『休暇の出来事(1)』
作;ベル
ここはOO県の一角にある貸し別荘。 近年の景気の悪さも影響しているのだろうが 平日の宿泊客はほとんど見掛けない。 この別荘群が観光地から離れているせいだが 私にとってはソレが気に入った理由の一つでもあった。 というのも、私は仕事柄、一般の人々が休みの時が稼ぎ時なので 毎年この時期に貸し別荘で過ごしながら のんびり読書をするのを楽しみにしているからだ。
昨日の夕方にチェックインした時、初老の管理人から注意を受けた。 「今週は他にお客もいないので、火事だけは十分注意して下さい。 消防車が到着する頃には別荘は燃え尽きてしまうと思いますが 山火事になってしまうと、逃げることも助けることも出来ませんから」 「大丈夫。タバコはやめたしキャンプもしない。 新しく買った読書用の灯りはLED製だから心配ないですよ」 私は笑って応えた。
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翌朝はゆっくりと起き、トーストとスクランブルエッグを台所で作った後 ホットコーヒーとリーフパイをテラスに運び そよ風を受けながらじっくりと読書を楽しんだ。 昼食はレトルトカレーに完熟トマト。 味はソコソコだがたいした手間も掛からない。 満腹になると眠気に襲われ、そのままソファーで昼寝。 リフレッシュも休暇の目的だからそれでも構わなかった。
どのくらい経っただろう。ドアをノックする音で目が覚めた。 「今年は友達にも連絡していないから管理人ぐらいしか思い浮かばないが 用事があるなら直通電話があったはずだしなぁ」 ウトウトしながら玄関を開けると 白いレースのカーディガンを羽織ったビキニの女性が立っていた。 山の避暑地に似つかわしくない姿。 まったく見覚えがない人だった。年齢は20代半ばぐらいか?
「突然すみません。実は近くの別荘で仲間とゲームをしているんですけど 私、負けてしまって・・・。それで罰ゲームとして 自分の『水着写真』を撮ってもらわなくちゃいけないんです。 すみませんが、私をこのカメラで撮ってもらえませんか?」 「え?ああ、別に構いませんよ」 玄関先でデジカメを受け取って撮ろうとすると 彼女は素早くカーディガンを脱ぎ モデルのように手摺にもたれてポーズを取った。
「きっと『写真撮影の罰ゲーム』は初めてではないんだな」 そう思いながら私は何度もシャッターを切った。 私の推理を裏付けるかのように 彼女はセクシーなポーズを全く躊躇せずに、次々と披露してくれた。 モデルのような体型ではないが、肉付きが良く 特にお尻に生地が食い込んだ後ろ姿は壮観だった。 「もっとアップでも撮ってくれますか?」 彼女のリクエストに応えているうちに、コチラも遠慮がなくなり ローアングルからの大胆な構図を繰り返し撮ってやった。
「ありがとうございました」 そう言ってデジカメを受け取ると、彼女は水着姿のまま 緩やかな坂道を降りていった。 「おや?カーディガンを忘れていったぞ。 まあ手摺に掛けておけばそのうち取りに来るだろう。 しかし思いがけない『役得』だったな。 グラビアカメラマン気分を味わえたよ(笑)」 私は思わずニンマリしながら、読書を再開すべくテラスに向かった。
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しばらくして、またドアをノックする音がした。 玄関を開けるとさっきの女性が立っていた。 さっきと同じくビキニ姿のままだった。 「また負けちゃったので、もう一度撮ってもらえませんか?」 「またですか?まあコチラは構いませんけど(笑)」 しかし差し出されたデジカメを受け取って撮ろうとすると 彼女は私の目の前でブラを外し、カーディガンの横に放り投げた。 一瞬だが乳首も見えたので私の方が動揺した。
「ちょ、ちょっと。何をしているんですか?」 「今回は『ノーブラで写真を撮ってもらう罰ゲーム』なんです」 「しかし見ず知らずの私の前で・・・」 「だから出来るんです。こんな事、知っている人に頼めないでしょう?」 「そりゃそうかも知れないけど・・・」 戸惑う私を横目に、彼女は手摺にもたれてポーズを決め撮影を促した。
乳房を寄せて胸の谷間を強調したり 両手で乳房を鷲掴みにしたり、乳輪だけを指先で隠したり・・・。 一応、乳首は隠したポーズなのだが 週刊誌のグラビア撮影にも劣らない過激さだった。 彼女の方は「この程度は当然」と思っているのか 食い込んだ水着すら直さずにセクシーなポーズを決めた。 ポーズを変える時に時々乳首が見えていたが 私は最後まで指摘出来なかった。
