姉貴はペット(パート2:景子の場合)
作 TEKE・TEKE
「じゃあ、オレのペットになるって誓うか」 健が私に深く挿入したまま聞いてきた。 「・・・誓います」 「じゃあ、これは契約の儀式だ」 弟がゆっくり腰を使い始める。
異母姉弟のよる近親相姦。私達の家族は歪んでいる。 大きな法律事務所を開設している父も母も仕事が第一だった。 父は跡継ぎを欲しがったが、母は仕事にさしつかえるので子供があまり欲しくなかった。 それでも父のたっての希望でもうけた子供が私、すなわち女の子だった。 だが父は男の跡継ぎが欲しかったのだ。 しかし母はもう一人生むことを拒否したため、父はよそで子供をもうけた。 愛人を作って生ませたのではなく、父の精液を採取、選別し人工授精させたのだった。 相手は父親が交通事故で障害をおって経済的に困窮していた教え子の女子大生。 援助するかわりに妊娠、出産を承諾させ、親権はすべて父にゆだねることにされた。 その女性が今どうしているのか、私は知らない。 妊娠、出産のため休学したあとそのまま復帰することなく退学したことまでは調べた。 出産後手切れ金を渡し、彼女の父親が亡くなったあと援助も打ち切ってしまったらしい。 そのあまりに身勝手な両親の仕打ちを弟は知り、私達家族に復讐しようとしたのだ。 実は私も、弟がすごく慕っていた家政婦さんを、私のつまらない嫉妬から要らぬ告げ口をして首にしてしまったことで、弟から恨みを買っていた。 その家政婦さんは弟の実の祖母、つまり弟を生んだ女子大生の母親であったらしい。 そして弟は、私をペットにする、と言う方法で復讐しようと考えた。 でも、私だって両親を恨んでいたのだ。 跡継ぎに女であった私は要らない、と外に男の子をもうけた父親。 仕事が大事で、実の子供の私にさえ関心がなく家庭教師と家政婦さんにまかせっきりにした母親。 だから、家政婦さんに甘えさせてもらっていた弟に嫉妬したのだ。 でも、もし弟がその家政婦さんの血のつながった孫であるなら当然のことだろう。 私も誰かに愛されて甘えたかった。 それがたとえペットとしてであっても・・・。 だから、弟が私をペットにする、と言ったとき、それでもいいか、と思ったのだった。
コトが終わり、弟が私の拘束を解くと横にゴロンと寝転がった。 弟とのセックスは背徳感もあり、今までに無いほど感じた。 私は弟の胸にすがり付いて言った。 「私達、イケナイコトしちゃったね・・・」 「・・・ああ・・・」 「ふふっ、ペットかぁ・・・。私、健のペットになったんだよね。ねえ、ペットって何をすればいいの?エッチなこと?」 「それはこれからじっくり調教してやるよ。姉貴はオレの言うこと聞いていればいいのさ」 調教と聞いて思い浮かぶことがあった。 全裸に首輪だけの姿でリードに繋がれて犬のように扱われる、AVでよく見かけるシチュエーションだ。 弟は私にあんなことをさせたいのだろうか? まあ、いい。いずれ判ることだろう。それよりも今はもっと感じていたい。 「ねえ健、もう1回しようか?」 そういうと、私のほうから弟の上に覆いかぶさっていった。 騎乗位は初めてだったが、自分で主導出来るのがいい。 私が腰を落とす瞬間に弟も突き上げてきて、先端が子宮口にあたると痺れるほど気持ちが良い。 イキそうになると、ストロークを遅くして呼吸を整え、回復してくると腰の上下を早める。 「あ、姉貴、もう・・・」 弟はもう限界らしい。 「うん、いいよ、一緒にイこう?」 ストロークを早めると中で具ググッと膨らんできた。 腰を落とした瞬間に、思いっきりオマンコを締め付ける。 「ああっ!イクッ!」 「ううっ!で、出る!」 中で弟のモノがはじけた。 ドクドクと波打って、下腹部に熱いものが広がってゆく。 私は激しくカラダを痙攣させたあとゆっくりと弟の上にかぶさった。
