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奈緒先生の場合(パート3)

           原案:奈緒子、ベンジー  作:TEKE・TEKE

 志村達が"Tバック事件"と呼んでいる男子トイレにTバックが脱ぎ捨ててあった騒動から1週間ほどたった。その間志村はなんとか奈緒先生のスカートの中を覗こうとしていたが、とうとう不審な行動を担任の坂口憲二先生に注意されておとなしくなった。

 新たな事件が起こったのは昨日のことだった。担任の坂口は数学の教師だが、交通事故にあって入院してしまったのだ。幸い命に別状はなかったのだが、足を骨折し9月いっぱい入院しなければならない。
 そこで副担任の奈緒先生、クラス委員の高木、うちのクラスで水泳部の仲本が代表でお見舞いに行ってきた。その時奈緒先生は坂口から授業とホームルームの代行、そして水泳部の顧問代行を依頼されたのだった。 
坂口は大学時代水泳をやっていたとかで、水泳部の顧問をしている。プールの授業は夏休み前で終わりだが、水泳部は9月いっぱい練習がある。事故防止のため、水泳部の練習には必ず先生が1人監視として付き添わなければならないので、顧問である坂口がいつもその役目を引き受けていたのだが、その坂口が入院してしまったのだ。
 そこで、水泳部の顧問代行として白羽の矢が立ったのが奈緒先生だった。坂口の副担任であり、部活の顧問は写真部だけなので、臨時で水泳部の顧問になってプールの監視に就いて欲しいと言われたのだ。
僕は"これは使える"と考えた。プールの監視ともなれば万が一の場合、プールに飛び込まなければならないので水着を着る必要がある。プールはたとえ教師であっても学校指定の水着、いわゆるスクール水着を着なければいけないので、例の裏地を取った水着は使えないが、奈緒先生の水着姿を見るためにギャラリーが集まるのは必至だった。
 奈緒先生は学校指定の水着を持っていなかったので購買で購入することになったのだが、僕はわざと1サイズ小さいものを買うように言った。
 奈緒先生はそれなりのプロポージョンをしているのと、学校指定の水着は紺の競泳用なので、1サイズ小さければ奈緒先生の乳房やお尻の形、もしかするとオマンコの形すらはっきりわかるほどフィットするはずだ。むしろ全裸よりいやらしいかもしれない。
 そのことを思いながらニヤニヤしていると、見舞いに行ってきた仲本は声をかけてきた。仲本はそこで隣のクラスの紗倉を見かけたという。紗倉は水泳部の女子のキャプテンを務めているので見舞いに来ていてもおかしくは無いが、その話を聞いた志村が、
「紗倉と付き合っている噂の社会人ってもしかして坂口じゃないか?」
と言い出した。どうやら志村はこの前の"Tバック事件"を坂口が命じて紗倉にやらせたものではないかと疑っているようだ。それで僕は面白いことを思いついた。
 奈緒先生は、臨時の水泳部顧問になったので、プールや更衣室の鍵の責任者になり、鍵束一式が渡された。 まず奈緒先生に、水泳部の男子更衣室で、下着姿でオナニーさせ、その姿をデジカメでセルフ撮影させる。たっぷり下着を汚したあとで、さらに全裸でオナニーと撮影をさせる。撮影は男子更衣室でおこなわれていることがはっきり判るように、背景を選ばせる。全身やオマンコ、乳首のアップも撮らせた。
 画像は顔をトリミングして誰だかわからないように加工してプリントする。そしてその翌日に男子更衣室に汚した下着とプリントをセットで置いてこさせた。
 仲本に後で確認したら、水泳部男子部員の間で女子キャプテンの紗倉真奈がやったんじゃないかと噂になったそうだ。もちろん志村が仲本に吹き込み、その話を仲本が他の水泳部員にした結果であろう事は想像できだ。奈緒先生は紗倉に比べてオッパイは少々小さいものの背格好が似ているので、紗倉が奈緒先生のダミーになってくれる。
 これで、奈緒先生にいろいろなことが試しやすくなるはずだ。
