奈緒先生の場合(パート2)
原案:奈緒子、ベンジー 作:TEKE・TEKE
奈緒先生の駅前のアーケード商店街を裸で歩いてみたい、という願望を叶えるべく予行演習として白のワンピース1枚だけ、ノーパン、ノーブラで商店街を歩かせてみた。 商店街を行き交う人や商店主たちから注目をあつめそれなりに興奮できたので夜中に同じルートを全裸で歩かせてみたのだが、奈緒先生はかえって欲求不満に陥ってしまった。やはり見物人がいないと興奮しない、というのだ。 しかし、学校の最寄り駅の商店街で白昼全裸歩行をやるのはあまりにリスクが高すぎるので、なんとか方法を考えるから少し待って欲しいと奈緒先生を説得した。 色々調べてみて、最寄駅より5つ離れた駅にある商店街がよさそうなことが判った。 町の規模も商店街の構成もほぼ同じで、さらに高校もある。 たった駅5つというと近すぎるように思えるが、実はそこは隣の市になるのだ。 最寄り駅から2つ先の駅の際に大きな川があり、そこが市の境になっていて僕達は川向こうと呼んでいる。さらにその3つ先の駅の駅にある商店街がターゲットになるのだが、その駅より2つ向こうがその市の中心部で、川向こうの人々は買い物などそちらにゆき、こちら側にくることはほとんど無い。またこちらも市の中心街が2つ隣の駅になり、川向こうに行くことはほとんどない。高校もどちらも市立になるため学区が異なるから、どちらの学生もお互いの駅を利用することもない。まさに灯台下暗しであった。 ここなら、多少の変装をすれば白昼全裸で歩いても先生の素性はばれないだろう。 とりあえず下見ということで、奈緒先生とターゲットの商店街のある駅の改札口で待ち合わせたのだが、少し遅れてきた奈緒先生の服装を見てあせってしまった。 変装用の茶髪のウィッグとサングラスはいいとして、白地に水色の花柄のワンピースは、膝上30cmの超ミニだった。下は素足にミュールという格好だ。しかも薄手の生地で透けてはいないものの乳首がはっきりと浮き出ており、周りにいる男性が何人かちらちらとこちらを窺っている。 「せ、先生まさか・・・」 ちらりとスカートを見ながら訪ねると 「あら、気になる?」 と言った奈緒先生は、僕だけに見えるようにスカートの前を捲り上げた。見えたのはワンピースの色に合わせた水色のショーツだった。 「これ、横結びのTバックなのよ」 僕ははっとして改札の中の階段を見上げる。降りてきた、ということは当然登りもあったわけで、後ろから登る人には奈緒先生のお尻が丸見えだったに違いない。今日は下見のはずなのにこのテンションの高さはなんなんだ、と思っていると奈緒先生は一人で駅の外へと歩き出してしまった。あわてて後を追いかける。駅の正面に商店街のアーケードが見え、その入り口の左右のはコンビニとファーストフード店があった。コンビニの前には部活帰りなのかスポーツバックを持った高校生が3人たむろしていた。 「そこそこ人通りもあるし良さそうな商店街じゃない?」 奈緒先生はまっすぐ商店街の入り口に向かって歩いてゆく。商店街にいた人達はほとんどが買い物に来た中高年の主婦たったが、学生達やカジュアルな服装の若い男性なども歩いている。ラッシュアワー前なのでサラリーマンとおぼしきスーツ姿の男性はほとんどいなかった。通りかかる人達をちらちら眺めながら奈緒先生は商店街をどんどん奥のほうまで歩いてゆく。やがて飲み屋街のほうに来たらしく、準備中の札がかかった店やシャッターの下りた店が増えて寂しくなってきた。不意に奈緒先生は通りを右に曲がって、誰もいない細い路地に入った。 「今日、今からやるわ!」 「えっ!やるって?」 「露出よ!なにかそういう気分なの!」 「今日は下見だけだったはずじゃ・・・」 「せっかくここまで来たんだしやるわ!」 