こうして私は弟のペットになった。 事務所は普通に出勤する。服装も今までと変わらない。 変わったのは普通のパンストではなく、ガーターベルトを着用するようになったこと、そして常にノーパンだということだ。 最初は恥ずかしかったが、これも慣れてしまうと開放感があって気持ち良い。 スカートはタイトか膝丈より長いものがほとんどなので、覗かれる心配はほとんど無い。 家に帰ると玄関で全裸になり、首輪を着ける。 するとそれまで全然平気だったのに淫らな気持ちになってオマンコが濡れてくる。 でもご主人様のお許し無しにオナニーすることは禁じられている。 ご主人様の前で芸をして、ちゃんとできたらご褒美としてオナニーする事が許される。 それが済むとはじめておチンチンを頂くことができる。 部屋では全裸で過ごし、芸を披露することにはすっかり慣れた。 でも、このままではすまないのは判っている。いずれ外に連れ出されるだろう。 なんとなくその日が近づいていること私は感じていた。
金曜日、終業時間間際に弟から電話があった。 迎えにゆくので、弁護士事務所のビル横の路地で30分後に待ち合わせということになった。 今、弟は専門学校にバイクで通っている。このままどこかにツーリングにゆくつもりだろうか? 弟はほぼ時間通りに来た。 「後ろに乗って」 と言われてフルフェイスのヘルメットを渡された。 それを被り、横座りで乗ろうとすると 「ちょっと遠くまで行くし、途中にカーブもあるからその座り方は危ないよ。シートを跨いで乗るんだ」 と言われた。 「でも、今日はタイトスカートだからこの乗り方しかできないわ」 次にくる返答が想像ついていながらも、抗議してみる。 「スカートを脱げばいいじゃないか」 単にどこかへ遊びに行こうということではないと思っていたけれど、やっぱりそうだった。 スカートを脱げばノーパンの私は、上半身はブラウスにビジネススーツなのに、下半身がストッキングとガーターベルトにハイヒールという珍妙な格好になってしまう。 これが素足にミュールでも履いていれば、ビジネススーツを脱げば一見まともに見える。 下半身はミニスカートかショートパンツを穿いていると思われるはずだ。 しかしガーターベルトがいやおう無く注目を集めてしまう。 私の格好を見た人は、まさか、いやもしかして・・・、と思うはずだ。 「早くしないと誰か来ちゃうよ」 私に選択の余地はなかった。 バイクが大通りからの目隠しになる位置に移動して素早くスカートを脱ぐ。 皺にならないように丁寧に畳んで仕事用トートバックにしまう。 バイクにまたがろうとすると、パールローターを渡された。 「い、いやよ。こんなところで・・・」 「だめだ、入れるんだよ。その代わり運転中は動かさないから」 仕方なくパールローターを咥えて、唾液でしっかり濡らす。 大通りに注意しながら、パールローターを挿入する。 外でスカートを脱いだことで興奮していたのか、思っていたよりすんなりと入った。 バイクの後部に大股開きで乗る。 「じゃあ、行くよ。しっかりつかまっていてね」 バイクが走り出したが、それから後のことは良く覚えていない。 バイクが信号などで停まるたびに生きた心地がしなかった。 周りのドライバーや歩行者からの視線を痛いほど感じる。 そしてバイクが走り出せば、スーツの上着からはみ出たブラウスの裾がひらひらと舞ってお尻が丸見えになる。 どちらにしても羞恥地獄だった。 私のお尻に気をとられたドライバーが事故を起こさないことを願うばかりだった。 それに加えてバイクの振動がパールローターに伝わり、スイッチが入っていないにもかかわらずローターが振動して性感帯を刺激したため、気持ち良くなってきてしまった。 バイクのシートがべたべたしてきているのがはっきりとわかる。 