 水泳部の練習に奈緒先生が初めて参加する日、プールのフェンスの外には大勢のギャラリーが押しよせた。僕もその一人である。奈緒先生に事前にスクール水着を着てみてもらったのだが、意外と裏地が厚く、しかも圧着処理してあるため外すことができなかった。そのため、小さめの水着はおっぱいとお尻の形は強調したものの思ったほど露出の効果は無かった。だが、さすがに下の毛がはみ出てしまったのでそれを指摘すると、奈緒先生はなんと全部剃ってしまった。

「奈緒先生!一緒に泳ぎましょうよ!」
 水泳部の女子部員達が奈緒先生をさそう。当然男子部員達も大歓迎だ。奈緒先生はパーカーを脱ぐと準備体操を始めた。ここで小さめ水着の思わぬ効果が出てきた。
 体を動かせば水着の各部が伸ばされる。もともと伸縮性のある生地ではあるが、小さいためすでに限界近くまで引き伸ばされており、動けば引っ張られた水着がずれてしまうのだ。それに気がついた男子達は奈緒先生を凝視し、女子部員達が慌てて奈緒先生を
止めに入る。女子部部長の紗倉が奈緒先生に耳打ちする。
 奈緒先生は周りを見回し、ギャラリー全員が奈緒先生を見つめていることに気がついて真っ赤になった。
(奈緒先生、皆見ていますよ。その水着小さいんじゃありませんか?)
(うっかり乾燥機かけたら縮んじゃって・・・)
 気づかれたときのために、あらかじめ考えていた言い訳が役に立ったようだ。
(とにかくパーカー着るか、プールに入るか、してください)
(いまさら泳がないわけにも行かないわ)
 奈緒先生はプールに入ると平泳ぎを始めた。紗倉も平泳ぎで並んで泳ぎ始める。
この前市民プールに行ったときはまったく泳いでなかったので、僕も初めて奈緒先の泳ぎを見たのだがあまりうまいとはいえない。何を思ったのか男子部副部長の仲本がゴーグルを着けると奈緒先生の真後ろから泳ぎ始めた。
「あ、あいつ!」
 僕は仲本の意図に気がついた。平泳ぎをする女性の真後ろにつけば何が見えるのかちょっと考えればわかる。案の定、仲本は潜水をし始めた。仲本には奈緒先生の股間がもろに見えているのに違いない。それに気がついた女子部員の一人がすかさず横から飛び込み仲本の進路を邪魔した。それを皮切りに水泳部員達が次々とプールに飛び込む。
プールは大混乱になった。奈緒先生はその混乱を知ってか知らずか25m泳ぎきると、プールサイド方向に移動してプールから上がる。ちょうど僕が見ていた真正面にあたる位置だった。
 僕を含むその位置にいたギャラリーの視線が奈緒先生の股間に集中する。
「は、はみマン・・・」
 誰かがつぶやいた。奈緒先生の水着のクロッチ部分がずれて端がオマンコの割れ目に食い込み、半分露出していたのだ。その状況に奈緒先生が気づくまでの5秒ほどの間、奈緒先生の"はみマン"はギャラリーの記憶にしっかりと焼きついた。
「きゃーーーーー!」
 奈緒先生は、なぜかプールに戻らずその場にしゃがみこんでしまった。近くにいた女子部員がバスタオルを持ってきて奈緒先生の肩にかける。奈緒先生はその影でクロッチを直したが、その様子は正面にいた僕達にはバスタオルの隙間から丸見えだった。
結局、その日の練習はそれでお開きとなったが、もろに見れた男達は満足そうだった。見れなかった男達は話を聞きたがるだろうし、奈緒先生の"はみマン事件"は明日には学校中に広まっているだろう。
 しかしなぜ奈緒先生はあれほど恥ずかしがったのだろうか?もっとモロ見えになる露出をおこなっているのになぜだろうか?意図して見せる、もしくは見られても良いと思っているときに見られて感じる恥ずかしさと、まったく見られることを想定していないときに見られてしまって感じる恥ずかしさとでは違うのだろうか?AV女優であっても撮影とプライベートでは違う、と聞いたことがある。女心は複雑だ。

 たとえ臨時であっても学校のプールの監視員にはそのプールで一定時間泳いでいるという実績が必要らしい。要するにそのプールのことを良く知っておきなさい、ということだ。そのため奈緒先生は空き時間にプールで2時間ほど泳いでおくように教頭先生から通達があった。つまり僕達が授業を受けている間、奈緒先生が一人で泳ぐわけだ。
