルミは右足首にも紐を縛り付けて、それを枝に吊り上げた。
(ああ、秘部もお尻の穴も見られてしまう…)
男達は今にも跳び掛かりそうな顔で見ている。
「どうしてこんなことするの?」
「私の命令に逆らおうとしたからよ。その恰好でウンチしなさいよ」
「そんな…出来ない」
「五分だけ待ってあげるわ。それでも出さなかったらこのまま置いて行くわ」
「ねえ許して下さい」
「あなた!ウンチが出やすいようにお尻の穴に指を入れてほぐしてやって!
指二本くらい入れてほぐしてあげたら出るようになると思うわ」
「二本か!入るかな?」涎を垂らしそうな顔で男が言った。
「止めてよ。頑張ってみるから指なんか入れないで!」
男達はユリエの姿を見て、また興奮してきた。
一人がオッパイにむしゃぼりついて、チュウチュウ吸い始めた。
もう一人は、秘部に口を付けてペロペロ舐め始めた。
先程の男はお尻の穴に指を入れ、もう一本の指を入れようと頑張っている。
「ああ、止めて!ねえ、止めてよ!助けて!」
ユリエの哀願が男達の興奮をさらに高めた。
「入った!」男の指が二本とも入った。
「おっ、どれどれ!」男達が穴を覗きこんできた。
「指を広げられないか?中が見えるかもしれないぜ」
「痛い、ねえ本当に許して!お尻が痛いの!許して!」
「おまえソーセージ持っていたな。あれを入れてみようぜ」
「ちょっと待ってろ!」男はリュックの中を捜してソーセージを持ってきた。
太さが二センチで長さ二十センチくらいのソーセージだった。
「じゃあ、指を入れるよりは痛くないはずだからな、ちょっと我慢しろよな」
ソーセージをお尻の穴に突っ込み始めた。
「痛くないだろ?」
「ねえ、誰がこいつをソーセージでいかせられるか。一分毎に交代してやってみないか?」
「面白そうだな!やってみよう」
「そんなこと止めてください!」
「おまえ、奴隷なんだろう。拒否する権限はないね。じゃ俺から!」
男はソーセージを奥深くまで入れてピストン運動を始めた。
「そんな、もう止めて!気持ち悪い」
「おっ、何かウンチみたいなものが付いてきたぞ」
男はさらに勢いよくピストン運動を始めた。
「もう止めて、気が変になる!」
「おい、一分経ったぞ。交代だ」
「もう、お終いか。ちぇ!」
次の男は、ソーセージをお尻の奥に突っ込んだまま大きくグルグルと回し始めた。
「こうやって回した方が感じるだろう?早くいっちまえよ!」
(ああ、お腹が痛い!漏れそう)
ユリエは眉を寄せた。
前で見ている男が言った。
「おっ、セクシーな顔してるぞ!もう一寸でいきそうだぜ!」
「おっ、そうか頑張るぞ!」
ユリエは歯を食いしばって我慢している。
「そろそろ、一分経ったぞ、俺の番だぞ!」
「もうちょっとだったのに残念だな。じゃあおまえ、頑張れよな!」
男は二十センチのソーセージを全部お尻の中に押し込んでしまった。
「ああん、おなかが痛い!」
お尻の穴に人差し指と中指を突っ込み、親指を膣口から突っ込んで、肛門と膣の壁を
挟み込んで上下に刺激を始めた。
「おまえのあそこビショビショだな。もう十分感じているんじゃないか?」
「ああん、痛いだけです!」
「マゾのおまえにとってみれば磔にされて、肛門をいじられて最高だよな!」
「わたし、マゾじゃありません!」
「ははん。どうだか!」
男の刺激で下半身が痙攣を始めてきた。
「ああああーん。いっちゃうー!」
先ずオシッコを漏らしてしまった。放物線を描いて飛び出してきた。
「ケッ、汚い。オシッコを漏らしやがった!」
「ごめんなさい!急に我慢できなくなったの」
男が、お尻から指を抜くとソーセージと一緒に茶色のうんちが勢いよく出てきた!
「ああん、ごめんなさい!もうダメー!」
「おお、汚ねえなあ!臭い臭い!キレイなオンナでも俺達と一緒だなあ!