私はバイクから振り落とされないように弟に回した腕にしっかり力を込めた。 1時間ほど走っただろうか、気がつくとバイクは舗装された山道を走っていた。 何度か来たことがある○○山だった。 山全体が観光地になっており、展望台やロープウェイ、ホテル、レストラン、牧場、美術館などが点在する。 日は完全に暮れて、すれ違う車もまばらになっている。 バイクは無料駐車場のある展望スポットに停まった。 トイレと自動販売機しかないところだが、夜景がきれいなためカップルが多い場所だ。 車が何台か停まっているが、皆お互いを気にしてか、ばらばらに駐車している。 すでにあたりは真っ暗になっており、駐車場に点在する外灯の周りだけが明るい。 ほとんどは車の中でいちゃついているらしく、外で夜景を眺めているのは1組だけだった。 バイクで来ているのは自分達だけだった。 他の車は皆外灯を避けているのに、弟はバイクをわざと一番端にある外灯の真下に停めた。 私達だけがスポットライトを浴びているようだった。 私はバイクを降りて、少しでも外灯から離れようと夜景の見える手すりのほうに向かった。 弟はバイクのシートを上げて何かを取り出していた。 取り出したものを後ろに隠すようにして近づいてきた。 ニヤニヤする弟をみて悪い予感がした。 弟が見せたのは首輪とリードだった。 家の中では何度も着けたことのある首輪とリード。そのときは当然全裸だった。 外で首輪を着けさせられるは初めてだった。 同じようにここで全裸になれ、ということだろうか? 「姉貴、さあ着けて」 「い、いやよ!ここは外なのよ。それに周りに人がいるじゃない!」 「皆自分のことだけで、周りなんか気にしていないよ」 「で、でも・・・怖い」 「大丈夫だよ。本当は姉貴もやってみたいんじゃないのかい?」 ドキッとした。 言われて初めて、自分の中に此処で全裸になっていつものようにペット扱いされたい、と望んでいるもう一人の自分がいることに気がついた。 「そ、そんなことないわ・・・」 そう言いながらも、ここで全裸ペットになった自分の姿を想像して声が震えてしまっている。 弟の手が私のスーツに伸びて脱がそうとする。 「お願いやめて・・・。自分で脱ぐから・・・」 消え入りそうな声で言うと弟は手を離して外灯を指差した。 「あ、あそこでストリップをやれっていうの?」 「そうだよ」 もう逆らうことは出来なかった。ふらふらと外灯の下に戻る。 スーツの上着を脱ぎバイクのハンドルに掛ける。次にブラウスのボタンを順番に外してゆく。 駐車している車のなかからこちらの様子を窺っている気配を感じたので、ボタンを全部外し終えたところで、その場でくるりと一回転した。 はだけたブラウスの間からはブラが、そして下半身はガーターベルトと太腿までのストッキングしか着けていないことが見えたに違いない。 それからじらすようにゆっくりとブラウスを腕から抜いて地面に落とした。 弟に対して後ろ向きブラのホックを外す。 弟のほうを振り返ってちらりと見てブラを脱ぎ落とした。 そして両手を頭の後ろで組んでから弟のほうを向いて、軽く脚を開いた。 「ご主人様、お願いします」 弟が首輪を巻き、リードを取り付けた。 外灯のスポットライトの中に、首輪とリードを着けて発情したメスが立ちすくんでいる。 全裸ではなく黒のガーターベルトとストッキングにハイヒールを履いているのがよけいに淫らさを強調している。 「少し散歩をしようか。よつんばいになるとストッキングが破れるからそのままでいいや」 挿入していたパールローターが振動を始める。 「あそこの人に姉貴のペットぶりを見せてあげようか・・・」 弟は一番近い場所に停まっていた車に向かって歩きだした。 リードを曳かれて私はそれについてゆく。 運転席に座っている男性がこちらを見ているがはっきりわかる。 