 安全のため生徒には監視がつくが、教師には一人で泳げとは矛盾しているようにも思うが、僕はこれをチャンスだと考えた。試してみたいことがあったのだ。
 ボディペイント水着、いわゆる体にペイントしていかにも水着を着ているように見えて実は全裸、というやつである。最近は良いインクが開発されていて水に入っても剥がれにくく、強くこすったりしなければ24時間は持つものがある。ボディペインティングスタジオも結構あり、全身であってもエアブラシを使って短時間でできるようだ。
僕はインターネットで近くにあるスタジオを見つけておいた。メールで尋ねてみると野外露出目的で水着のオーダーが意外と多い、と言う。スクール水着はすでにパターンができていて、ボディペイントをしない部分だけをマスキングして、エアブラシで一気に行うので、作業時間はトータル1時間もかからないらしい。
 僕は奈緒先生に計画を話し、プールで泳ぐ日程に合わせて、そのスタジオに予約を入れるように命令した。
 2日後、奈緒先生はボディペインティングしたカラダを僕に見せてくれた。当然アソコの毛は綺麗に剃ってある。さすがプロの仕事というか、正面からみれば、遠目には水着を着ているとしか思えないような出来だった。
 しかし横からみればオッパイの形や乳首がはっきり判ってしまう。オマンコやお尻の割れ目を水着を着ているにしてははっきりしすぎており、カラダの向きや動きによっては、ボディペインティングのことを知っている人であれば遠目でも全裸であることがばれてしまうだろう。
しかし奈緒先生は、そのばれるかもしれない、見られるかもしれない、というそのドキドキが凄く興奮すると言う。そのドキドキがあれば、見られても気持ち良いのだが、見られると全く思っていないところで見られてしまったら、ただ恥ずかしいだけで気持ち良くないそうだ。野外露出の心理とはそのようなものなのだろうか?

 次の日の3時間目、奈緒先生はプールで一人で泳ぐことになっていた。奈緒先生のいるプールは、僕らの教室からは斜め下に見下ろす形になる。間に中庭があるため少し距離があるが全体を見ることができる。ボディペイント水着を試すにはちょうど良いシチュエーションだ。ラッキーなことに僕は窓際の席だった。志村などは窓際の席の女子生徒に席を替わってくれ、と交渉したが断られた。奈緒先生は男子はもちろん、女子にも人気が高いのだ。しかも先日の"はみマン事件"はすでに全校生徒に広まっており他のクラスでも注目の的になっていた。
 奈緒先生がパーカーを羽織ってプールサイドに現れた。パーカーを脱ぎ準備体操を始める。遠目には水着を着ているように見えるが、よく見るとオッパイやお尻がカラダの動きにあわせてブルンブルン揺れており、水着をきているにしては変だな、と思わせるのには十分だった。僕が奈緒先生のことをじっと見つめていると、背中をつつかれた。
 後ろの席はクラス委員の高木だ。こいつは真面目な優等生で通っているが、意外とむっつりスケベなのを僕だけが知っている。
「なんか、奈緒先生おかしくないか?」
僕はとぼけて振り向かずに聞き返した。
「おかしいってなにが?」
「まさかと思うけど、水着着ていないんじゃないか?」
「えっ?なんで?スクミズ着てるじゃん」
「でも、なんかおかしいよ。胸もお尻もやけにぶるぶる震えているし?」
「じゃあ何だよ?」
「もしかしてむちゃくちゃ薄い水着とか着ているんじゃないのか?」
 なるほど、そういう発想もあったのかと僕は感心した。ふと前を見ると前席に座っている女子生徒も何か変に思ったのか奈緒先生のほうをじっと見ている。奈緒先生は準備運動を終えてプールに入ろうとしていた。飛び込むのではなく横のはしごを使ってプールに入る。その際、側面が一瞬こちらを向き、カラダの線があらわになる。クラスが一瞬ざわついた。気がつくと授業が中断しており、志村をはじめ男子生徒のほぼ全員と授業をしていた国語の伊藤英明先生まで窓から奈緒先生を見つめている。
(奈緒先生、何かおかしいよな?)