ついでだ、全部出してしまいな」
流れ出る便の勢いが弱まった。
「おなかに力を入れて全部出すのよ!この人もそう言っているでしょ!」
「分かりました…」
ユリエは頭がボーっとして何も考えられなくなってしまい、言われるがままだった。
「ウーン、ウーン!」力は入らなかったが、ドロドロしたものが太股を伝い垂れていった。
「ああ、スニーカーがウンチまみれだ!」
「ああ、だけど満足したよな」
「おい、もう二時だぞ!早く登らないとやばいぜ!」
「ああ、もうこんな時間か。そうだな」
男達はユリエを縛っていた紐を解いて登山の準備を始めた。
「ねえ、名前と電話番号を教えてくれないか?また遊ぼうぜ!」
「それは、ちょっと教えられないわ」
「そんな!悪い事はしないから頼むよ。また遊ぼうぜ」
「そうねえ。私達夏の間は週に一回くらいここに来てるわ。私達だけじゃないわよ。
人があんまり多くない平日には、他にもこんなことしてるカップルがいるわよ」
「本当か!じゃ、来週も来るのかい?」
「ええ、日曜日に来たのは始めてだけど、平日には来ると思うわ」
「今度はいつ来る予定?」
「さあ。でも一〜二週間のうちには来るわよ」
「時間は今と同じくらい?」
「そうね。特に何時頃って決めてないけど、大体お昼前ね」
「そうか、じゃあまた来るぞ。その時はもっと遊んでやるよ」
「じゃあ、バイバイ!」
「気持ちよかったぜ。またな!」
「じゃあね!」
三人は名残り惜しそうに山を登って行った。
「ねえ、ルミさん。あんなウソばかり言って悪いじゃないの」
「いい気味よ。アンタばかり楽しい思いをして…。私は完全に無視されていたもの」
「そんな…。わたし恥ずかしくて仕方なかったんだから…」
「ウソおっしゃい!何度も感じていたくせに!露出狂のマゾには天国だったでしょう」
「そんな露出狂のマゾではありません…」
「でも、汚いわね。それに酷い臭いだわ。この斜面を降りて行くと小川が流れているわ。
そこへ行って洗いなさい」
ユリエは急斜面を降りて行き小川に入った。
(冷たい!とても入れないわ)手を使って洗い始めた。
「ううっ、冷たい!」
後から追い着いたルミが言った。
「何してるのよ。そんな洗い方じゃキレイにならないわよ。
ちゃんと腰まで浸かって洗いなさい!」
「でも本当に冷たいんです」
「奴隷のくせに口答えするわけ?許さないわよ!
罰として私がいいと言うまで肩まで浸かって洗いなさい」
ユリエはそーっと小川の真ん中まで行き、ゆっくりと肩まで浸かり下半身をこすり始めた。
(冷たい!冷たすぎる。我慢できない!)
ユリエは一分程は我慢したが、それ以上は耐えられなかった。
「ああ、もうダメ!これで許して!」
ユリエはザッと立ち上がると走って小川から出て来た。
唇が紫色になりブルブル震えている。
「まだ一分も経っていないわよ、そんなに冷たいの?」
ルミがユリエのカラダに触れた。
「本当に冷たくなってるわね。風邪を引くといけないから、これで許してあげるわ。
早く鍾乳洞に行きましょう。田中先生が待ちくたびれているわね」
鍾乳洞に近づくとかなりの人が歩いているのが見えた。
「ねえ、人に見られてしまうわ。何か着せて下さい」
「でも私、あなたの服は持ってないわよ。じゃ、私が先に行って先生の車を捜して来るわ。見つけたら、この道から見える所まで戻って合図するから走って着いて来なさい」
「分かりました。お願いします」
(またハダカのまま走らなければならないんだ)
「じゃあ待っていてね」
ルミは道を降りて行った。しばらく待っているとルミの呼ぶ声がした。
ユリエは声のする方へ走り出した。
道路に出るとルミが手を振っていた。
道路には人の姿もあったが、ユリエは思い切ってルミを追いかけた。
「おいおい、女がハダカで走っているぞ!」
「ストリーキングだ!俺、始めて見た!」
「キレイなオンナだな。真っ裸でよくこんなところ走れるな」
「露出狂だろ!だけど、美人だな。スタイルも抜群だし。俺、感激だよ!」
(大勢の人に見られているわ!早く追いつかなくちゃ!)