「ありがとうございました」 そう言ってデジカメを受け取ると、彼女はノーブラのまま 乳房を両腕で隠しながら緩やかな坂道を降りていった。 「おい、ブラを忘れているよ。おーい! まったく最近の若い娘はしょうがないな。親の顔が見てみたいよ。 いや、親に合わせる顔がないのはコチラの方か(笑)」 親父くさいセリフが自然と口に出た。 私は思わず苦笑しながら、読書を再開すべくテラスに向かった。
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しばらくして、またドアをノックする音がした。 玄関を開けるとさっきの女性が立っていた。 乳房を両手で押さえてはいたがやはりノーブラのままだった。 「また負けちゃったので、もう一度撮ってもらえませんか?」 さすがに3度目ともなると不審に思わずにはいられなかった。 「君。罰ゲームにしてはちょっと度が過ぎているんじゃないか? 私は休暇中なんだ。悪いけど他所をあたりなさい」 少しもったいない気もしたが、私がドアを閉めようとすると 彼女は乳房が露わになるのも構わず扉を押さえて必死に頼みこんだ。
「他所と言われても、今の時期はどこの貸し別荘も閑散としていて 別の人が見つかる当てはありません。 仮に見つかったとしても また水着撮影からでは罰ゲーム仲間に納得してもらえないし だからと言っていきなり初対面の私から過激な撮影を申し出たら 誰だって警戒します。当然、拒否されてしまうでしょう」 「そうかも知れないが・・・」 「場合によっては、頼んだ相手が悪くて その人に襲われてしまうかも知れません。 あなたは信用出来そうだと思って頼んでいるんです。 助けると思って応じて下さい。お願いします!」
結局、彼女の頼みを断り切れず 私は差し出されたデジカメを受け取った。 「ありがとうございます!」 彼女がホッとした表情をしたので、コチラも一瞬気が緩んだ。 しかしその直後、彼女はスルスルと私の目の前でパンティーを脱ぎ カーディガンの横に放り投げた。 「あっ!」 彼女は素早く両手で身体を隠したが、私の前で一糸まとわぬ全裸になった。 私は動揺を隠せなかった。
「ちょ、ちょっと。何をしているんだ? 今度は『ノーパンノーブラで写真を撮ってもらう罰ゲーム』だなんて 言い出すつもりか?」 「その通りです。だからもう信用出来そうな人にしか頼めないんです。 今さら嫌だなんて言いませんよね?」 戸惑う私を横目に、彼女は手摺にもたれると大きく頷いて撮影を促した。 とはいえ、さすがに今回は彼女の方も恥らっている印象を受けた。 右手で股間を隠しながら左手で両乳房を押さえてはいるが どう見ても素っ裸である事は一目瞭然だったからだ。
「いいんだろうか?罰ゲームとはいえ、こんな姿を撮影しても・・・」 私は戸惑いながらも彼女の身体から目が離せなくなっていた。 「若い女性から一糸まとわぬ姿を撮影して欲しいと頼まれれば 誰だって断りきれるハズがない」 私が自分に言い聞かせながら、ようやくシャッターを切り始めると 彼女は少しずつポーズを変えた。 一応、シャッターを切る瞬間は大事な部分を隠しているのだが 所詮は手で押さえているだけの素っ裸なので ポーズを変えるたびに乳首や陰毛が見え隠れした。
誰も来るハズはないと分かっていても、野外の撮影だから どうしても周囲の様子が気になって落ち着かなかった。 しかし早く終わらせたいと思う反面、やめようとは思わなくなっていた。 彼女の方もシャッターを切る度に表情が妖しくなり 次第に大胆なポーズも躊躇しなくなって乳首を隠さなくなっていた。 そればかりかポーズを変える度に股間を隠す手が離れるようになり 陰毛だけでなく陰唇まで見えてしまう瞬間もあった。 過激なイメージビデオにも劣らないイヤらしさだった。
「大丈夫なのか?罰ゲーム仲間しか見ないとしても 乳首や陰毛まで写ってしまっても・・・」 そう思いながらも、興奮が抑えられなくなった私は撮影を続けた。 きっと彼女にはずっと勃起していたことも気付かれていただろうが それをごまかすようにシャッターを切り続けた。