(なんか水着着ていないように見えないか?)
(まさか、そんなわけないだろう?)
(ボディペインティングだったりして)
(絵の具なんか塗ったってプールに入ればすぐ取れちゃうんじゃないの?)
(そうだな・・・)
 まだ彼らは、水に入れるような全身ボディペイントがあることを知らないのだろう。
 伊藤先生もしばらく奈緒先生を見つめていたが、はっと我に返り声を張り上げた。
「ほら、授業を再開するぞ!いつまでも外を見るな!高木130ページから読め!」
「は、はい!」
 指名された高木は慌てて教科書を開き読み始めた。ちらっとプールのほうを見ると奈緒先生は一人平泳ぎで泳いでいた。
 授業の終わる10分ほど前に奈緒先生はプールから上がった。ちらっと見ただけだがボディペイントは剥がれていないようだ。
後ろから「なーんだ」と言う声が聞こえた。高木も見ていたらしい。ボディペイントが剥がれていないことで、奈緒先生が水着を着ていないように見えたのは錯覚だったと思い込んだのだろう。
 その夜、奈緒先生に感想を聞いてみたが、やはり近くにギャラリーがいないとあまり興奮しないらしい。教室からでは少し遠すぎた、ということのようだ。
それで奈緒先生はこれを水泳部の練習の監視員をするときにやろう、と言い出したのだが僕は待った、をかけた。ボディペイント水着を点検してみたのだが、大きな剥がれ落ちは無いものの、全体に細かなひび割れが無数に入り、ところどころ3mm角位の剥がれ落ちも見られる。5m以内に近寄ったらボディペイントであることがすぐにばれてしまう。奈緒先生のことを知っている人ばかりの学校のプールでやるにはリスクが高すぎると考えたのだ。今はまだ早い、と僕は判断した。

 坂口が入院したため、学校宿直の順番が奈緒先生に予想より早く回ってくることになった。早速その晩の計画を立てる。男性教師は4日間連続だが女性は安全を考慮して2日だけだ。ローテーションから考えると大体2ヶ月に1回順番が回ってくる。
 少ない機会を有効に使うために入念な準備が必要だ。警備会社のガードマンが毎晩2回見回りに来るが、時間が決まっているのでかわすのは容易い。あとはイレギュラーに気をつけながら、先生の露出癖を満足させられるプレイをできるかだ。
宿直の夜の観客は僕ひとりであっても、昼間の学校は生徒でいっぱいだ。奈緒先生が彼らに見られていることを想像できるシチュエーションを演出できるように僕はいろいろと知恵を絞った。
奈緒先生にICレコーダーを渡して、朝学校に来たときからずっと録音しっぱなしにしてもらうように頼んだ。そして校内のいろいろなところを歩き回ってもらった。
奈緒先生は,なぜ僕がこんな依頼をするのかよく理解していないようだったが従ってくれた。今のICレコーダーは7時間くらい連続録音できるので、僕の求めるシチュエーションの会話や話し声、物音が十分録音できた。僕はそれを編集して1時間ほどの校内一周ツアーの音声を作り上げた。
 そしていよいよ奈緒先生の当直の日がやってきた。夜間の先生の校内見回りは21:00と24:00だ。21:00の時点でたまに教職員や生徒が校内に残っている場合があるので、そのときは全員が帰宅するまで何度もチェックすることになっている。