「オッパイもお尻もプルンプルンしているな。追いかけようぜ」
(ああ、追いかけてくる!)
ルミが車に乗り込むのが見えた。
(早く走らないと追いつかれちゃう!)
男達がすぐ後ろに迫って来た。
ユリエは男達に捕まる寸前に車にたどり着き、ドアを開け乗り込むことが出来た。
「ハア、ハア、ハア、ハア、苦しい!」
「遅かったな。もう三時になるぞ。じゃあ、急いで食事をしてから鍾乳洞見学をしよう」
車をスタートさせレストランに向かった。
男達は、がっかりした顔で車の窓を覗き込んでいた。
「ここのレストランで食事にしようか。降りるぞ」
「何か着せて下さい。ハダカのままじゃ行けません」
「ずっとハダカのままにしておこうかとも思ったけど、そうも行かないわね。
このワンピースを着なさい」
ユリエは急いでワンピースを着て二人を追いかけた。
短いスカートで歩くユリエの姿は男達の注目の的だった。
昼食が済むと鍾乳洞に入った。
「じゃあユリエさん、ワンピース脱ぎなさい。人も少ないから大丈夫でしょう」
ユリエはまたハダカになって二人の前を歩かされた。
鍾乳洞の中は寒かった。ユリエは寒くて我慢が出来なくなってきた。
「寒いわ!ねえ本当に寒いんです。何か着せて下さい」
「そうね、私も服を着ているけど寒いわ」
「気温十一度だって書いてあったよ。寒いはずだね」
「服を着せる訳にはいかないなあ。じゃあ、真ん中に入りなさい。わしが先頭を歩くから、腰に捉まって歩きなさい。後ろをルミが抱いて歩けばいいだろ」
「暖かい…」
「良かったな。じゃあ、足元に注意して行こうか」
しばらく歩いていると後ろを歩くルミがユリエのお尻の穴に指を当てるのが分った。
「ルミさん、お願いです。お尻に指を入れるのは許して下さい」
「何言っているのよ!さっきは男の人にお尻の穴に指を二本も入れられたりソーセージを入れられたりして喜んでいたくせに。どうして私が触っちゃいけないの?」
ユリエが黙っていると、とうとうルミはお尻の穴に指を突っ込んでしまった。
「ユリエさん、お尻の穴の中に指を突っ込まれてどんな感じがするの?」
「痛いだけです。早く抜いてください」
「本当に痛いの?痛くなるほど強くは動かしてないつもりだけど」
ルミはもう一方の手で前の穴に触れた。
「あーん」
「変な声を出すわね。それにビショビショじゃない。本当は感じてるんじゃないの?」
「す、少しだけです…」
「痛いだけなんてウソつきね。後で罰を与えてあげるわ」
(ああん、どうしてこんなに感じてしまうの!腰に力が入らなくて歩きづらいわ)
後ろから話し声が聞こえてくる。
「あの変な格好で歩いてる三人組。真ん中を歩いてる女はハダカじゃないか?」
「露出狂だよ。よく恥ずかしげもなくやってられるなあ」
「あんな変態のオンナ、同性として見ているだけでも恥ずかしいわ」
「旅の恥は掻き捨てと言うけどよくやるわね」
ユリエはその話し声が聞こえて恥ずかしくて仕方なかった。
やっと出口が近づきワンピースを着せてもらった。
「じゃあ帰ろうか。それとも、もう少し刺激が欲しいかね?」
「いえ、もう十分です。帰りたいです」
田中先生とルミが話をしている。
「これからどうしようか」
「二〜三キロ裸のままで一人で歩かせるわ。ハイキングでは一人で歩かせるなんて言っていたのに、ほとんど私と一緒に歩いたんですもの」
「そうか、じゃあそうするか」
「えっ、またハダカで外を歩くのですか?」
「そういうことだ。もう少し露出の快感を味あわせてやるよ」
「人に見られたらどうすればいいのですか?」
「映画の撮影とか言ってごまかしたらいいじゃないか。
人通りが少なくなったところで降ろしてやるよ」
ユリエは観光客が途切れたところで真っ裸にされ外に放り出された。
車は先に行ってしまった。
道路に残されたユリエは物影に隠れて恐る恐る周りを見回した。
左手には民家が並んでいる。右手にはガードレールがあり下を川が流れている。
後ろからは帰りの車が何台も通り過ぎて行く。
(ああ、どうしたらいいの。道路を歩いたら車に見られてしまうわ)
心細くてしばらくうずくまっていた。
(川の向こう側を歩くしかないみたい)
ユリエはガードレールを越えて川に入った。
(冷たい!)