助手席の女性も体を乗り出して興味津々のようだ。 弟は車まで5mほどのところでとまった。 「大股開きでしゃがんでチンチンの格好をするんだ」 私は言われたとおりのポーズをとった。 「にっこり笑って"ワン"と鳴くんだ」 「ワン!」 私は何も考えず反射的に命令に従った。 車の二人があっけに取られた表情でこちらを見ている。 「じゃあ、次にいこうか」 私はその時駐車場に停まっていた車すべてに同じコトをしてまわった。 最後の車に向かうころには、オマンコはべちょべちょになっており、挿入しているパールローターを落とさないようにしっかり締めつけていなければならかった。 ここに来ていたカップル達はいつの間にか車から降りて遠巻きに私達二人を見つめていた。 最後の車に挨拶が終わると、弟は一番近く似合った外灯に向かった。 なにも指示されなくても私は何をしたらいいのか判っていた。 私達を取り囲むようにカップル達が立っていた。 外灯の側についた私は彼らに向かって再びチンチンのポーズをとった。 それから彼らのほうにお尻をむけると、片足を大きくあげて外灯の支柱に引っ掛けた。 緊張からなかなかでない。 皆の視線がオマンコに集中しているのがはっきり感じられる。 そのときパールローターの振動が最大になった。 「あっ!」 しゃーと言う音とともに外灯の光をきらきら反射しながら外灯の根元にオシッコがかかる。 10秒にも満たない時間だっただろうが、私には永遠にも等しく感じた。 私はオシッコをしながらイッた。 オシッコが終わった瞬間に、弛緩したオマンコからパールローターが滑り落ちた。 崩れ落ちる私を慌てて弟が支えると、まわりから拍手が起こった。 その後、みんな自分達の車にもどりそれぞれ去っていき、駐車場には私達だけが取り残された。 うっすらと目をあけると弟が私の顔を覗き込んでいた。 「だいじょうぶ?」 「うん」 そういうと私は弟にお尻を向けて四つんばいになり、腰を左右に振った。 「ねえ健、しよう?」
帰りは全裸のままバイクに乗って帰宅した。 途中、車からクラクションを鳴らされたりしたが、警察に見つからずにすんだ。 駐車場からマンションの部屋に向かうとき、住人に見られないかとひやひやしたが、誰とも会わずにすんだ。 なんとか部屋に入ると、安堵のあまりへたり込んでしまった。 ようやく安心できる環境になり、自分のしたことを冷静に振り返ってみて、恥ずかしさのあまり死んでしまいたい、と思った。 見ず知らずの他人の前で、全裸で犬の真似事をして、あまつさえ放尿までしてしまったのだ。 とてもまともな人間のすることではない。それなのに私はかつてないほど感じていた。 私はもう普通じゃない、変態なんだ、と思うとなぜか涙が溢れた。 泣いている私に気がついた弟がやさしく抱きしめてくれた。 「どうしたの?」 「ううん、なんでもない」 そう、私は弟のペットになる、と決めたのだ。だから全てを受け入れよう。 「ねえ、どうだった?私ちゃんとペットになりきれていたかな?」 「ああ、完璧だったよ。オシッコしたところなんか最高だったよ。かなり恥ずかしかったんじゃないの?」 「うん、すごく恥ずかしかった。でもその分うんと感じちゃったの。私、恥ずかしければ恥ずかしいほど感じるみたい。りっぱな変態だよね・・・」 「姉貴はそんな難しいことを考える必要はないよ。オレの言うとおりペットライフを満喫してエッチなことをしていっぱい感じていればいいんだよ」 「うん、そうだね・・・。ねえ、昔みたいに一緒にお風呂にはいろうか?」 「お互い洗いっこしよう?」 「えー?」 「ペットの衛生状態や体調の管理は飼い主の義務じゃないの?」 その言葉を聞いたとたん、弟の目がキラリと光った気がした。 あれ?もしかして何かまずいことを言ったかしら? 「判った、一緒に入ろう」 急に素直になられるとなんだか怖い。 その訳を私は後日思い知ることになるのだが、今はまったく見当がつかなかった。