 23:00と夜中2:00に警備会社が見回りにくるが、外から見てどこかの明かりが点いたままになっている等、異常が見られない場合は校内に入ることはない。
 その日は21:00の時点で全員帰宅しており、見回り完了の直後に奈緒先生からメールをもらった。僕はすでに夕食と風呂をすましており、準備していたものをリュックに詰めて、いつでも出られる体勢にしてあった。
「かあさん、ちょっとコンビニに出かけてくる。志村と会ってくるよ」
「あまり遅くならないのよ」
 僕は親には信用があるので、行く先さえ告げておけばうるさく言われることはない。
 早速学校に向かった。事前の打合せ通り通用門はかぎがはずしてあり、僕はそこから校内に入った。まっすぐ宿直室をめざす。誰もいない校内は昼間の喧騒がうそと思えるほど静まりかえっており、不気味だった。
 奈緒先生は宿直室で上下ジャージ姿で待っていた。
「さっそくだけど脱いでもらえるかな?」
「うん」
 奈緒先生はジャージの上下を脱ぎ捨てる。その下はすでに全裸だった
「で、何をすればいいの?」
「これを着けて」
 僕がリュックから取り出したのは、大型犬用の首輪とリード、膝と手のひらを保護するサポーターだった。
「やっぱりね」
 奈緒先生は含み笑いしながら言った。奈緒先生は膝と手のサポーターをつけると、首輪を着けてくれ、といった感じに僕のほうを向いて首を差し出した。僕は奈緒先生の首に首輪を巻いてやり南京錠で取れないように固定する。
「でもこれだけじゃないよ。この程度じゃ奈緒先生は満足できないだろう?」
僕が次に取り出したのは皮製の目隠しとヘッドホン、ICレコーダーだった。
 通販で買った目隠しは南京錠で脱げないようにできる本格的なものだ。
 奈緒先生は怪訝な表情で聞いてくる。
「それって目隠しよね。なにをするつもりなの?」
「まあ、それはあとのお楽しみ。まずは着けて」
「うん」
 奈緒先生は目隠しを着けてベルトを締める。僕はベルトの緩みをチェックして、しっかり締まっていることを確認すると、止め具に南京錠を通してロックした。
「どう、ずれたりしない?」
「うん。でもこれじゃ何も見えないわよ」
「じゃあ次はこれね」
 僕は奈緒先生にヘッドホンをかぶせるとその上からマジックテープ式のベルトを巻いてずれないように固定した。プラグをICレコーダーに繋ぐ。僕はヘッドホンをつけた
奈緒先生の耳元で少し大きめの声で話しかけた。
「安物のヘッドホンだから僕の声も聞こえているでしょ?」
「聞こえるわ」
「目隠しをすると聴覚がその分敏感になるんだって。これからレコーダーを再生するからよく聞いていてね。それから自分が今どんな格好をしているかよく思い出してね。じゃあ教室に向かいます。四つんばいになって」
 僕はリードを曳いて先生を宿直室から連れ出すと先生に行く方向を指示する。
「そのまま、まっすぐでいいよ」 
 奈緒先生が歩き始めた。僕はレコーダーを再生する。今、奈緒先生には廊下のざわめきや生徒達の会話が聞こえているはずだ。
「どう?先生は大勢の生徒がいる廊下を全裸で犬の格好をして歩いているんだ。これを録音した時のことを思い出してごらん。皆が先生のことを見ているんだよ」
 奈緒先生がびくっとなり、歩みがとまる。
「どうしたの?奈緒先生。想像して感じちゃった?」
 後ろから奈緒先生の股間を触ってみると溢れるほど濡れていた。