そう宣言すると奈緒先生は服を脱いでしまった。脱ぐといってもワンピースとTバックしかない。あっという間に全裸になると 「服をお願いね」と言って、歩き出してしまった。 慌てて服を拾い、後を追おうとすると 「だめよ、浩介君。君はここでお留守番よ」 「え、な、なんで?」 「この前深夜、全裸で商店街を歩いたけれどあまり気持ちよくなかったの。なぜかって一生懸命考えてみたら、ギャラリーがいなかったこともあるけれど、浩介君がいたからだって気がついたの。浩介君は、私が危険な目にあわない様にガードしてくれているのは凄くありがたいのだけれど、それじゃスリルが半減してしまうのよ。そうすると醒めてしまってあまり気持ちよくないの」 「・・・奈緒先生」 「もしマズイ事態になったら服を置いて逃げちゃっていいからね。私は教師だから生徒の君に迷惑をかけるつもりはないわ。私は自業自得だけれど、浩介君の将来にまで傷がつくことになったら大変だから・・・」 そういって歩き出した奈緒先生を僕は追おうとしたが「もしついて来たら浩介君に襲われたっていうからね」という一言ですくんでしまった。 奈緒先生は商店街を駅のほうへ、人通りの多いほうへと全裸で歩いてゆく。100mくらい離れたところで、僕は物陰に隠れながら後をつけ始めた。 先生が最初にすれ違った二人の主婦はおしゃべりに夢中で、全裸の奈緒先生に気がつかなかったらしい。次に正面からきた女性は奈緒先生に気がついて、立ち止まり見ていたが先生が近づいてくると、脇の路地に曲がってしまった。 次に全裸の奈緒先生に気がついたのは若い宅配便の配達員だった。どこかに配達を済ませたあとらしく、空の台車を押しながら路地から出てきた。その配達員も立ち止まって奈緒先生をじっと見つめていた。奈緒先生がその脇を通るとき襲われないかと心配したが、彼はにやにやしながら先生の後姿を見送った。 買い物をしていた子連れの主婦も気がついた。 「ねえ、あのお姉ちゃんなんで裸なの?」 商品の受け渡しの気をとられていた主婦が5歳くらいの男の子の問いかけに振り向き ぎょっとした顔で奈緒先生を見つめる。次の瞬間、その主婦は男の子をくるりと反対を向かせ、なにやら小声で言い聞かせているようだった。そして奈緒先生のほうをキッと睨むと男の子の手を引いて足早に去っていった。 4人組の女子高生はかしましいおしゃべりをしていたが、奈緒先生に気づくととたんに声を潜め、ひそひそ話しをはじめ、先生のほうをちらちら見ては含み笑いをした。 1人が携帯を取り出し、写メールを撮ろうとして他の3人に止められた。厄介事に巻き込まれるのを恐れたらしい。止めたうちの1人がすれ違いざまに「変態!」と奈緒先生に言ったのが微かに聞こえた。 駅に近づくにつれて人通りが多くなり、全裸の奈緒先生は多くの人に見られた。 女の人は、奈緒先生を無視して通りすぎるか、軽蔑のまなざしを向け、男の人はニヤニヤしながら見るか、周りを気にしながらちらちらと奈緒先生を見るかだった。 奈緒先生は感じているのか、まっすぐに歩けず、ふらふらしながら駅に向かって歩き続けた。 商店街の入り口のコンビニには先ほどの高校生達がまだたむろしていた。 奈緒先生がその前を通ったとき、「スゲー」「本物のヌードを初めて生で見た」といった高校生達の感嘆の声が聞こえた。幸い高校生達は奈緒先生のほうに近づいてこなかった。奈緒先生はそのままふらふらと駅の改札前まで歩いていった。 駅周辺にはそれなりに大勢の人がいたが、無視するか、あっけにとられて見守るかして、誰も奈緒先生に近づいてこなかった。奈緒先生は来た道を引き返し始めた。 こちらに向かって歩いてくる奈緒先生を見たとき、太腿から足首まで濡れてテラテラと光っているのが見えた。 