「ありがとうございました」 そう言ってデジカメを受け取ると、彼女はノーパンノーブラのまま 右手で股間を隠しながら左手で両乳房を押さえ直し 緩やかな坂道を降りていった。 「おい、パンティーを忘れているよ。おーい! まったく最近の若い娘は過激だな。 素っ裸を撮影させるなんて、考えられない罰ゲームだ。 こんな事につき合わされるなんて、のんびり過ごす休日とは程遠いな(笑)」 シャッターを切るという行為は、自分の脳裏にそのイメージを残すらしい。 彼女の裸が目に焼きついて、私にはもう読書を再開する気が失せていた。
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しかし時間が経つにつれて、ある疑問が浮かび上がった。 「なぜ彼女はここまで『罰ゲーム』を忠実にこなそうとするのだろうか?」 彼女の言葉通りなら、友達と一緒に近くの別荘でゲームをしてるハズだが 昨日は管理人が「他にお客はいない」と言っていたし 私がココを選んだのも観光地から離れていたからだ。 彼女はいったいどこから来ているのだろうか? 酔っている素振りはなかったから、もしかしたら誰かに脅されて 恥ずかしい行為を強いられているのだろうか? だが撮影時の彼女の表情には悲壮感はなく むしろ悦びにも似た笑みを浮かべていた気がした。
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しばらくして、またドアをノックする音がした。 玄関を開けるとさっきの女性が立っていた。 全裸のままだっただけでなく、身体を隠してもいなかった。 彼女にとってツンと突き出した乳首や艶やかな陰毛は もはや隠す対象ですらないようだ。 「また負けちゃったので、もう一度撮ってもらえませんか?」 「君はあれからずっと素っ裸のままでいたのか? いくら何でも『罰ゲーム』の限度を超えているぞ! 本当は脅されて無理やりやらされているんじゃないか? 私から仲間に忠告してやるから案内しなさい!」 私がこんな事を言い出すとは予想外だったのだろう。 彼女は全裸にもかかわらず 玄関を出ようとする私にしがみついて必死に頼みこんだ。
「仲間と言いましたが、本当は闇金融業者なんです。 相手は3人もいて、とても勝ち目はありません。 それに私には幼い妹がいて もし私が警察に逃げ込んだら今度は妹が狙われてしまいます」 「それなら尚更黙っていちゃ駄目だよ」 「彼等と『ゲーム』をしているのは本当なんです。 ここまで必死に我慢を重ね、屈辱に耐えてきた甲斐があって 60万円の借金を帳消しにする事が出来たんです。 でも警察沙汰になれば借金だけが残り 撮影した写真もネットに流出してしまうかも知れません。 今までの苦労を水の泡にしたくないんです。 助けると思って応じて下さい。お願いします!」
ようやく彼女が過激な『罰ゲーム』を続ける理由は分かった。 彼女の借金に口を出す立場にはないし肩代わりする理由もない。 正直に言えば、私には払える金も 闇金融業者相手に立ち回れる腕っぷしもない。 「しかし、だからと言ってこんなゲームに応じなくても・・・」 「あなたが協力してくれたから60万円も借金を帳消しに出来たんです。 私にとっては撮影してもられない方がずっと困るんです。 今さら他の人に『素っ裸を撮って欲しい』だなんて頼めません。 助けると思って応じて下さい。お願いします!」 彼女はついに玄関先で土下座し、私に哀願した。
結局、彼女の頼みを断り切れず 私は差し出されたデジカメを受け取った。 「ありがとうございます!」 彼女は何度もお礼を言いながら頭を下げた。 彼女の言う事が本当なら、私に出来るのはシャッターを押す事ぐらいだ
私がデジカメを構えて撮ろうとすると、 彼女は私の正面の手摺の上に腰掛けて 私を見つめながら両手を自分の膝に添えてゆっくりと足を広げた。 当然、陰毛だけでなく陰唇まで丸見え。何一つ隠さないポーズだ。 「今さら嫌だなんて言いませんよね?」 そう言いながらも彼女は顔を赤らめていた。 恥ずかしい気持ちを抑えてでも やり遂げなければならないほどの借金があるのだろう。 「君にとっては撮影してもらえない方がずっと困るんだろう? 土下座までした君を助けるためだ。断らないから安心しなさい」 私は『彼女を助ける』という大義名分だけを頼りに 手摺にもたれてポーズを決める彼女の全てを撮影し始めた。