「さあ、お尻を左右に振りながら歩くんだ」
 奈緒先生のお尻をぴしゃりと平手で叩いて促す。先生は言われた通りお尻を左右に振りながら再び四つんばいで歩き始めた。目隠しで周りの様子が全くわからない奈緒先生は僕の指示通りに廊下を歩き、階段を登る。僕は先生の歩みに合わせてレコーダーをストップしたり再生したりして時間調整をする。
 僕はある場所に奈緒先生を誘導した。
「ここに入って」
 奈緒先生が入った場所は、今までの廊下と違い床がタイル張りだった。
「ここってもしかして?」
「そう、奈緒先生がTバックを置いてきた男子トイレだよ」
「どうしてこんなところに連れてきたの?」
「奈緒先生、そろそろオシッコしたくない?」
「ま、まさか、ここでオシッコしろってこと?」
「あたりまえじゃん。トイレって排泄するところだろう?他でオシッコしたら掃除が大変だからね。ほら、片足を大きくあげて犬みたいにオシッコするんだ。この前みたいにちゃんと写真を撮ってあげるから」
 僕はトイレの電灯を点けると、周りが見えない奈緒を小便器の前に誘導し、片足を大きく上げさせる。
「い、いやっ、恥ずかしい!」
 今奈緒先生に聞こえているのは、僕がこの男子トイレで録音した僕と志村の放尿しながらの会話だ。当然Tバック事件の事を話題にしている。奈緒先生はなかなか放尿しようとしない。
「奈緒先生、オシッコが出ないなら手伝ってあげようか?」
 僕は奈緒先生の尿道口の辺りを指で刺激してやった。
「や、だ、だめっ!」
9月であっても夜の学校はかなり冷える。おそらく奈緒先生はオシッコを我慢していたのだろうが、僕の与えた刺激であっけなく決壊した。僕はすかさずデジカメを構えて連写する。想像以上に強い勢いでオシッコが出て小便器に跳ね返る。奈緒先生は両手を床のタイルにつき、上げた片足を便器横の壁に押し当てて必至にバランスを取る。
 やがてオシッコの勢いが弱まり、残滓がタイルに垂れる。奈緒先生は脚を下ろすとお尻を左右に振って最後の雫を落とす。そしてそのまま床に崩れ落ちた。
 僕は慌てて奈緒先生をささえる。先生は満足そうな微笑を浮かべていた。
「奈緒先生、気持ちよかったの?」
「うん、すごく気持ちよかった。オシッコしただけなのに少しイッちゃった」
「これから毎晩犬の格好をさせて外にオシッコをしに連れて行ってあげるよ」
「うん・・・」
 僕はトイレットペーパーを取り奈緒先生の後始末をしてあげる。奈緒先生のオマンコはオシッコ以外のものでたっぷり濡れていた。
男子トイレを出た奈緒先生は再び四つんばいで歩き、とうとう僕達のクラスの前に着いた。これからがクライマックスだ。僕は奈緒先生に教室の入り口で待つように言うと一人で教室の中に入った。教卓をどかし、教壇の中央に椅子を3個並べる。
 中央の1つは生徒達に対面するように置く。その両側に背もたれが中央の椅子に沿うように配置する。つまり中央の椅子は背もたれで囲まれた形になる。準備が済むと僕は奈緒先生を誘導して中央の椅子に座らせる。そして奈緒先生の両脚をそれぞれ左右の背もたれに引っ掛けさせる。奈緒先生はオマンコを生徒達に突き出す形でM字開脚した格好になった。手のひらのサポータをはずしてやる。
「もう何をさせるかわかるよね?」