次の日はなにか用事があったらしく弟は外出し、私は家で全裸に首輪だけの姿で静かに過ごした。 本を読んだり、テレビをみたり、食事を作って食べたり、全裸であること以外極めて普通の生活を送った。 弟は夕方には帰ってきたので、一緒に夕食をとったあとは、ペットプレイをして、一緒にお風呂に入って、エッチして寝た。 こんな生活がずっと続けばいいと思っていた。
露出ツーリングを行ってから2週間ほどたった土曜日、朝早く起こされた。 昨日、お風呂を上がってからすぐ寝たので、完全に全裸の姿だ。 レンタカーでドライブに行こうといわれた。 1泊2日の予定で、行き先は長野の諏訪湖。 なぜそんなところを選んだのかは教えてくれなかった。 距離はあるが都内から中央高速道路が諏訪湖までつながっているので、意外と早くいける。 最近、ネットで色々調べていたことと関係があるらしい。 ともあれ、久しぶりの遠出で泊りがけなのでルンルン気分で着替えなどの荷物を用意していると、 「姉貴は何も必要ないよ」と言われた。 やっぱりペットに着替えは必要ないらしい。ちょっとがっかりした。 ということは、全裸に首輪だけの格好でマンションからレンタカー屋まで連れて行かれるのだろうか? 露出ツーリングの帰りは夜中だったので、なんとか住人に会わずに済んだが、今日は土曜日であってもすでに朝6時をまわっている。 レンタカー屋はどんなに早くても7時くらいが開店だから、そのころには十分人通りがあるに違いない。 マンションの住人に見られる可能性もかなり高い。 違うよね、そんなことしないよね。 住人に見られちゃったらここに住めなくなっちゃうよ。 でも・・・ちょっとだけなら・・・やってもいいかも・・・。 そんな危ないことを考えていると、白いセーターを手渡された。 胸元が大きく開いている代わりに長袖がついている。丈は太腿くらいまであった。 「今回はノーブラね。それといつも通りガーターベルトをしてね」 セーターはゆったりしているが、首からデコルテ部分が完全に露出するので首輪をしていたらものすごく目だってしまうし、胸の部分もノーブラだったら乳首が浮き出てしまう。 裾は太腿まであるが、歩くとずり上がってきそうで、下にショートパンツかミニスカートを穿くこと前提にしたデザインだった。 外を歩けないほど露出度が高いわけではないが、かえってエッチっぽくってかなり恥ずかしい。 「こ、これを着るの?」 「この陽気でコートを着ていたら絶対おかしいよ。それ、よく似合うと思うよ」 「く、首輪は?」 「姉貴がしたいと思ったらすればいいよ。かなり目立つと思うからね」 そう言われるとかえって困った。 「首輪をしろ」と命令されれば、覚悟を決められるし、自分自身に言い訳ができる。 でも自分に任されたら、自分のペットとしての覚悟を試されているみたいで・・・。 ガーターベルトとストッキングを穿き、セーターを着て姿見に写してみる。 やっぱり首が寂しい。 首輪を着けてみる。エッチ過ぎるけれど、やっぱり私はペットなんだ。首輪が無くちゃおかしい。 「そろそろ出かけるよ」 私を呼びに来た弟が私の格好をみて言った。 「ふーん、首輪をしたのか。じゃあ大丈夫だな」 この旅行でいったい何をさせられるのか、少し不安になる一言だった。