ジャブジャブと急いで渡り向こう岸に着いた。
細い道を歩いていると突然後から声を掛けられた。
「あんた、こんな所でどうして真っ裸のままで歩いているんだね」
振り返ると釣り竿を持った初老の男が立っていた。
男は釣りをしていて裸のユリエが川に入るのを見かけたので追いかけて来たのだった。
「あ、あの映画の撮影をしているんです。じゃまをしないで下さい」
男は周りをきょろきょろと見回した。
「本当か?カメラなんてどこにも無いぞ」
「川向こうの道路から望遠カメラで撮影しているはずです」
「ん?やっぱり見えないぞ」
ユリエはごまかしが効かなくて困ってしまった。
「遠くから撮影しているから見えないのだと思います」
「そうか、遠くからな。じゃあ俺がここでおまえに何かしても、そいつが来るのに時間が掛かるってわけだ」
「えっ、そんなこと止めて下さい」
「止めて下さいって言ったって、おまえのその格好はやって下さいって言っているのと同じじゃないか」
(どうしたら逃げられるの?)
ユリエは男の肩越しに叫んだ。
「佐藤さん、早く来て!」
男が後を振り向いた隙にユリエは逃げ出した。
「誰もいないじゃないか。逃げようったって逃がさないぞ」
男がすぐ後を追いかけて来た。
ユリエはぬかるみに捕まり転んでしまった。
男がユリエの片を掴んだ。
「嘘ばっかりつきやがる。どうせ映画の撮影というのも嘘なんだろう。こうしてやる」
男は釣り糸でユリエを後ろ手に縛った。
そうしてユリエのオッパイや秘部を触りまくった。
ユリエは感じて来た。
「おう、蜜壷が濡れてきたぞ。俺の一物を入れてやるか」
男はユリエを正面から抱きしめると一物を突っ込んだ。
「うん、うん、うん、うん、うん、うん」
ユリエは下半身に痙攣が走った。
「ちょっと、待てよ。お前の後ろにも入れて見たいな」
「お尻は止めてください」
「何言ってやがる。抵抗できないくせに」
ユリエをうつ伏せに倒して抱き着いてきた。
「おい、もっとお尻の穴の力を抜け」
「出来ない」
「じゃあ、仕方がないな」
男は強引に突っ込んできた。入った。
「おう、気持ちがいいぜ。このしまり具合」
男はピストン運動を始めた。
「ああ、ああ、ああ、ああ」
「お前も感じているみたいだな。俺も感じるぜ。肛門セックスは始めてだけど気持ちいいもんだな。うん、うん、うん、うん」
やがて、男はユリエの背中の上で果てた。
しばらくして、男は立ちあがりユリエの縛めを解いた。
「ああ、服が泥だらけだ。まあ仕方がない。気持ちいい思いさせてもらったものな。
じゃあ、機会があったらまたしようぜ」
男が去った。
ユリエはよろよろと起き上がり水に浸かり体を洗い堤防を越えて道路に戻った。
後から車が来ても構わずに歩いた。
車から声を掛けられた。四人連れの若者が乗っている。
「おねえちゃん、ハダカでどうしたの?良かったら乗っていかない?」
「いいです。少し先に連れが待っているから」
「ちぇっ!」車は走り去った。
少し歩くと田中先生の車が見えた。
やっと田中先生の車に乗ることができた。
「遅かったじゃない。もうユリエを置いて帰ろうかと相談していたところよ」
ユリエは今までの出来事をしゃべった。
「そう、満足したわね。疲労困ぱいという顔をしているわね」
マンションに送ってもらい、ベッドに横になった。
疲れているにもかかわらず一日の出来事を思い出し自己嫌悪に陥り眠れなかった。
また、裸を見られてゾクゾクしたことやお尻の穴で感じてしまった自分がつらかった。
そんな堕落して行く自分を感じて涙が止まらなかった。
(つづく)
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