 奈緒先生がうなずく。両手はすでにオマンコとオッパイをまさぐり始めている。
「これから奈緒先生には出席をとってもらう。録音を流すから、その後についてクラスメイトの名前を呼ぶんだ。録音で"ハイ"と言われてから次の生徒の名前を呼ぶまで20秒空けてある。その間に名前を呼んだ生徒の顔を思う浮かべて、その生徒が目の前に立っていることを想像しながらオナニーするんだ。生徒一人ひとりに奈緒先生のオナニーをじっくり見せてあげるんだよ。ただし途中でイッちゃだめだよ。みんな平等にしないといけないからね。それとも一人ひとりイッてみせるのかな?」
「だめ、そんなにイッたら私死んじゃう!」
「じゃあ、我慢しなきゃ。途中でイッたりしたら最初からやり直しさせるよ」
「・・・うん」
「じゃあ、始めるよ」
(1番、荒井君)
「1番、荒井君」
(はい)
「ああっ、荒井君、先生のオナニー見て・・・」
(2番、猪狩君)
「2番、猪狩君」
(はい)
「ねえ、猪狩君、はぁ、はぁ、先生のオマンコよく見える?」
 ・・・・・・・・
(6番、加藤君)
「ろ、6番、加藤君、ああっ、せ、先生はこうやってオマンコを弄るのが大好きなの」
 ・・・・・・・・
(9番、志村君)
「志村君、君はずっとスカートの中を覗こうとしていたわね。今日はなにもかも全て見せてあげるわ。君はこれが見たかったんでしょう?」
・・・・・・・・
(12番、高木君)
「高木君、君は真面目そうにしながら、いつも私の胸を見ていたわね。気づいていないと思っていたの?オッパイが好きなのね?吸ってみる?」
 ・・・・・・・・
(16番、仲本君)
「な、仲本君、ううっ、はあー、気持ちいい、ダ、ダメッ、イキそう」
「奈緒先生我慢して、でも手を止めちゃだめだよ」
「お、お願い!もう許して」
「だーめ!もしイッたら最初からやり直しだよ!」
「そ、そんな、はぁ、はぁ、くぅううっ、ふうふう」
 奈緒先生は唇を強く噛み締めて何とか波をやり過ごした。その間に2人ほど順番が過ぎてしまったので、ICレコーダーを戻す。
「さあ、飛ばしたところを戻したから続きをやって。男子はあと5人だよ」
・・・・・・・・
(19番、松本君)
「松本君、はぁ、はぁ、気持ちいい・・・ありがとう、こんな変態で露出狂の私の性癖につきあってくれて本当にありがとう・・・」
・・・・・・・・
(21番、和田君)
「ああ、和田君、先生とっても気持ちがいいの。もうすぐイキそうなの、ねえイッてもいい?」
 本当は女子が14人残っているけれど、まあいいか。このまま続けさせたら本当に狂ってしまうかもしれない。そう考えた僕は先生の耳元で囁いた。
「よくがんばったね、奈緒先生、みんな先生のオマンコやオナニーを間近で見れてすごく満足しているよ。ご褒美に好きなだけイッてもいいよ」
「あああ、イ、イクッ、イキます。いい、気持ちイイー!!」
 奈緒先生は、カラダをがくがく震わせながら絶頂に達した。その瞬間、奈緒先生の股間からぴゅーと液体がほとばしる。それは一瞬で終わった。これがいわゆる潮吹きといわれるものだろうか?ぴんと突っ張っていた両脚がびくびくと痙攣したあと、だらんと垂れ下がる。
 僕は奈緒先生の目隠しの南京錠をはずし、脱がせてやったが目を閉じたまま口をぽかんとあけて、呆けた表情をしている。まさか本当に狂ってしまったのだろうか?