途中の道でも、レンタカー屋でも首輪をした私の姿はエッチすぎるセーターと太腿までのストッキングの効果もあり、注目の的となってかなり恥ずかしかった。 高速道路にのってから1時間ほどしてパーキングエリアに停まった。 自動販売機とトイレだけのある、トラックなどが仮眠や時間調整につかう寂しいエリアである。 トレーラーや宅配便の大型トラックなど3台、トイレのすぐそばに乗用車2台が停車していた。 トイレの前や自動販売機の前に、3,4人ほどがいた。 弟は、乗用車から3,4台ほど間を空けた位置に車を停めた。 しばらく待っていると、乗用車は2台と出て行った。 トレーラー2台とトラックは仮眠でもとっているのか全く動く気配がない。 「姉貴、そろそろオシッコしなくないかい?」 「ええ、そうね。この先長いんだったら行っておいたほうがいいかしら」 「そうだね」 「じゃあ、行ってくるから此処で待っていてくれる?」 「いや、オレもいくよ」 と言って二人とも車から降りた。 私がトイレに向かおうとすると、弟は地面を指差して、 「ここでするんだよ」 「そ、そんなこんな開けた場所で、できない。丸見えになっちゃうわ」 「この前も同じようなところでオシッコしたじゃないか。それに最近、家での姉貴のトイレは洗面器だっただろう?」 「あ、あれは夜だったし、家とでは雰囲気が全然違うわ。こんな明るくちゃできないわ」 「大丈夫だよ、車の陰ですれば、停まっているトラックからは見えないよ」 「で、でももし、別の車が入ってきたら・・・」 「そうだね、トイレに立ち寄る車がきたら、確実に僕達の近くに停めるだろうからばれちゃうね」 「だ、だったら」 「だったら、早くやったほうがいいんじゃないの?」 「うっ・・・」 「さあ」 「わ、判ったわ」 私は諦めると、セーターを胸の下まで捲り上げて、下半身をむき出しにした。 いつものように片足をあげようとすると、 「脚を大きく開いて、後ろに両手をつくんだ。オマンコを突き出すようにして。そうそう」 私は弟にいわれたポーズをとった。 ブリッジのように腰を浮かして、両腕、両脚で踏ん張り、腰を前に突き出す。 「これだと、オシッコの出ているところがよく見えるんだよ。いつもの犬のポーズもいいけど、この格好も新鮮でいいだろう?ただ、犬のポーズより遠くまでオシッコが飛ぶから、外の広いところでしか出来ないのが残念だけどね」 なれない格好で括約筋を緩めるのに時間がかかったが、何とかオシッコをすることができた。 弟は少し離れた真正面から見ていたが、予想以上にオシッコが遠くまで飛び、弟の靴にかかってしまった。 (こんな恥ずかしい格好をさせるからだ、ざまあみろ)と内心で舌を出した。 車に乗り、発進しようとしたところで、別の車が入ってきて、私がさっきオシッコした駐車スペースの隣に停車した。 「は、早く出して」 「なんだよ、姉貴?」 「いいから・・・」 隣の車からカップルが降りてきた。 助手席側の女性は、脚をおろす場所にあった水溜りに気がついてすこし顔をしかめる。 まさかオシッコとは思わないだろうが、靴の底が濡れること嫌ったのだろう。 だが女である私にとって、排泄物を見られるのは、裸を見られるより恥ずかしい気がした。 車は再び高速を走り始める。 私はずっと俯いたままだった。 もし、あのカップルの車がもう少し早く来て、私がオシッコをしている姿を見られていたら、と思うと恥ずかしくてしかたが無かった。 女は男と違い、途中でオシッコを止めることができない。 白昼、下半身を丸出しにしてオシッコしている女をみてどう思うだろうか? 変態?それともAVの撮影とでも思われるのだろうか? オシッコをしている私の周りにどんどん人が集まってくる。 早く終わらせたいのに、なかなか終わらない。 永遠にも思える時間がたってようやく出し終わったときには、私の正面に10人以上の男の人が集まっていた。 「あ、あの・・・」 「おい、姉ちゃん、オシッコの次はオナニーを見せてくれるか?」 「あ、は、はい」 私はなぜか素直に要求にしたがってしまう。 「あっ、いや、見ないで・・・、気持ち良い・・・」 恥ずかしいのに指が止まらない。 「いやっ、イ、イクッ!」