しかし、シャッターを切り始めるとすぐに彼女の表情は妖しくなり 常に陰部を晒すポーズを取った。 「恥ずかしい・・・」 そう言いながら、彼女はさらに足を広げた。 そればかりか両手で乳房を揉みながら乳首を摘んだり 手摺にまたがって股間を押し付けたり 四つん這いになってお尻を突き出し、陰部を間近から撮らせたりした。 パックリ開いた陰唇からはイヤらしい蜜が溢れそうだった。 いずれも過激な裏ビデオにも勝るイヤらしさだった。
さらにシャッターを切る度に彼女の吐息が荒くなり 次第にオナニーの様相に変わっていった。 彼女の指先は陰唇を広げ、クリトリスを擦り続けた。 「おねがいします。もっと近付いて撮って下さい。 中途半端な写真じゃダメなんです・・・」 彼女は四つん這いになると、私にお尻を向けて突き上げ より激しく指を動かし始めた。 「いいとも!君が望むだけどんなポーズでも撮ってあげるよ!」 いつの間にか、私は手が届く距離まで近付いて 夢中でシャッターを切っていた。 もちろん撮影中はずっと勃起したままだった。
「ああ、見られてる・・・全部見られているのね・・・ 私の恥ずかしい所を・・・私のイヤらしい姿を・・・ 感じる、感じるわ・・・あなたの視線・・・見られるって素敵! もっと・・・もっと見てぇ!」 ついに彼女の指先は膣穴に飲み込まれ、肉壁をまさぐり始めた。 「あーっ!いい、イクッ・・・もう、ダメ。いく、イクーッ!!」 彼女は右手の中指と薬指を奥まで突っ込んだまま 間もなく絶叫してアクメを迎えた。 私はその一部始終を撮影し続けた。
やがて彼女はゆっくりと身体を起こすと、こう言った。 「私、無理難題に協力してもらって本当に感謝しているんです。 借金があるから何も上げられないけど、私の『お礼』を受け取って下さい」 彼女は四つん這いのまま向きを変えて私の前にすり寄ると 私のベルトを外し、ズボンのファスナーを降ろした。 「ちょ、ちょっと。何をしているんだ?」 「やっぱり、こんなに硬くなって・・・」 彼女は妖艶な笑みを浮かべると、そのまま亀頭を口に含んだ。 「君。や、やめ・・・ううっ!」 彼女を撮影中、私自身も興奮し続けていたとは言え 彼女のオナニーを間近で見せ付けられた直後だ。 男根を咥えられた私は、周囲の様子が気になりながらも 彼女のフェラチオに身をゆだね、1分程度であえなく射精させられた。
しかし彼女の妖艶さはとどまらなかった。 口の中に溜まった私の精子も撮影させた後 口の両端から少しずつ垂れ流し、身体中に塗り始めたのだ。 「もっと撮って下さい、私のイヤらしい姿を・・・私のオナニーも・・・ 私がイク瞬間も・・・オマンコもアナルも、全て撮って下さい!」 彼女は玄関先で仰向けに寝そべり、M字開脚の姿勢でオナニーを続けた。
「ああ、イイ!感じる・・・もっと見て、もっと撮ってぇ!」 彼女は人差し指と中指を根本まで挿入しながら身悶えた。 クチュクチュと音がするほど激しくいじられた陰部は淫汁で濡れ 陰毛が絡みながら陰唇に張り付いていた。 「いい、イクッ・・・もう、ダメ。いく、イクーッ!!」 程なく彼女は絶叫して果てた。 私はイク瞬間も、その後足を広げたままグッタリした姿も 陰部のアップも、余す所なくカメラに収め続けた。
「ありがとうございました」 そう言ってデジカメを受け取ると、彼女は全裸のまま もう何も隠さずに緩やかな坂道を降りていった。 私も男根を露わにしたまま彼女の姿を見送った。 「若い女性の裸を撮影するだけでなく、野外で射精までしてしまうなんて 本当にのんびり過ごす休日とは程遠いな(笑)」 おそらく彼女の裸体は目に焼きついて、一生忘れる事など出来ないだろう。 私はズボンを直しながらそう思った。
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しかし、またしても新たな疑問が浮かび上がった。 「彼女の話が本当でも、闇金融業者が約束を守ってくれるのだろうか? 散々恥ずかしい思いをさせられた挙句 次の『脅迫材料』を作らされているだけではないだろうか?」 それに「彼女がどこから来ているのか」という疑問は未解決のままだ。 撮影を頼みに来る間隔から推察すると ココとは別の場所の貸し別荘群からではなさそうだ。
「もし彼女が犯罪に巻き込まれているのであれば 私が自力で解決出来なくても、通報は出来るんじゃないか?」 私は意を決して彼女の後を付けることにした。 【つづく】
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