 奈緒先生の頬を平手で軽く叩いてやると目を開けた。両脚を背もたれから下ろし、僕の首に両腕を回すと、奈緒先生はキスをしてきた。奈緒先生の舌が僕の口の中に入ってきて、僕の舌とからまる。考えてみたらこれが僕のファーストキスだった。
 長いディープキスをかわしたあと、奈緒先生は床に四つんばいになると僕のほうを振り向いていった。
「松本君、いえ、ご主人様。奈緒を犬の格好で後ろから犯してください。牝犬の姿で校内中引き回して晒し者にしてください。生徒達の性欲処理用ペットとして飼って欲しいんです。奈緒を嬲り者にしてください。どんな恥ずかしい命令にも従います」
 奈緒先生はお尻を左右に振り、僕を誘う。ここで犯らなきゃ男じゃない!僕はズボンを脱ぐ時間も惜しく、ベルトをはずしジッパーを下げてビンビンになった一物を取り出すと、奈緒先生の後ろから覆いかぶさる。僕のペニスが一瞬で温かい肉のぬかるみに埋没した。蕩けるような感触に、僕は暴発しそうになる。必至でこらえて腰を前後に振り始めた。結合部からぐっちゅん、ぐっちゅんといやらしい音がする。
「わん!わん!」
 奈緒先生が動きに合わせて犬の鳴きまねをする。本当に牝犬になったようだ。
「奈緒!お前はもう先生じゃない!僕達みんなの性欲処理ペットだ!もう一生服を着る必要も無い。でも露出狂の奈緒にはそのほうが嬉しいんじゃないか?みんなの欲望に応じていつでもどこでもこのいやらしいカラダを提供しなければならない。大勢の見ている前でオマンコするんだ。もちろん口もお尻もオッパイもカラダ全部をつかって奉仕するんだ。毎日毎日、生徒達の精液をすすって生きるんだ。精液以外受け付けないようなカラダにしてやる」
 奈緒先生のお尻に何度も何度も腰を打ちつけながら僕は叫んだ
「ああ、嬉しい、それこそ私の望んだ事です!」
「よーし、これから奈緒を学校にペットにする準備をしよう。いますぐ学校を辞めるのは難しいから、来年の3月だな。それまでに生徒の何人かと信頼できる大人を味方にしなきゃいけないな。やっぱり坂口かな?」
「あ、ああん、実は伊藤先生に付き合ってくれ、と言われたことがあるんです。お酒の席だったし、冗談だと思ってうけ流しておいたんですけど・・・」
「あの国語の伊藤か?よ、よおし、奈緒、おまえ伊藤と付き合え!」
「え!?」
「うまく誘いこんで、奈緒を襲わせるようにしむけるんだ。そこを撮影して仲間に引きずり込むんだ」
「どういうことですか?」
「伊藤と付き合っても、あいつが奈緒の性癖を理解してくれなきゃ意味が無い。だから、奈緒がペットになることを認めさせなきゃいけないんだ。だからあいつの弱みをにぎらなきゃいけない。でも強請るわけじゃない。奈緒の秘密を共有するためだから必ずのってくるはずだ。伊藤と婚約でもすればそれを理由に辞められる。奈緒先生の生活費は伊藤に面倒をみてもらう。あいつ確か金持ちのぼんぼんだから、そのくらいどうってこと無いはずだ。もちろん伊藤と本当に結婚してもかまわない。でも奈緒は皆の共有物、性欲処理ペット、慰み者になるんだ」
 話に夢中になりいつの間にか腰の動きが止まっていたので再開する。
「うふん、わ、わかりました・・・」
「そろそろいくぞ!」
「ああ、お願いします」
 僕はラストスパートに入る。僕が腰を突き出すと、奈緒もそれに合わせてお尻を打ち付けてくる。パンパンパンパンとリズミカルな音が教室にこだまする。
「も、もうイキそうです!」
「ああ、僕ももうすぐだ!」
パンパンパンパン・・・パンッ!
 二人の動きが完全にシンクロし、僕のペニスが奈緒の子宮口に当たった瞬間、奈緒は背中を思いっきり反らせた。そしてペニスが今までに無い強さで締め付けられる。
 「うっ、くっ、ぐうー」
奈緒が声にならない叫び声を上げる。その瞬間、僕も射精していた。
 ギュー、ギューととんでもない圧力で射精する。いや射精するというより搾り取られると言ったほうがよいかもしれなかった。歯磨きのチューブを一気に搾り出した、そんな感じだった。
「うおぉー」
 僕は吼えた。信じられないほど気持ちがいい!二人は繋がったまま硬直していた。
 おそらく1分足らずの間だろうが、僕には永遠にも等しかった。やがて奈緒の力が抜け、ペニスの締め付けが緩む。ずるりとペニスを引き抜くと、奈緒はその場に崩れ落ちた。しかし僕も奈緒を支えてやることが出来ず、ぺたんと床に座り込む。
「「はあ、はあ、はあ、はあ」」
 お互いの息遣いが聞こえるなか、むくり、と奈緒が起き上がった。何も言わずに見つめあう。再び唇が重なり、僕は奈緒をやさしく押し倒した。

                          (パート4に続く)




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