僕はコンビニのところから見つめていて、姿を隠すのを忘れていた。僕の手には小さく折りたたまれた奈緒先生のワンピースとTバックがあったが、先生は僕を無視して商店街の奥へ歩いていった。僕は仕方なく距離をおいてついていった。 商店街はすでに噂でもちきりになっており、商店主やお客が店先で奈緒先生を眺めてひそひそ話しをしていたが、誰も追いかけてはこなかった。 奈緒先生はようやく先ほどの路地に戻ってきた。僕は途中で曲がり商店街と平行している道で先回りして待っていた。僕は先生に服を差し出した。 「先生、これ・・・」 「ついてきちゃダメって言ったのに」 奈緒先生はワンピースだけを着た。 「あの、下着は?」 「いらないわ。浩介君にあげる」 先生はまた商店街のほうに戻ろうとしたが、さすがにそれはまずいので裏道のほうに誘導して、先ほどの改札とは反対側から電車に乗った。 電車から降りると奈緒先生は自分のマンションへは向かわず、海浜公園の丸島へ行こうと言い出した。夕方とはいえまだ外は十分に明るい。公園にはちらほら人々が居た。 奈緒先生はまっすぐ展望台に向かった。展望台の上にはカップルが1組いたが、僕達が登ってゆくと、入れ違いに降りていった。 奈緒先生はミュールを脱ぎ、階段塔の屋根に登るはしごに取り付くと下から押し上げてくれと頼んだ。はしごは子供が登るのを防ぐために下から1mくらいのところは設置されていない。男性なら高校生くらいでも懸垂の要領で登ってしまうが、女性には難しい。僕はノーパンのお尻に直接両手を添えて思いっきり押し上げた。僕の両手のひらにべっとりと愛液がつく。先生の右足がなんとかはしごの一番下にかかり、何とか登り始める。上を見上げるとお尻の穴からオマンコも丸見えの最高の眺めだった。 「凄いわね、ここ。回りが全部空なんて!」 先に屋根の上に上がった奈緒先生は中心の避雷針に捕まりながら立ち上がり周囲を見渡した。僕も続いて屋根によじ登る。 「最高の眺めですよ!」 「ほら、海も水平線まで見通せるし、町も全体が見渡せるわ!川向こうの町もみえるのね。さっき歩いた駅と商店街はあそこかな?どれくらいの人がすんでいるんだろう?」 「僕達の市は7万人くらい、隣が少し大きくて8万人くらいって社会の授業で習ったことがありましたけど・・・」 「合わせて15万人くらいか・・・。ねえ、こっちから見えるってことは、向こうからも見えるってことよね?」 「町からですか?そうですね、障害物がなければ見えるでしょうね。距離にもよりますが、望遠鏡か双眼鏡を使えば僕達の姿もはっきりわかるんじゃないですか?」 それを聞いた奈緒先生はいきなりワンピースを脱いで全裸になってしまった。僕は脱ぎ捨てられたワンピースが風に飛ばされないように慌てて押さえた。 奈緒先生は左手で避雷針を掴み、少し脚を開くと立ったまま右手でオナニーを始めてしまった。 「ああっ、気持ちいい!私15万人の目の前でオナニーしているのね!町の人たち全員に恥ずかしい姿を見られてるんだ!やぁ、いいっ!もっと見て!奈緒の恥ずかしい姿をもっと見てぇーー!」 僕は携帯を取り出すと、何枚も写真を撮り始めた。前から、後ろから、下から見上げるように撮ろうとすると、それに気づいた先生は、オナニーの手を止めて指でオマンコを開いて下を向きにっこり笑ってくれた。奈緒先生は人差し指と薬指でオマンコを広げて中指でクリトリスを弄っている。次第に指の動きが早くなり脚ががくがく震える。 「ああっ、いいっ!イ、イクッイクッ!イヤッ、ダ、ダメッ、出ちゃう、いやー、見ないで、見ないで!」 奈緒先生は絶叫すると、激しくイキ始めると同時にオシッコを漏らし始めた。 懸命に手のひらで押さえようとするが、オシッコは止まらずコンクリートを濡らしてゆく。 