「姉貴、そろそろ着くよ」 いつの間にか私は眠っていたらしい。 車はすでに高速を降りて街中を走っていた。 ついた先は諏訪湖ほとりにある工業団地の一角にある「更科金属加工」という工場だった。 来客用スペースに車を止めて、受付に向かう。 「すみません、更科工房はこちらでいいんでしょうか?」 「ああ、この工場の裏手にある別棟のプレハブになります。車はそこに置いておいて大丈夫ですよ」 裏手に回ると、プレハブが建っており木の縦看板に「更科工房」とある。 「すみません、メールと電話で連絡していました佐川ですが・・・」 横引きの扉を少しあけて中に向かって弟が喋ると 「お待ちしておりました。お入り下さい」 とすぐに返事があった。 中に入ると40歳くらいの男性がいた。 「はじめまして、佐川健といます。京山さんですか?」 「師匠の更科は急用で出かけました。私は弟子の京山と言います。お話はうかがっておりますので私が対応させていただきます」 私は部屋の中を見回した。 部屋の中央には大きな木の作業台があり、色々な形をした金属の板や棒、切り出した革のパーツやハンマーやはさみ、巨大なペンチのようなものが置いてある。 そのとなりにスチール製の机があり、金属製のパンツのようなものが置いてある。 奥のほうに棚があり、黒い革のベルトのような物や金属製の環や鎖が分類しておいてあった。 そして窓辺の棚に置いてあった首輪と革手錠を見てやっと理解できた。 ここはSMグッズを作っている工房なんだ。 「注文のものはできています。お試しになりますか?」 「いえ、先に採寸をお願いします」 「採寸って?」 「景子の貞操帯を作るんだよ。全部脱いで」 「えっ!」 「セーターもストッキングも脱いで全裸になるんだ」 「い、いやよ。こんなところで」 「でも素人に採寸は難しいんだよ。ずっと着けて生活するものだし、プロにきちんと測ってもらったほうがいいんだよ」 「今は簡易の採寸キットがあるので、ちょっとコツを掴めばかなり正確に測れますよ。それに試着段階で微調整できますので、多分大丈夫です」 「そんな物があるんですか?」 「師匠は全て自分でやることにこだわっているので、採寸キットは好きじゃないんですよ。だから 言わなかったのでしょう。師匠には私が直接採寸したことにしておきますから、キットを使ってください」 京山さんはビニールに包まれた白いベルト状の採寸キットを持ってくると弟に手渡した。 「ぼくの書いた説明書のとおりに順番にやれば正確に測れます。僕は外にでていますから」 そういうと、京山さんは工房から出て行った。 弟は私を全裸にすると、説明書のとおりに採寸用のベルトに印をつけていった。 10分ほどかけて測り終わり、私が服を着たところで外に声をかける。 「うまく測れましたか?」 「多分」 京山さんは服の上から私のプロポーションを値踏みするように見ていたが、やがて肯いた。 「大丈夫そうですね。出来るまで1ヶ月かかります。出来上がりましたら連絡しますので、またご来店のほうをお願いします。申し訳ありませんが代金は先払いになります」 金額を聞いて私は驚いたが、健はあたりまえのように即現金で支払った。 「こんなに高いの?」 「完全なオーダーメイドですからね。その代わり違和感なく普通に生活できますよ」 「これで景子を完全に管理できるなら安いものさ」 「これの使用には、お互いの絶対的信頼がとても大切です。決して無理はしないでください」 「判りました」 京山さんは窓辺の棚の下においてあった紙袋を持ってきた。 「ご注文の商品です」 中から、白い毛の生え長い手袋とブーツのようなものを取り出す。 「あるネット小説に出ていたグッズを特注で作ってもらったんだ。景子、四つんばいになって」 「えっ、私にコスプレさせるの?」 「ああ、いいから四つんばいになって」 健がすこしイラついたように少し声を大きくしたので、私はおとなしく従った。 