「先生!手をどけて!先生がお漏らししているところを皆に見てもらわなくちゃ!」 先生は朦朧としながらも僕の言葉に従った。僕は何度もシャッターを切り、奈緒先生の立ちション姿を携帯におさめてゆく。奈緒先生はオシッコを出し終わるとその場に崩れ落ちた。僕は慌てて先生を支えた。 「奈緒先生、お漏らししたところを町の皆に見られてどうだった?」 「すごく恥ずかしかったけど、とっても気持ちよかった」 「じゃあ、今度は学校の屋上でやってみようか?」 「えっ!学校で?」 「そう、屋上は昼休み以外立ち入り禁止だけど、鍵は当直の先生が管理するはずだから先生が当直になったとき、やったらいいじゃないか」 正担任の負担を減らすため、副担任も当直が割り当てられていたのだ。 「そうね、やってみるわ」 「そうだ、当直の夜、全裸で校内の見回りなんてどう?」 「えー、ただでさえ夜の見回りなんて怖いのに・・・」 「大丈夫、僕が一緒に回ってあげるから」 「そう?」 「そうそう、首輪とリードを用意しておくよ」 「・・・ばか」 そう言いながらも奈緒先生は嬉しそうだった。 だいぶ日が翳ってきたので、僕達は帰ることにした。先生がワンピースを着ている間に、僕が先に降りてはしごの下で待ち受ける。またまた良い眺めを堪能して奈緒先生を抱きかかえて降ろす。万が一のことがあるので、先生のマンションまで送っていった。 後で奈緒先生から聞いたことだが、その日は夜中までオナニー三昧だったそうだ。
新学期が始まるまでの間に、僕は奈緒先生に課題を与えておいた。先生の持っているショーツを処分させるために、外出先のトイレでショーツを着けたままオナニーして汚したあと、そのショーツをゴミ箱に捨て来るように命じた。一日のノルマは最低2枚として、次にゴミを捨てる人が汚れたショーツを発見できるように、できるだけ蓋の無いゴミ箱を選ぶように指示した。しかもショーツを脱ぐのはそのゴミ箱の前と決めた。 最近家庭ゴミの不法投棄を防止するため、ゴミ箱は人通りの多いところか、コンビニなどは店員が店内から監視できるところにしか置いていない。ここでショーツを脱ぐのはかなり恥ずかしいはずだ。それに脱ぐところを目撃されれば、目撃した人には先生がノーパンだと判ってしまうだろう。奈緒先生の露出願望を満たし、なおかつこれからの奈緒先生には永久に不要となるショーツを処分するのにもってこいの課題だ。 これを考えついたとき我ながら良いアイデアだと思ったがこれが、奈緒先生の暴走を引き起こしてしまった。
奈緒先生は命令を忠実に守り、1日3枚という、ノルマ2枚を上回るペースでショーツを処分していったのだが、できるかぎり同じ場所を避けるように指示していたため、5日も続けると近場で捨てる場所がなくなってしまった。 そこで奈緒先生は、以前商店街露出を行った駅に行き、駅のトイレでオナニーし、駅前のコンビニのゴミ箱の前でショーツを脱ぎ捨てた。本当はそれで帰るつもりだったのだが、連休の初日で午後3時過ぎにも係らず、コンビニには高校生達の姿はなく、物足りなく思ってしまった。それで部活が終わって帰宅する高校生達を狙って、高校まで全裸露出することを決心したのである。 この前の路地で全裸になり、放置してあった自転車の前かごに服をたたんで入れる。 サドルにうっすらと埃が積もっていたので、自転車を取りに来る人はいないだろうし1時間くらいなら大丈夫であろう。でももし、服を盗まれてしまったら全裸で帰らねばならなくなる。それともパトカーで送られるはめになるのか?そのときは覚悟を決めるしかない、と開き直った。 飲み屋街を抜け商店街とは反対方向に歩いてゆくと、閑静な住宅街になった。突き当たりのT字路を右に曲がると300mほど先に高校のグラウンドが見えた。