短いセーターがずり上がってしまうので、お尻を健のほうに向ける。 健は私のヒールを脱がせると毛皮のブーツを私に穿かせた。 ブーツの長さは、ストッキングより少し短く膝の少し上まである。 つま先を向こう臑と一直線に伸ばした状態で固定するようになっており、これを穿いたままではバレリーナのように爪先立ちでなければ立つことができない。 次に長手袋をはめられる。 こちらは、手のひらが手刀のような状態で固定されて、物をつかむことができなくなる。 どちらも毛皮に隠れていたベルトを何箇所か締めると脱ぐことが出来なくなった。 つまり、これは私に四つんばいの姿勢を強制するためのものだった。 両手足に"獣足"のつけた犬のような生き物、それが今の私の姿だった。 「家ではこれと貞操帯を着けてもらうからね。京山さん、どうもありがとうございました。じゃあ、景子このまま車まで行こうか?」
車に乗ってから健に聞いてみた。 「ねえ、私に貞操帯を着けさせるつもりなの?」 「そうだよ」 「私が誰かと浮気しないかと心配なの?」 健が吹き出した。 「あはは、そんなこと心配していないよ。心配しなきゃいけないのは姉貴自身さ」 「どういうこと?」 「貞操帯っていうのは、確かに十字軍で家を長期間留守にする兵士が妻の浮気を心配して着けさせたものだけど、全く別の意味もあるんだ。今の貞操帯は排泄の管理もできるんだよ」 「排泄管理って、オシッコや、その、大きいほうを管理するってこと?」 「そうだよ。ただ、オシッコは数時間おきにしたくなるものだから、管理が難しいんだ。病気にもなりやすいから素人には難しい。だから僕がやるのは大きいほうだけさ」 「健ってスカトロ趣味だった?」 「よくそんな言葉知っているね。でもスカトロ趣味じゃないよ。でも考えてみて。性欲や排泄欲って人間の本能だよね。その本能を他人に管理させちゃうってすごいことだと思わない?」 「言われてみればそうね・・・」 「それに貞操帯は、なにもエッチを我慢させるためだけに使うとはかぎらないよ。例えばリモコンバイブを入れたまま貞操帯を着けられたらどうする?一日中バイブを入れたまま取り出すこともできない。エッチな気分になってもオナニーもできない。もし、外を歩いているときや、重要な会議をしている最中にバイブが動き出したらどうする?それお尻の調教も本格的に始めるよ。いつでもアナルセックスできるように、拡張プラグをいれてもらうからね」 私は戦慄した。今までは家にいる間だけ調教されていた。 でも貞操帯を着けられたら、24時間調教され続けることになる。 帰り道、また閑散としたパーキングエリアで、獣足を着けたままで、今度は牡犬の姿勢でオシッコをさせられた。 レンタカーをかえす直前、健はさすがにまずい、と思ったのか獣足をはずしてもらい帰宅した。 部屋に戻ると再び獣足を着ける。 獣足は今の季節は蒸れてしまうが、寒くなれば重宝するだろう。 来月貞操帯が出来上がれば、仕事中であっても私は性欲と排泄を弟に管理されることになる。 私は少しずつ弟に人間性を譲り渡し、弟の従順なペットとなってゆくのだろう。 そのうち仕事も辞め、何もかも弟に依存しどんなことでも弟の命令に従い弟を喜ばせることが私の全てになってしまうかもしれない。 もちろん現実的には無理だろうが、人間すら辞めて一生弟のペットとして過ごしたい、と考えている自分がいる。 以前読んだネット小説。 四肢を切断し文字通り人間を廃業して、4つ足の生き物としてご主人様のペットになる。 想像しただけで私は興奮し、オナニーを繰り返してしまう。 貞操帯を嵌められ、それすら禁止されてしまったら、私はどうなってしまうのだろう?
(終わり?)
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