道は対向車線になってはいるが、両端に白い線がひいてあるだけで歩道は無い。高校まではまっすぐ見通せるので、誰かがこの道にでてきたらすぐに気づかれてしまう。そう思うと自然とオマンコが濡れてきた。高校まであと半分のところで、高校生の集団がこちらに歩いてくるのが見えた。10人くらいで皆スポーツバックを持っている。中に2人ほどサッカーボールを持っているのでサッカー部だろう。彼らはお互いの会話に夢中で奈緒には気がついていないようなのでそのまままっすぐ歩き続けた。 距離が50mほどになったとき、ふいに1人が立ち止まり、横の友達を小突くと奈緒のほうを指差した。全員が立ち止まり、驚愕の表情でこちらを見ていた。奈緒はそのまま歩き続けて高校生達の前に立った。 「おい、痴女だぜ」「変態か?」「露出狂ていうんじゃないの?」「大丈夫かよ?」「AVの撮影かなんかじゃねえ?」「カメラ無さそうだけど?」「隠し撮りかもしれないぜ」「俺達顔映ったらヤバクねえ?」「近くに怖い人が隠れてねえか?」 高校生達はひそひそ話しをしながらも奈緒をちらちら見続けている。どうやら、AVの撮影を疑っているので奈緒はそれを解いてやることにした。 「大丈夫よ、カメラなんか無いわ。君達、女の生の裸を見るの初めて?」 声をかけるとリーダー格らしい子が答えた。 「お姉さんは露出狂なんですか?本当にカメラ無いの?」 「本当に無いわ。それより君達女の裸に興味ある?」 「そりゃあ、まあ、健全な高校男子ですから・・・」 「もっといろいろ見てみたい?」 ここではさすがに人目につきすぎるので、奈緒はあたりを見回して道路の反対側の路地に月極駐車場があるのを見つけた。何台か車が止まっており、今いる道路からはそれらの車が目隠しになりそうだ。 「あそこの駐車場でもっとよく見せてあげるわ」 高校生達はしばらく顔を見合わせていたが、好奇心に負けたらしく奈緒の周りをとり囲んで駐車場に移動した。 駐車場に入ると奈緒はワンボックスカーの陰に座り込んだ。お尻を地面につけ、M字開脚の姿勢をとる。その周りを1mほどの距離をおいて高校生達が取り囲んだ。 奈緒は両手を使ってオマンコを広げる。クリトリス、尿道、膣口が高校生達の目の前にあらわにされる。高校生達は食い入るような目で、その部分を凝視した。 奈緒はその視線に耐え切れずオナニーをはじめてしまった。右手でクリトリスを嬲り左手は左右の乳首を弄り回す。駐車場に隣接して民家がある。洗濯物が干してあるので在宅しているかもしれない。もし、住人が窓をあけて外をのぞいたら、丸見えになってしまう。気づかれてはいけない、そう思い奈緒は必死で声を出すのを我慢した。 大勢のギャラリーに見られていつも以上に興奮していたのか、奈緒はあっけなく絶頂に達した。高校生達はみなズボンの前に大きなテントを張り、顔を真っ赤にして奈緒の様子を窺っている。奈緒が朦朧としながら彼らを見まわすと、一人がズボンの前を押さえてきまり悪そうにしている。どうやら刺激が強すぎて暴発させてしまったらしい。 その姿をみて奈緒は急速に醒めると同時に猛烈な羞恥に襲われた。自分はなんという事をしてしまったのだろう。なんとか立ち上がると、彼らを掻き分けて走り出した。 高校生達は追ってこなかった。服を脱いだ路地に戻るまでの間に、何台か車と知れ違いクラクションを鳴らされた。何人かともすれ違い何かを言われたような気もするがよく覚えていない。服は放置自転車の前かごにちゃんとあった。大急ぎで服を着て商店街を駅まで駆けもどる。一息つけたのは電車に乗ってからだった。
奈緒先生の告白を聞いて僕は驚くと同時にあきれた。よく襲われなかったものだ。 高校生達はこっそりAV位は見ているだろうが、生で女のオナニーを見たのは初めてだったに違いない。その迫力に圧倒されて手がでなかったというところだろうが、次は危ないかもしれない。僕は同じ高校生ながら、彼らの性的嗜好がこのことで大きくゆがんだり、犯罪に走ったりしないことを切に願った。
新学期になり、夏休みの宿題の提出も一通り終わって落ち着いたころ、僕は例の計画を実行することにした。昼休み前の授業が無い日を狙って、皆が授業を受けている間に奈緒先生は黒のTバックを着けて男子トイレでオナニーし、その愛液のたっぷりついたTバックを洗面台のところに置いてきたという。置いてくる場所は、僕のクラスを含め3つのクラスの生徒が使用するトイレだが、昼休みが始まって5分ほどして覗いてみたが、Tバックはすでに無くなっていた。念のためゴミ箱も覗いてみたが捨てられている形跡はなかったので、誰かが持ち去ったことは確実だった。 自分のクラスに戻ってみると後ろのほうで5人くらいが集まってなにやら話をしているようだ。どうやら志村というクラスメートが拾ったらしい。志村は下ネタ好きのヤツでクラスの女子からは敬遠されているが、なぜか男子には受けがよい。僕はその輪にまざり、「なにかあったのか?」と聞いた。 「いや、志村がTバックを拾ったんだ。最初に見つけたのは加藤だったけど、志村が横からさらったんだ」 「なんだ、志村らしいな」 「誰のなんだろう?うちのクラスの女子かな?」 「ばーか、うちのクラスにTバックを履くやつなんかいるか。隣のクラスの紗倉ならありそうだけど・・・」 隣のクラスの紗倉真奈は、テイーン雑誌の読者モデルをしたこともある高校生離れした美人で、社会人と付き合っているという噂がある。 「これ、紗倉のかな?」 「もしかしたら奈緒先生のかもしれないぞ」 僕はさりげなく煽る。 「奈緒先生がこんなの履くかな?」 「最近ミニスカートばっかり履いているし、ありうるんじゃないか?」 「じゃあ、今ノーパンかもな」 「ノーパンで授業する女教師がどこにいるんだ?」 「それもそうだな」 「でも、もしかしてってこともあるぞ」 最後までスケベなことを言うのはやはり志村だった。でもこれで志村の視線は奈緒先生の下半身に釘付けになるに違いない。志村が拾ったことを奈緒先生に教えようかどうしようか迷ったが、誰が拾ったかわからないままにしておくほうが面白いと思い、先生には何も言わなかった。 午後の授業が始まると、志村をはじめ先ほどの会話に加わっていた男子生徒達の視線は奈緒先生をずっと追い続けていた。とくに志村は何度も鉛筆や消しゴムを落として拾い上げる瞬間になんとかスカートの奥を覗こうとしていた。当然不自然な志村の行動に奈緒先生も気がついており、太腿をぴっちり合わせて覗かれないようにしていたが、しばらくすると脚を開いてしまい、結局何度も脚を開いたり閉じたりする動作を繰り返すという挑発的な態度はかえって志村達の疑惑を高める結果になってしまった。 授業が終わると、奈緒先生は挨拶もそこそこに教室を飛び出していった。多分トイレに駆け込んでオナニーをするつもりだろう。 「おい、松本、奈緒先生やっぱりノーパンなんじゃねえの?」 早速、志村が話しかけてきた。 「いや、トイレ行きたいのを我慢していただけじゃねえ?」 「いいや、あれは間違いなくノーパンだ!」 「お前のスケベ心にはあきれるよ。だけど痴漢行為には走るなよ。スカート捲りなんかしたら冗談でしたじゃすまされないぞ」 「わかってるよ!さすがの俺も停学になんかなりたくないからな」 とりあえず志村には釘を刺しておいた。あまりに早くネタばらしになってしまってはおもしろくない。 次は奈緒先生に何をさせようか?
(パート3に続く)
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